ひな菊の丘から

3Duos Reunion Live at Garth

中津にあったライブハウスGarthが、しばらくのお休みのあと、心斎橋で再始動する、と聞いたのは3月頃でしたか。それぞれ夫婦デュオでライブをさせていただいてた3組が、合同でライブをしよう、という事になりました。この組み合わせは4年ほど前にも一度やってるのですが、Garthでは初めてです。とはいえ、お店がどんな感じか(キャパも含めて)全く事前調査も無しで当日を迎えてしまいました。集客もどのくらいしていいものやら(って、デイジーヒルはいつも全然集客できないんですけどね。)分からず。地下、ということはわかってたので、何となく狭いお店のイメージを頭に描いていました。

地図を片手に、でも自信ありげに相方は歩いています。ふと見ると、八幡筋。ではこのもう少し先で、某ブルーグラスバンドのライブもあるのだなあ、なんて思いながら。とある角で相方が曲がりました。この辺やで。何となく居心地の良くない雰囲気です。無料案内所とかいっぱいあるし・・・。時間が早いので、客引きみたいなのはなかったけど、これは夜になるとちょっとスゴイかも?で、相方ですが、立ち止まり首を傾げてます。え??自信ありげやったやん。「いや、地図見たらこの辺のはずやねんけど。」「住所は?」「心斎橋筋」「ちゃうやん、ここ宗右衛門町やん。」「おかしいなあ、一筋手前かな。」すでにめおと漫才の気配。

何とか到着。ビルの名前覚えてて良かったです。入口にこんな素敵な看板が出てました。




正面は弧を描いた木の壁ですが、ここにペンキでお店の名前書いてはったんですね。



ちなみに、これから行かれる方へのサービス。ビルの看板はこれです。



オープンは、ちょうど美星フェスと重なったので、誰もお祝いに駆けつけることはできなかったのです。まだ2週間ほどですものね、お花もいっぱい届いたんでしょうね。



ちょっと危険な匂いのする階段を下りると入口です。(単に酔っ払ってると危ない、ってだけですが。)




あら?真っ赤な椅子。



ソファ席もあります。カウンターは以前より少なめかな。思ってたよりずっと広いお店です。



液晶画面は両側の壁とカウンターの中と、都合3台。イーグルスやリンダのDVDが流れてました。



入ってすぐのところに大きなサボテンも。



これ、カウンターの内側ね。



ステージの背にあるのは、以前のお店の看板だそうです。ちょっとした秘密が隠れてます。



照明は幌馬車の車輪っぽい



マスターUさんの宝物らしいです。SKEの限定品Tシャツ



そんな中でPAの調整をするはっしー



を横目に、ビール注文しちゃいました!いや、はっしー夫妻が先に注文したんだった。



突然行方不明になったかと思ったら、すぐそばのドンキホーテで外国人ツーリストの買い物の様子を観察してきた相方。後ろでリンダが歌っています。



ひとつめのユニット、ナオミ&ハッシーです。



仕事が忙しくて全然練習できない、って言うてたけど、そんなこと全くなかったです。



なおみの歌は安定してるわ。表情も豊かだし、いつ聴いても気持ちいい。



ギターにくっついているのは、サポートメンバーのうちだスネ夫くん(で、合ってたっけ?)



「なおみさんに、ヨゴレをやらせてすみません」とお詫びするはっしー



お店が広いので、すごく空いてるみたいに見えますが、そうでもないんですよ。







カントリー中心に歌い上げたなおみさま。(今まで、このブログでは、明らかにそうだ、とわかっててもイニシャルで書いてたのですが、ユニット名がお名前なんで、隠しようがありませんでした。)



二番手がわたくしどもでございました。事前打ち合わせのメールで、はっしーから、
「1番ぼくたちで、2番がデイジーヒル、ラストがRAKKANで行きましょう」とあったので、はいはい、最後じゃなきゃどこでもいいっすよ、と思ってたら、当日になってTANちゃんから、「ヨーコさん、順番変わって貰えませんか?」という申し出。でもね、TANちゃん、私たち、できれば早くビール飲みたいのよね~。あなたは飲まないでしょ?なおみさまは、こないだ美星フェスで出番が遅く、横で私がお酒の瓶を持ってたのを羨ましそうにしてたのよねー。だから最初は彼女に譲ってあげようと思ったの。でも次は譲りたくないの。だからTANちゃんたち、ラストね。

とわがまま勝手な理屈を付けて、順番は死守しました。



なぜか、私たちのステージの照明は『赤』でした。



40分ちょっとぐらい、ということで、セットリストを最初に組んだら、大幅に40分を超過してしまい、慌てて2曲外しましたが、どうせ外すなら、他のにすればよかった。その2曲はいつもいつも歌ってて、もういいか、と言うことで省かれたのですが、この日選んだ中で、数少ない『歌詞が入っている曲』だったのです。



上がっていた、というのではなく、やはり練習不足でしょうね。うまく口がまわらなくて、覚えているはずの歌詞も飛んでしまったり、詰まってしまったり、まあ散々な出来でした。ライブの常連じゃない曲を多く選んでしまったのが失敗だったかなあ。

普通の照明に戻りました~



セットリストです。
1.Somebody Stole My Gal
2.Feel Like Home
3.Coat Of Many Colors
4.Heaven With You
5.Like A Hurricane
6.My Rose Of Old Kentucky
7.The Rose
8.The Winding Stream
9.The One I Love Is Gone
10.They'll Never Keep Us Down



ギターはなおみのを貸してもらいました。ありがとね。



この日は、私のギターとPAの相性が悪かったのか、ちょっとハウり気味だったのですが、やっぱりGarthのPAは気持ちいいです。



MCで、「うちのバンドメンバーで、Today(ナオミ&ハッシーがやってるブルーグラスのバンド)の元メンバーで、TANちゃんとも仲良しの人が、もう来ると思うのですが・・・来たら、ああ、こいつがそうか、って見てやってください。」と言って曲をはじめたとたん、登場したのがこの人です。場内、ちょっと沸きました。



彼が到着したとたん、最後の曲でした。で、次はトリのRAKKANです。



おおー!彼らの照明はグリーンだわ。



いつも私たちがめおと漫才、と言われるのですが、この日は彼らに注目が集まりました。



MCは漫才なんですが、音楽はいつものようにすてきなデュオです。



しばらく聴いてなかったので、新曲(じゃないのかもしれないけど)がいくつかあって楽しかった。ここでは確実にTANちゃんがイニシアチブを取ってますね。



客席も聞き惚れてはります。







TANちゃんが退いて、O野さんのギターソロです。



この日は、故クラレンス・ホワイトの誕生日だったそうで、彼への思いを込めたソロでした。



たっぷり彼らのステージを楽しんだあとは、



全員で2曲ほど。4年前にやったきり、一度も合わせてないので不安でしたが、何とかなったかな?



お客さまの中に、この日結婚記念日を迎えられたカップルがありました。場所もわからず、店の名前も分からず、電話やラインや、いろんなものを駆使してようやくたどり着いてくれたMりちゃん、ありがとうね。



店の外を出たら、ものすごい景色でした。全身ラメのミニドレスのお姉さんとか、フィリピン系と思しき3人のお姉さん方とか、つけまつげが風でバサバサしそうなお姉さんとか山盛り。うーーん、Mりちゃん、一人でよう来たなあ。

ともあれ、Garth再出発おめでとうございます。またライブさせてくださいね!!声をかけてくれたはっしー、一緒にやってくれた皆さん、ありがとう。誰も抜けがけしなくて良かったね。
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