最期の祭り!

 もう、未来無いんでヤケクソ。 最期の祭り的なノリで行きます!

 自分のパラダイムを構築して生きる為の参考図書

2011-09-25 17:05:40 |  過去執筆物・翻訳物  



書籍名 道教の神秘と魔術   カテゴリー 紀行・エッセイ    
著者名 ジョン・ブロフェルド   発行年(西暦) 1986  
出版者 ABC出版   値段 2000-3000円  


 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-ISBN=4900387339
http://www.sablelivre.com/imgeso/eso333.jpg       1986年 初版    2.415円(現行価格3.059円)


 中国文化に興味を持っていたケンブリッジ大のイギリス人青年がポール・ブラントンの「秘められたインド」に影響されて中国の秘教を求めて、中国を放浪する。 放浪は7年に亘ったという。その後、インスティテュート・オブ・オリエンタル・スタディーズで中国文化を学び卒業。
 その後も亜細亜世界と関わり続け、それら学識見聞全てを独特のポエティック・トゥルースという手法によって再構築した。 ポエティック・トゥルースという手法は、色んな場所で色んな人と語ったり、見たりした事を一々記述していたら読者もまだろっこしいので、簡潔に特定の場所で特定の人物との対話として内容は薄めずに読みやすくまとめるといった手法。

 内容的には今一つ突っ込みが足りず、古典引用もピントが外れていたり、意味を取り違えていたりしている点が目立つ。

 だが、著者の中国文化への愛着や独自の手法を確立した点や、ノンビリホノボノとした人格がにじみ出ていて、読み物としては興味深い。




 「 穏健な中道主義で、政治的にはむしろ失敗した私だけが生き残った。 」 時代の激動を生き抜いた老道士の言葉。



 聖なる存在や、聖なる世界にも一定の距離を置いておいた方がいい。
 私自身そうした態度を保っていた御蔭で大いに助かった。

  という著者自身の経験から出た言葉が非常に興味深い。




書籍名 マイ・レボリューション   カテゴリー 新生活        
著者名 ジェリー ルビン   発行年(西暦) 1970  
出版者 不明   値段 1500-2000円  


☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆



 著者のジェリー・ルビン氏は1994年に殺されてしまったそうです。
 この本にもとても感動して思想的影響を受けました。
 ヒッピーに似ているイッピー運動を起こし、現在のAMERICA は本来あるべき姿ではないので、 AMERIKAと書いた。

 結局政治運動は2~3年で終焉を迎え、恋人は去り、その後株の売買などを手がけていたらしい。  政治運動に挫折し、ヨーガや瞑想やセラピーを繰り返し、内面の変革を試みてゆく過程が描かれている。 その他、恋愛論、音楽論などに関するエッセイものせてある。
 読んでいると、政治運動の興奮が伝わってきてワクワクドキドキ気分を味わえる。

 政治活動に幻滅し、内面改革へと向かうが、そういったものさえ幻想であったという事に気が付く。   それならば、その中でもまだましな幻想を繋いでいくしかないという諦観に至る。




書籍名 アイ・アム・ヒッピー   カテゴリー 新生活        
著者名 山田 塊也   発行年(西暦) 1989  
出版者 第三書館   値段 1500-2000円  


http://www.junkudo.co.jp/find.jsp?isbn=4807490036

 この本はとても感動的だった。ベトナム戦争の頃、アメリカのヒッピーと呼ばれる風俗を日本でいち早く察知した元祖ヒッピーの自伝。

 結局、現在ヒッピームーヴメントは下火になってしまったが、その反骨精神は爪の垢を飲んだ方がいいだろう。


http://share.dip.jp/hannichi/cm/shiryou1/sousyo/vol2/naze0.html
 世界革命への詩的想像力   21
  書評「奄美独革命立論」




 > 自分自身でパラダイムを構築して、それを実践していった人の記録。

 精神世界と現実生活を生きた人達の実践録です。





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