ひな菊の丘から

デイジーヒル@ねいろかふぇ2020.1

令和2年最初のライブは、地元ねいろかふぇで。いつものように、少数精鋭ながら、濃いお客さまに聴いていただきました。

写真は、お客さまからいただいたのをいくつか。今回はオートハープではなく、ギター2本とマンドリンを持参しました。

フライヤーは去年の福岡フェスのステージ写真ですが、秋のライブの使いまわしです・・・。



マンドリンとのセット




ギター2本のセット




今年からは、心を入れ替えて歌詞を見ないで歌えるようにしよう、と思っていたのですが、ひとつ覚えたらふたつ忘れるのです・・・どうしましょう。
恐らく、前に歌詞を置かずに45分2セットのライブをできるとは思うのですが、そうすると、いつもいつも同じ曲になってしまう。困ったなあ。で、このライブはとりあえず、年頭の目標は諦めて(早っ!)私が歌いたいうた勢ぞろい、のセットを組むことにしました。

Old Colony Mill,これはいつもやっている、短いインストですが、相方が作ったオリジナル。イメージはアメリカ片田舎の水車小屋。

Can't You Hear Me Calling、いつもいつも歌ってる、ビルモンソングの中では一番好きな曲です。でも、これは今回選んだわけじゃなくて、曲数調整のため相方が入れたものでした。

Like A Hurricane、Pat Algerが作った曲をキャシー・マテアが歌っているバージョンで覚えた曲。あなたは私の心をズタズタに引き裂いて、まるで嵐のよう、という失恋ソングです。

Old Calloused Hands、ヘイゼルがお姉さんのことを歌った歌。炭鉱夫の夫から虐げられて、働きづめの人生だけど子どものために離婚はしない、と言った姉のことをモデルにしたそうです。

My Heart's Own Love、同じヘイゼル作ですが、こちらは幸せな恋愛の歌。彼女が初めて作ったハッピーソングで、またこんな楽しい曲作りをしたい、と伝記の中で言っています。

I'll Fly Away、ジャムではよく歌っているけど、ライブではやったことないよね、と今回入れてみました。年に一度ご一緒する、やぎたこのレパでもあるので、マンドリンのソロは真似しんもしてみました。

You'll Never Leave Harlan Alive、ダレル・スコット作、恐らく自分のご先祖さまのことを書いた曲。私はパティ・ラブレスのバージョンで覚えました。朝10時に日が昇り3時には日が沈む山間の炭鉱の町が舞台です。この物語うたが大好きですが、なかなかうまく表現できません。

Coat Of Many Colors、これも物語うたです。作者はドリー・パートン。彼女の作った歌の中で一番好きだし、とてもポピュラーな曲だと思いますが、一般的にはやっぱり「And I~」かなあ。

Is The Grass Any Bluer、ロンダ・ビンセントがビル・モンローに捧げた曲。第二世代の彼女は、子どもの頃から彼のマンドリンを聴いて育ったのですね。そっちの草も青い?と彼に問いかけています。もうそろそろ、そっちにいる人たちの方が豪華になってきているだろうなあ・・・。

これで1stは終了。お客さまとウダウダ話に花を咲かせていると、すっかり外は夜になりました。

いつもはセット毎に最初のインストを入れるのですが、今回相方は入れませんでした。敢えて、なのか、入れる曲がなかったのかは不明です。で、1曲目は、石田長生さんの「星空」、唯一日本語の曲です。この曲は、相方がラジオで聴いて引っかかって、CDを買ったところからレパに加わりました。ただし、ご本人のオリジナルではなくて(オリジナルのアルバムは後日手に入れましたが。)Leyonaが歌ったカバーバージョンでした。なんだかとてもしみじみと心に入り込んできて、だいすきなうたになりました。

Silver Haired Daddy Of Mine、1931年、ジーン・オートリーの作品。エバリー・ブラザーズがやっています。彼らのカバーアルバムを作ったノラ・ジョーンズとビリー・ジョーも、またサイモンとガーファンクルも歌っています。

Roseville Fair、とてもかわいい歌です。ナンシ・グリフィスも歌っていますが、私はアンジェリカ・グリムというシンガーのアルバムで覚えました。珍しく相方が気に入って、やろう、と言いました。

Mean Papa Blues、ジミー・ロジャースのMean Mama Bluesが原曲です。Hazel&Aliceのアルバムに入ってました。ヨーデルが難しい、でも大好きなうたです。

What Does The Deep Sea Say、これは確か、ティム・オブライエンのアイリッシュっぽいアルバムで覚えました。恋人が暗い海の底に沈んでいる、っていう歌です。ずいぶんまえから歌っているのですが、いまだに時々歌詞を間違えます。

Footprints In The Snow、今年は暖冬?で雪の知らせをあまり聞きません。ですが、やっぱり冬になるとこの歌を歌いたくなります。とはいえ、これも曲数合わせのために相方が選んだ歌でした。多分彼が選ばなかったら、私が入れていたと思いますが。

Blue Ridge Memories、1970年代か80年代初めか、ブートヒルというバンドで活躍していた、ルイザ・ブランスコム。彼女は今も歌い続けていますが、当時、日本の女性ブルーグラスバンドがいくつかレパにしていた曲です。作者のルイザに直接メールを送って、歌詞を教えてもらいました。若者は次々故郷の町を出て行く、私もこの次雪が降る頃までには出て行くけど、いつか戻ってくる、という望郷の歌です。

Don't Neglect The Rose、バラはちゃんと手をかけてやるときれいに咲くけれど、放置していると枯れてしまう、ひとも同じだよ、みたいな歌です。

最後の曲は、You Gave Me A Song、Hazel&Aliceのアルバムで聴いて、ずいぶん前から歌っていたのですが、どうもコードを間違えて覚えていたらしく、それがすんなり入って来なくて、たいへん苦労しました。歌詞はするする出てくるのに、コードを間違えそうで、気持ちが入らないのです。今、アリスさんのドキュメンタリーがアメリカ各地のフィルムフェスティバルで上映されているらしいです。(知らんけど)そのタイトルが、この曲のタイトル!!

こんなセットリストでした。最後は、お客さまが休憩時間に「人生の扉は何べん聴いても歌うても泣けるな。」と言われたのを勝手にリクエストと勘違いした相方が、「あれやろ」と言ったので、歌いました。

次回、デイジーヒルのライブは神崎川アビリーンで、2月14日バレンタインデーに行います。今度はがっつりブルーグラスをやろうかなあ、と思っています。題して「デイジーヒルもブルーグラスを歌う」

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