神田大喜靴店

神田の靴屋大喜です。靴に付いての情報、新作の発表等を発信致します。神田の近況、遊び・愛犬岳とりくの話も載せます。

ダイナイトソールの靴

2009年07月01日 08時35分37秒 | うんちく・小ネタ

 皆さま、いよいよ今日から7月になりました、今年の梅雨も強い雨が降る梅雨ですね。以前からご要望が強かった、朝から雨の時に履ける合成底の良く出来た靴がヤット出来ました、製法はグッドイヤーウェルト製法の本格的な靴です。

 確かに「完全防水」の靴もご用意してあります、こちらはもしも水に浸かっても大丈夫です、でも製法と見た目が違います。

Sany1685 Sany1690  今年から取り組んでいる、「ピン&グリーン」の靴です、デザインはブラッチャーモカとストレートティップのデザインです。
 靴幅はEE(普通の幅)ですが、甲部分が少し低めに仕上がっております、また踵の部分は日本人向けに細くなってます、土踏まず部分も足に沿った作りです。

Sany1686 Sany1687  モカタイプの斜め後ろからの見た目です、踵部分はサイドまで踵を押えるような形で、足を安定させるカウンターも土踏まず部分まで伸ばして、足の納まりがいいです。
Sany1688 Sany1689  こちらはストレートティップのうしろ姿です、定番の形の内羽タイプです、履き口部分のテープの作りにもこだわりました、外側と内側の革の間にテープを挟みこむ作りでお願いしました。
Sany1696  これがソールの違いです、確かに革底に比べますと履いたときの硬さは革底の方が、あたりが柔らかくはき易いですが、この時期のような朝から雨が降る時期には、革底の靴を履く意味がないと思います、また傷みも早いです。
 割り切ってこちらの靴を履くことをお勧めいたします、またそうする事で大事な靴の傷みも低減されます、製法は古典的なグッドイヤーウェルト製法なので、修理も出来ます。



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