銀座大幸歯科

銀座大幸歯科院長ブログ

9月も終わり

2006-09-30 15:33:13 | Weblog
今年も、9月が終わってしまう。
早いな。
いつもはそんなに気にしないのだが、最近時間の流れが速まっていることに気付く。
僕も、それなりに年をとってきたからだろう。
僕は暑さに弱い。 夏なんで大嫌いだった。
小さいころから、海に連れて行ってもらった記憶もないし、スポーツも苦手だった。
夏休み、みんなが野球やサッカーをやっているのに、僕は本ばかり読んでいた。
だんだん涼しくなってくると、僕の季節だ。
そう、読書の秋である。
むかし、池波正太郎の鬼平犯科帳や真田太平記にハマっていた。
江戸時代や戦国時代にタイムスリップしたような感覚になり、楽しかった。
あんまり面白いので、老後に読む本がなくなってしまうのではないかと思った。
その手の本は封印することにした。
しかし、涼しくなってくると、読みたい。

最近、凄惨な事件が多すぎる。考えただけでも「うつ」になる。
母親が、生後18日の子供を投げつけたり。医者が少女買春したり。

久しぶりに読み応えのある本でも読みたいな。
最近は、本を読む時間もない。

いつもはそんなに気にしないのだが、時間の流れが速まっていることに気付く。


肌は知っている。

2006-09-29 16:06:04 | Weblog
僕は海外に出かけると、よくゲイに声をかけられる。
アメリカにいたときもそうだった。
日本人は体も華奢だし、毛も薄いので、東洋人なら誰でもそうなのかと思っていた。
しかし、あれから十数年が経つ。いまだにゲイに大人気である。
どうしてだろう?
考え出したら、分裂してしまう。
その、得体の知れない悩みを、ある女性誌の編集者に打ち明けてみた。
そうしたら、「分かるわ、先生、お肌よ! お・は・だ。」彼女はニコニコしながら答えた。
そういえば、昔から肌がキレイだと言われていたが、さほど気にも留めていなかった。
問題が解決したことの安堵感と、大した問題でないことに心が躍った。

僕の心の師匠であり、体を整体してもらっている三枝 誠先生の最新本「大和なでしこ整体読本」に、肌力「肌のIQ」の高め方という話が載っている。
少し紹介すると、美しい肌を保つことは、幸福な人生を生きるために重要です。というくだりだ。
頭脳だけではなく、肌にもIQがあり、親に可愛がられ、撫でられたり抱っこされたり、抱きしめられたり、愛する相手と文字通り肌を合わせた記憶など、こうした良質な記憶が肌にもある。
キレイな肌の持ち主は、可愛がられ、撫でられて美しくなる。
だから、大和撫子なのである。と書いてある。
なるほど。 撫でたい子供で、撫子か。
昔の人は賢い。 完敗である。

もちろん、そのことと僕の美肌は因果関係がないのだが。
今日は、なんだかスキップして帰りたい。
なんか、ゲイっぽいかな。

 

物価

2006-09-26 10:25:53 | Weblog
ヨーロッパは、景色も食べ物も、アメリカより好きだ。

今回の旅行で再認識されたのが、日本の物価である。
日本にいると当たり前に思えてしまうのだが、明らかにデフレである。
例えば、イタリアでランチをすると、ミネラルウォータにサラダ、パスタにコーヒーを注文すれば20ユーロはくだらない。しかもチップは別である。
1ユーロ148円で換算すると、2960円である。
銀座のボエムであれば、1200円ぐらいである。しかも、イタリアより旨い。
タクシーも、ちょっと乗ればすぐに10ユーロくらいになってしまう。
もはや、日本のタクシーが高いとは言えない。
女性が大好きなブランド品も、そんなに安いわけではない。
付加価値税16%と、それに一割ぐらい安いだけである。分かりやすく言うと、20%~25%ぐらい安い計算だ。
わざわざ、旅費や滞在費を出してまで、買い付けに行くメリットは余りない。
昔は、半値ぐらいだったし、日本に入っていないものもたくさんあったからよかったものの、今では日本でほとんど入手可能だ。

渡航時期のせいもあるのだが、日本人はまばらだった。
特に多いのが中国人とロシア人だ。1970年代の日本のような、高度成長期を迎えている両国である。
当然、旅行者も多いし、活力やパワーもある。

