俺、中高の頃の友人達で 既に 死ぬ話をしているような奴等が居た。
人生これから、いい事起こる って頃に既に 老後や死の話をしている。
海で溺死しそうになった話、土佐衛門を見かけた話、飛び降り自殺した現場を見た話・・・
死ぬ話ばかりしている奴が居た。 人生の明るい面は全く気に留めず、暗黒面ばかり見る奴だった・・・
俺の人生の初期に 精神に暗い陰を植えつけた人だった。
俺が ニヒリズムになっていったのも、この人の影響だと思う。
俺は高校3年で「 もう、なにやっても意味が無い。 無駄だ。 」という虚無主義に陥ったまま 既に20年以上経つ。
原発災害や世界の実情を知るにつれて、ああ! やっぱり何やっても無駄だったんだ! と再確認した。
ある友人は「 人生ってのはさ、若い頃からやりたい事やりまくって、周りに世話かけまくって早死にしちゃうってのが、一番いいのよ。 」と言っていた。
高校の友人はとても冷めた奴が多かった。 俺が熱くなって 世の中や人生の事を語ろうとしても「 世の中や人生なんてそんなもんだ・・・ 」っていう奴等が多かった。
大学に入学したばかりの頃、ベンチで経営学科の人が話しかけてきた。
そして 高等数学とかの話をしてたら「 まあ、そういう難しい事はコンピューターに任せちゃえばいいんだよ。 」なんて言ってた。
俺の精神状態ってのはこういった友人達の言葉に影響を受けている・・・