最期の祭り!

 もう、未来無いんでヤケクソ。 最期の祭り的なノリで行きます!

 民族性・商品性質を知らないのなら商業領域には踏み込むな

2011-09-30 09:59:16 | 経済

 格言  

  その商業領域の国民性・民族性・商品の性質・需要を知らないのなら、その領域には踏み込んではならない。



 このいい例が、アメリカに行って世界進出を果たそうとした坂本龍一氏や 香港に進出していった 小室哲也氏や ギャグ漫画家なのに 雑誌 わしズム を刊行した 小林よしのり氏 だろう・・・


 結果は全て成功していない。


 日本で成功した。 ギャグ漫画家で有名になった。


 でも 世界の人々の趣味・嗜好・市場 とは全く噛み合わないのだ。


 ギャグ漫画家で成功したからといっても、雑誌では全く違う。

 
 読んでいる人は、小林よしのり氏の ギャグ漫画 が好きなのであって、小林氏が雑誌を創刊したからといって 雑誌は買うかどうかは全く別なのである。



 こういった例はあらゆる分野に見られる。

 
 日本人の中にはどんな事でも、一言でもコメントをしなければ気が済まない様な人がいる。

 自分の専門分野でも無いし、よく知りもしないのに・・・


 言多必失 という 中国の熟語があるが、「 言葉が多ければ、過ちも多い。」「 言葉が少ない人は過ちも少ないし、災いも少ない。 」という意味だ。

 「 言葉が多ければ、後世を過ちに導く。 」という言葉もある。

 少しはこの言葉の意味を噛み締めたほうがいい。

 俺は社会を乱したり後世を誤らせるような言動は一切しない主義だ。





 10年経つと全て変わる。


  俺が専門学校3年で国家試験の準備をしていた頃。

 1995年。 24歳頃だった。


 俺は学校の 受験向けの形式的授業に全く面白みを感じられなかった。

 学校が渋谷にあったので、授業をさぼったり、帰りに Wave, HMV, 大型書店、新宿の青山ブック・センターに行って、アーティストや作家などの活躍を見て、うらやましかった。


 俺はいわゆる勤め人にはなりたくなくて、自分の才能を伸ばして活躍して成功したいと思っていた。

 Wave,HMV とかで欧米のミュージシャン のポスターを見たり、青山ブック・センター で 横尾忠則 などの本を見て、 ああ、次にここに出てくるのは俺かな なんて思っていた。


 だが、15年経った今思い直してみると なんとも つまらない事物に思えてくる。


 90年代バリバリだったジャミロクアイ も今じゃスッカリだ。



 本当に世の中10年経つと全て変わってしまう。

 今いいと思われている事も、10年後には全てつまらない事物となってしまうのだ。


 ミュージシャンてのは昔は若者の憧れだったけど、今じゃ You Tube とかのせいで、ミュージシャン = 乞食 という感じになってきてるしな・・・







 
 






 自分のパラダイムを構築して生きる為の参考図書

2011-09-25 17:05:40 |  過去執筆物・翻訳物  



書籍名 道教の神秘と魔術   カテゴリー 紀行・エッセイ    
著者名 ジョン・ブロフェルド   発行年(西暦) 1986  
出版者 ABC出版   値段 2000-3000円  


 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-ISBN=4900387339
http://www.sablelivre.com/imgeso/eso333.jpg       1986年 初版    2.415円(現行価格3.059円)


 中国文化に興味を持っていたケンブリッジ大のイギリス人青年がポール・ブラントンの「秘められたインド」に影響されて中国の秘教を求めて、中国を放浪する。 放浪は7年に亘ったという。その後、インスティテュート・オブ・オリエンタル・スタディーズで中国文化を学び卒業。
 その後も亜細亜世界と関わり続け、それら学識見聞全てを独特のポエティック・トゥルースという手法によって再構築した。 ポエティック・トゥルースという手法は、色んな場所で色んな人と語ったり、見たりした事を一々記述していたら読者もまだろっこしいので、簡潔に特定の場所で特定の人物との対話として内容は薄めずに読みやすくまとめるといった手法。