今日は、新政権の発足である。
今後の日本は、どうなってくるのだろうか?
今後を占う、重要な一日であることは確かである。

海外にいると、日本のことが良く分かる。




百寿歳

2006-09-16 14:14:12 | Weblog
百歳以上、過去最多の2万8395人…10年前の4倍

 国内の100歳以上の高齢者が今月末時点で、昨年より2841人増えて過去最多の2万8395人となっていることが15日、厚生労働省のまとめでわかった。

 1971年から36年連続で過去最多を更新し、7373人だった10年前に比べ約4倍に増えた。

 男女別では、女性は全体の85・4%を占める2万4245人で、前年比2470人増。男性は371人増え、4150人だった。

 今年4月から来年3月までに100歳になる人は1万5370人(男性2503人、女性1万2867人)で、昨年と比べ2666人増加した。

 人口10万人あたりの100歳以上の人数は22・23人。都道府県別では、沖縄が54・37人で34年連続してトップ。高知、島根、熊本、鹿児島が続き、トップ5は昨年と同じだった。逆に、最も少なかったのは埼玉の10・80人。千葉、青森がこれに続き、「西高東低」の傾向は変わらなかった。
(読売新聞) - 9月15日13時23分更新

この十年で、4倍である。
今後、このペースで増加してくると、僕が100歳の時には十人に一人が100歳なんて時代になる。
アンチエイジング・メディスンという言葉が知られて、久しく経つが、人間の本当の寿命は120歳以上だ。
現代医学の発展は目覚しく、人の寿命は恐ろしく延びた。
 
僕は、酒・タバコ・甘いものなどの嗜好品は一切取らない。
和食を中心とした食生活をし、毎日11時には寝てしまう。
週に3回ジムに通い、月に1回ゴルフに行く。
そして、毎週キレーションをし、プラセンタ注射をしている。

いったい、いくつまで生きられるだろう。
一応、120歳を目指しているのだが、どうだろうか。

これからは、「ちょいワル親父」の時代が終わり、「ちょいワカ親父」の時代である。
エルダー世代の皆さん、頑張ってください。

話は変わるが、学会があり来週からミラノ大学に行きます。
ミラノの後に、ポルトガル・リマに行きクリニックを見学し、最後にパリに行きます。
久しぶりの、旅である。

一週間、ブログはお休みします。





日記

2006-09-15 11:04:19 | Weblog
一週間ぶりにブログを更新する。
最近、ウェブ上で日記を公開するのが流行っている。SNS(ソーシャルネットワークシステム)その代表がミクシーだ。
昨日、株式上場したが、買い気配のストップ高で値つかずの大人気だ。
今話題のSNSだが、さるさる日記というSNSの中に、「きっこの日記」というのがある。
匿名のスタイリストが、芸能界や政界、経済界、宗教、酒のつまみ、など、いろいろな話題をテーマに、毎日更新している日記だ。
その内容は、過激なものもあり、賛否両論だが、とにかく流行っている。
その日記を編集した書籍も出版される。

僕のブログもそうなのだが、個人が何の編集権もなく、思ったことを自由に表現できる世の中になった。
それはそれで、いいのだが、偏った考えや、書いた人の主観だけで誹謗・中傷したりするのはいけない。
匿名性のあるメディアは、時として、過激になりやすいのだが、大人のルールは必要だ。
正しい情報を選別するのが、さらに難しい世の中になったしまったようだ。

しかし、表現の多様化は楽しい。

最近、「ブログの炎上」なんていう話をよく聞くが、こんなところにも自然の原理に基づく、淘汰が起こっている。






告白

2006-09-08 18:32:14 | Weblog
歩さん、殺害容疑者に呼び出された?当日、友人に話す

 山口県周南市の徳山工業高等専門学校で土木建築工学科5年中谷歩(あゆみ)さん(20)が殺害された事件で、中谷さんが事件当日の8月28日朝、同じ研究室の同級生で7日に遺体で見つかった同市新清光台、藤村元紀(もとき)容疑者(19)から呼び出されていると、友人に話していたことがわかった。

 県警の捜査本部は藤村容疑者が計画的に、鍵がかけられる研究室に呼び出した可能性が高いとみて、藤村容疑者の遺体そばにあったリュックサックから見つかった藤村容疑者の携帯電話を解析し、中谷さんと連絡を取った形跡がないか調べている。

