桜の開花も見られたというのに、空から舞ってくるのは桜吹雪ではなく”雪”
花冷えとか寒の戻りといった表現では物足りないと感じるほどの寒さです。
これだけ気温の差が激しいとどうしても体調の管理が難しくなってきます。しかしこの時期多いのが、花粉症なのか風邪なのか良く分からないという患者さまです。どちらか一方なのか、それとも両方の症状がでてしまっているのか・・・。自分では判断がつかずに受診したという方がちょこちょこいらっしゃいます。
なかには”自分は花粉症ではなかったから風邪だと思って受診したら花粉症だといわれた。今年初めて花粉症になった。”という方も。
そんな花粉症で苦しんでいる方達にうれしいニュース。
スギ花粉症ワクチンの開発に向けて”アレルギー領域で診断薬や治療薬に力を入れている会社”と”研究免疫疾患の基礎研究を進めてきて2種類のスギ花粉症主要抗原を遺伝子工学的手法で合成し、さらにポリエチレングリコール(PEG)を結合させたワクチンモデルを開発。アナフィラキシーショックを防ぎながら、極めて有効なアレルギー抑制効果を動物実験で確認たという成果をあげている会社”が共同研究を始めたというのです。
実際に臨床で用いられるかどうかはまだ分かりませんし、実現したとしてもまだ先のことでしょうが期待したいですね。