 内容的には今一つ突っ込みが足りず、古典引用もピントが外れていたり、意味を取り違えていたりしている点が目立つ。

 だが、著者の中国文化への愛着や独自の手法を確立した点や、ノンビリホノボノとした人格がにじみ出ていて、読み物としては興味深い。




 「 穏健な中道主義で、政治的にはむしろ失敗した私だけが生き残った。 」 時代の激動を生き抜いた老道士の言葉。



 聖なる存在や、聖なる世界にも一定の距離を置いておいた方がいい。
 私自身そうした態度を保っていた御蔭で大いに助かった。

  という著者自身の経験から出た言葉が非常に興味深い。




書籍名 マイ・レボリューション   カテゴリー 新生活        
著者名 ジェリー ルビン   発行年(西暦) 1970  
出版者 不明   値段 1500-2000円  


☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆ ☆☆☆



 著者のジェリー・ルビン氏は1994年に殺されてしまったそうです。
 この本にもとても感動して思想的影響を受けました。
 ヒッピーに似ているイッピー運動を起こし、現在のAMERICA は本来あるべき姿ではないので、 AMERIKAと書いた。

 結局政治運動は2~3年で終焉を迎え、恋人は去り、その後株の売買などを手がけていたらしい。  政治運動に挫折し、ヨーガや瞑想やセラピーを繰り返し、内面の変革を試みてゆく過程が描かれている。 その他、恋愛論、音楽論などに関するエッセイものせてある。
 読んでいると、政治運動の興奮が伝わってきてワクワクドキドキ気分を味わえる。

 政治活動に幻滅し、内面改革へと向かうが、そういったものさえ幻想であったという事に気が付く。   それならば、その中でもまだましな幻想を繋いでいくしかないという諦観に至る。




書籍名 アイ・アム・ヒッピー   カテゴリー 新生活        
著者名 山田 塊也   発行年(西暦) 1989  
出版者 第三書館   値段 1500-2000円  


http://www.junkudo.co.jp/find.jsp?isbn=4807490036

 この本はとても感動的だった。ベトナム戦争の頃、アメリカのヒッピーと呼ばれる風俗を日本でいち早く察知した元祖ヒッピーの自伝。

 結局、現在ヒッピームーヴメントは下火になってしまったが、その反骨精神は爪の垢を飲んだ方がいいだろう。


http://share.dip.jp/hannichi/cm/shiryou1/sousyo/vol2/naze0.html
 世界革命への詩的想像力   21
  書評「奄美独革命立論」




 > 自分自身でパラダイムを構築して、それを実践していった人の記録。

 精神世界と現実生活を生きた人達の実践録です。





 子供の頃の 教育・躾・家事手伝い って本当に大事や・・・

2011-09-20 11:28:54 | 健康


 俺、最近よく思うんだけど、子供の頃の 教育・躾・家事手伝い って大事だなと思う・・・


 自分の部屋の洗濯・家事・掃除とかやってんだけど、子供の頃に手伝わされていて本当に助かったわ。


 役に立ってきた。


 子供の頃の 教育・躾・家事手伝い ってのはその人の一生を左右する重要なものだ。


 子供の頃はうるせえな・・・ 位にしか思わないが、大人になって 教育・躾・家事手伝い を受けてこなかった人達を見て、自分と比較してみると その有難味がシミジミと分かってきて、先生達・両親への感謝の気持ちが湧き上がってくるものだ。
 


 俺が成人する頃までは 日本は何をとっても世界最高水準で Japan as No1 と言われていた頃だった。


 先生達は親身になって愛情と使命感をもって子供達を教育していた。


 俺の子供の頃の日本は本当に素晴らしい天国みたいな国だった・・・

 未だにあの頃の日本の青少年時代を思い出す。



 現在、あの頃の面影はどこにも見られなくなってしまった・・・


 教育・社会秩序・人心は崩壊し、人と人との信頼関係も崩壊してしまっている。








 夢について考えさせられる面白い歌詞

2011-09-10 14:45:27 | 音楽論


 Godzilla - The Album 映画ソング

 アーティスト名 ジャミロクアイのテーマ曲タイタニック、アルマゲドンと並んで世界中で話題となった本作。今年6月に発売した新作もバカ売れしたジャミロクアイ、パフィ&ジミー・ペイジ、レイジ、グリーン・ディ



 > この中の曲でこんな歌詞があった。


 俺に言える事はこれだけ。  

 真実を無視して夢を持つのなら、そんな夢は有害さ。

 ネガティヴな気持ちを味わうのなら、そんな夢は有害さ。



 JAY-Z にもこんな歌詞があった。


 お前の全ての夢をぶち壊しにしろ!