 中谷さんは事件当日の午前10時ごろ、同級生の女子学生(19)と登校。その直後、犯行現場の研究室とは別棟にある談話室で、女子学生らと談笑していた。この前後に、中谷さんは知人に「藤村君に呼び出されている」と話していたという。
(読売新聞) - 9月8日15時49分更新

最近の男子は、女子に告白をしない。
男が待っていたら、なんにも進展しないのに。

今回の事件からも、そうした現代社会の傾向がうかがえる。
奥手の男が、屈折した愛情を抱き、計画的に犯行に及び、そして自殺。
どう考えても、やり切れないのだが、彼にとってはこの方法しかなかったのだろう。

僕が若いときは、携帯電話なんかなくて、彼女を呼び出すのに彼女の自宅に電話をしていた。
「日本大学の加藤と申します。○○さんはご在宅でしょうか?」なんて、電話をかけて、「やばい、親父だ」って時は、電話をガチャンと切ったりして。
今考えると、けっこうドキドキして楽しかった。

今の子たちは、メールなどで気軽に連絡を取り合うため、相手の顔が見えない。
コミニケーション・スキルが低く、自分を表現するのが苦手なのかもしれない。

自身を持って、告白しよう。
フラてれ、つらい時もあるが、必ずそこには、未来があり夢がある。


「自分の身体と、人生を信じる。」道はそれしかなさそうだ。







慶事

2006-09-07 00:09:40 | Weblog
両陛下がご感想「心からお祝い」…宮内庁が発表

 宮内庁は6日午前、紀子さまの出産を受けた天皇、皇后両陛下のご感想を文書で発表した。

 全文は次の通り。

 「秋篠宮より、無事出産の報せを受け、母子ともに元気であることを知り、安堵(あんど)しました。様々な心労を重ねた10か月であったと思いますが、秋篠宮夫妻が、その全てを静かに耐え、この日を迎えたことを喜び、心からのお祝いの気持ちを伝えたく思います。2人の内親王も、この困難な時期を、一生懸命両親に協力して過ごしてきましたので、今は、さぞ安心し、喜んでいることと思います。

 医療関係者を始め、出産に携わった人々の労をねぎらい、この度の秋篠宮家の慶事に心を寄せ、安産を祈願された内外の多くの人々に、深く感謝の意を表します」
(読売新聞) - 9月6日13時12分更新

我われド庶民でも、結婚すると親戚一同から、子供は未だかとせかされる。
3年もすると、うるさいぐらい言ってくる。
「どちらかに問題があるのじゃないの?」なんて、セクハラめいた発言も多々ある。 
お嫁さんにとっては、かなりのプレッシャーである。

皇族ともなれば、計り知れないストレスとプレッシャーに違いない。
両陛下のお言葉を察すると、その状況が想像できる。

秋篠宮様はすごいな。 尊敬しますよ。

男として。

いやー、めでたい、めでたい。


立候補

2006-09-01 17:47:45 | Weblog
<自民総裁選>安倍氏、出馬を正式表明 改憲に強い意欲

 安倍晋三官房長官は1日夕、広島市内のホテルで記者会見し、9月の自民党総裁選への出馬を正式に表明、「新憲法を制定するために自民党総裁としてのリーダーシップを発揮したい」と述べ、憲法の全面改正への強い意欲を示した。安倍氏は「まじめに額に汗している未来を信じる普通の人の政治を行いたい。世界の国に尊敬される美しい国、日本を作っていきたい」と強調した。
 そのうえで(1)首相官邸主導の政治リーダーシップを明確にし、筋肉質の政府にする(2)再チャレンジ可能な社会を作る(3)日米同盟はアジアのための日米同盟であることを確立する(4)中国、韓国、ロシアといった近隣諸国との信頼関係を向上させる――などと表明した。
(毎日新聞) - 9月1日17時34分更新

安倍さんはゴルフ場でお会いしたことがあるので、親近感がある。
別に嫌いじゃないけれど、「まじめに額に汗している未来を信じる普通の人の政治を行いたい。世界の国に尊敬される美しい国、日本を作っていきたい」この発言の意味が全く分からない。
抽象的過ぎて、全く分からないし、心にも響かない。

「額に汗して働いている人々が」「出し抜かれる社会」にだけはしないでほしい。

国民に分かりやすい言葉で言わないと、小沢さんに負けちゃうよ。