私はずっとお盆休み、いや、日曜だけど、相方は11日から16日までがお盆休み期間だった。そしてその初日は、彼の所属するバンド、サザン・マウンテン・ボーイズ・エターナルのライブの日だった。ところが、当日になって、メンバーがひとり体調不良で欠席するという。実はこの日のライブは、同じ大学の同好会のメンバーということで、私も呼んでもらってデイジーヒルのセットをやらせてもらうことになっていた。メンバーの不調でメールのやり取りが続く中、家で最終の音合わせをしていたら、なんと！私の声が行方不明になっていた。多少の不具合なら、ちょっとキーを下げたりしてやってしまうという手もあったけど、こりゃだめじゃ、無理じゃ、っていうようなありさまだったので、結局その旨を告げて、当日ではあったが、ライブの中止を決めた。(一応また後日仕切りなおすつもりではある。）
私の不調は熱は全くなく、単に声が出ない、というだけだったので、これはコロナじゃないだろう、と思ったのだが、家にあった抗原検査でなんと陽性。喉系の市販薬を買ってきてもらい、自主的に隔離された。ただ、この5日間、声が出ない→喉が痛い→喉がもっと痛い、以上。で終わって、熱も出なければ頭痛も倦怠感も味覚異常も全くなく、のどの後に来る咳とか胸の痛み(気管支）もなかった。なので、私は3日目には家族のご飯も作ったし隔離と言ってもほとんど気を使っていなかったかな。すんません。未だに本当に陽性だったのかは疑問だけれど。
本当は、お盆休みの予定としては、12日にねいろかふぇで、アリさんこと松田幸一さんのライブ鑑賞、13日に京都にドナルド君とJOTPのライブ鑑賞、14日は何も考えてなかったけどどこかにお出かけで、15日には墓参り、とこれくらいのことを考えていた。が、できたのは墓参りだけ、それも14日に。
家から車で出かけ、誰にも接触しなければいいだろう、と。代わりにふだんできないこと、やらないことをあれこれ。そのひとつがパンを焼く。
そして勝手に設定した隔離期間5日間を過ぎた翌日は、月例の我楽遊人の日となったのである。