  本当に夢なんて最初から無ければ、沢山の若い人を迷わせたり絶望・失望させる事もないのに・・・


 後、俺の大好きな至言がある。

 ● 夢の実現には数字の裏付けが不可欠・・・







 俺を今まで生かしてきたモノ

2011-09-09 16:57:16 | 健康


 こんなオッチョコチョイでチャランポランな俺を今までなんとか生き続けさせてきたモノは何だろう?


 それは断じて俺が 真面目で誠実でやさしい人 だったからではない。

 
 俺がそんな人だったらとっくに食い潰されるか、自殺に追い込まれていただろう・・・


 かといって悪い事をする勇気もパワーもない。


 それは単に俺が陰湿で狡猾だったからだと思う。

 



 結局は何もない   死があるだけ

2011-09-09 09:08:20 | 創作生活


 俺、人生・世界色々廻って思うのは、結局は何もないんじゃないかなって事。


 聖なる世界、宗教の世界に行っても何も無い。

 
 俗の世界。

 金持ち、有名になっても結局は何も無い。

 有名になってもネットで叩かれるだけだ。


 青春の絶頂、生命の喜びの絶頂に行っても結局は何も無い。



 外国に何かを期待するのは幻想。


 日本が駄目、日本人のレヴェルが低すぎる。

 欧米、白人に期待したら、日本よりもっと駄目。



 結局は死ぬ以外にゴールは無い。



 自分も信じられない

2011-09-06 09:46:19 | 創作生活

 最近、自分の判断や考えも信じられなくなってきた・・・

 気分のムラが激しい・・・





「 日本という国は、個人が特定の思想や趣味を追及する事を許さない国なのである。 だから他人に自分の考えを押し付けたり、趣味を勧めたりしない方がいい。考えや趣味を押し付けたりすると、同時に責任やリスクやコストを押し付ける事となってしまうからである。 」

 という穿ったモノの見方をしていた。



 > これで中央線が自殺の名所になってしまっているという原因が分かるね。

 中央線沿線ってのはサブカルのメッカみたいな所だったからな。






 皆、体か心かどこかおかしくしないと生きていけない

2011-09-03 11:43:11 | 健康


 俺、50~60 位の友人が周りにいるんだけど、人間って生き物は結局、頭や身体のどこかを犠牲にしておかしくしてしか生きられないんだと思う。


 イギリス人の友人、台湾の客家の人がいるんだけど、二人とも自分達の価値観で頭が偏ってしまっている。


 イギリス人の人はハートはまだあるんだけど、分析好きで 他人の言動を分析ばかりしているんだ。


 もう癖みたいに。  これもイギリス人の国民性・民族性なんだろうね。



 台湾の客家の人も中華思想があるし、徴兵制に行っていたせいで、考え方がおかしい。



 これが現実。


 俺も精神状態は安定しているんだけど、身体がガタガタになってきている。


 まあ、こんな滅茶苦茶な世の中じゃ、頭おかしくなるわな。   


 まともに適応できる方が異常だよ。

 日本の作家でやばい 35 ~ 40 歳

2011-09-02 08:58:29 | 創作生活

 戦前・戦中・戦後の日本の作家で自殺するのが最も集中しているのが35歳前後から40歳前後。


 現在では違うのだろうが・・・


 俺はこの一番やばい時期を何とか乗り越えて精神的に随分楽になった。

 
 何故、この時期に自殺が多いのだろう?

 
 日本の社会風土・社会構造に原因があるんだと思う。

 他の国とは違う。

 
 まずは日本の社会が画一的で異端の存在を認めないという点がある。

 他にも若い頃は現実を知らないでイメージで文学をしていても、この時期になると現実社会の実態や自分自身についてわかる様になってくる。

 そうすると、自分が今まで書いてきた文学がくだらなく思えてきてしまう。


 そこで、あくまで文壇や文学という虚構の世界に閉じ篭もる事ができる人は書き続ける。

 誠実な人は自分の文学に嘘を感じてしまい、読者をだましているという罪悪感に悩まされる。

 そこで自殺してしまうのだと思う。