ひな菊の丘から

はつなつの風コンサート

何やら、日々気ぜわしく、あっという間に一週間が経ってしまいます。勝手に忙しくしているのは自分自身なので、誰に文句を言うこともできないので困ってしまいます。という訳で、ちょっと時期を逸した感のある文章ですが、お許し下さい。

昔から仲良しの京ちゃん(仮名?)のコンサートに行ってきました。前回、京都であった時は、確か欠席してるし、前に行ったのはいつだったかな?演奏自体は昨年のSea Mountainで聴かせてもらいましたが、こうやってゆったりと落ち着いて聴かせていただくのは久しぶりです。彼女と大学時代同期で、一緒にバンドもやっていた、TANちゃんと待ち合わせして出かけました。先日、アナザーで会った、とみちゃんも一緒にバスに乗りました。徒歩だと駅から20分くらい、とのこと。でもいいお天気で暑かったのと、確実に急な上り坂だとわかってたので、バスにしたのでした。バス停からてくてく歩いていると、可愛いミニが追い抜かしていきました。とみちゃんと昔一緒にバンドやってた たあこでした。

遊楓亭 というすてきな場所がこの日の会場。入口です。




フライヤーが貼ってあります。



なんかちょっとすごい。



狸さん発見!なかなか前へ進めません。



といいつつも、会場内に到着。比較的早く入ったので、位置的には後ろでしたが、椅子のある場所を確保できました。なんせ、膝が良くないもんで、畳に座るのはちょい苦痛。各テーブルには、アイスティーを入れたポットとグラス、おしぼりなどが置いてありました。後でわかったのですが、この紅茶もとても凝ったものでした。



通路にもなる縁の向こうのお庭。ガラス戸もなんかすてきです。



チューニングに勤しむ京ちゃん



ハーパーズカフェのお二人が揃って、そろそろライブの始まりです。



遊楓亭のオーナーさんのご挨拶から



客席の一番前に、このボンボン時計がありました。3時を知らせてからのスタートでした。



kumiさん



京ちゃん



基本、MCは彼女の仕事みたいです。時々チューニングしながら、とか半音上げたり下げたりしながら、たいへんやろうなあ。



で、kumiさんもちょっとお喋りしたりしてはります。



一部は、ハーパーズカフェでの演奏。アイリッシュは全くの素人なので、曲名とかはわかりません。あ、知ってる曲もあったけど。ふたつのハープの音が重なったり絡み合ったり、ゆったりと夢見心地にさせてくれるので、ご本人たちもいつも「眠くなる音楽ですみません」「遠慮せず寝てくださいね」なんて言われます。気持ちいいのは間違いないので、就寝時のBGMに彼女たちのCDを使わせていただくこともありますが、この日はしっかりと目も耳も開いて堪能させていただきました。



kumiさんのおはなしのコーナーもありましたね。



続いて、この日のゲスト、藤野由佳さんfrom東京、色んなユニットで活躍されているアコーディオン奏者さんです。ご覧の通りのべっぴんさんなのですが、



とてもアグレッシブに演奏されるので、ほとんど顔が見える写真が撮れませんでした。



ハーパーズカフェのお二人、彼女の大ファンだそうで、前日の京都とこの日の2回のジョイントが実現したとのことでした。



1曲だけ、kumiさんが入って演奏された曲は、中尊寺のイメージソングになる、と言われていたと思います。(違ってたらゴメンナサイ)



オリジナルもたくさん作っておられて、中の一つは、矢田寺の紫陽花が枯れる時のイメージで作ったのですが、さすがにそれはアカンやろ、というので『紫陽花の庭』というタイトルになったとか。



なんでしょう?この指先は。



休憩時間には、地元の超有名店、ツマガリのシュークリームでお茶をいただきました。わざわざオーナーの奥さまが、専門店でアイスティーに合うお茶を選んで買ってきてくださったそうで、とても美味しくいただき、うちのテーブルはお替りまでちゃっかりポットでいただいてきちゃいました。

3部が始まります。今度は3人揃って。カメラや携帯があちこちで構えられてます。



ちょっとしたアクシデントがあり、これはお客さま方で横木を支えてはるところ。



ちょっと前に出て撮ってみましたが、



正面というわけにはいかないので、こんな感じです。



アコーディオン持ち替え。



2時間超のコンサートが終了しました。なんだか自分がとっても良い人になったみたいな気持ちで帰途につきました。心が浄化されたのだと思います。



蚊遣りの豚さんがお見送りしてくれました。



出演者のみなさんは、この後も場所を移してセッションされたとのことです。二日間のコンサートの後で、ですよ。元気やなあ。

ハーパーズカフェの演奏を聴いた後は、いつも思うことですが、なんて優しい音楽なんだろう、ゆったりふんわりとした気持ちにさせてくれる音楽なんだろうというのが私の感想です。今回は、パワフルで男前な(なんて言っちゃ失礼でしょうか?音楽に向かう姿勢がそんな風に感じられたのですが。)アコーディオンと共演して、ぶつかるのでも負けちゃうのでもなく、すごく自然に絡み合って豊かな音になってるなあ、と思いました。繊細だけど力強い、柔らかであったかいけど分厚い、そんな感じです。拙い感想で読んでくださる方に伝わるかどうか?機会があれば、ぜひまた聴きに行きたいと思います。
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