パラブーツ・バース新型

　今日は久しぶりに出ました、PARABOOT　の靴です。




　見た目は「BARH」のデッキシューズと同じですが、踵がカットされております、ですからスリッパの様に履けます。以前にもPAEABOOTには似たような物が有りましたが、日本国内には輸入されておりませんでした、今回この様なカジュアルタイプが発売されました。
　デザインはコインローファーの様なデザインです、履き心地はバースの底材を使用してますので、クッションも良いし底材が滑りにくいので普段の散歩・事務所で履けばデッキシューズを履いている様に見えます！２５，２００円

　神田大喜靴店は「PAREBOOT　JAPAN」の正規販売店です。　修理も承っております。

リラックス・・・・珈琲タイム

　２０１１－０２－１９　「靴の修理、修正・・・・・番外」に新しい写真を載せました、色の修正です。

　以前から大喜では接客の中でお飲み物をお出しする事が有ります、昔「珈琲屋」を靴屋の後ろで営業してました名残です、今日は自宅での珈琲を点てるお話です。
　珈琲屋の時はネルドリップで点てましたが、自宅では「カリタ」を使用してました、今回顧客さんから「ＨＡＲＩＯ」のＤｒｉｐｐｅｒ　６０　をいただきました、１０回ほで点ててヤット慣れました。
　カリタだと落ちる早さが早いので、軽めに成るのが不満でした、このハリオだとネルドリップで点てるのと同じ様な感じで点てられます。




　分量は軽量スプーンに軽く３杯入れました、後ろにカリタが見えます、ポットは以前のを使用するので箸で大きさを調整してます。最初は真ん中に少量のお湯を落とします。



　お湯をコーヒー中心に静かに注ぎます、コーヒーの粉を撹拌するように中から持ち上げます。




　あくまで中心にお湯を注ぎます、盛り上がった粉を崩さないように持ち上げ、その後中心からお湯を回しながら注ぎます。






　ろ紙の周りにコーヒーの粉が残る様に調整しながらお湯を回しいれます。　出来上がりです、これから「珈琲タイム」です。
　点てた感想では蒸らしも十分行われるし、落ちるスピードも遅めでネルに近い感じです、当店の珈琲豆の特徴のバランスの良い酸味とコクが出ます。Ｏさん有難うございます。
　店ではここまで出来ないので、自動マシーンでの提供に成りますが、豆の調整をして同じ様な出来にしております、ご用命下さい。　「コーヒーが飲みたい」です、・・・・・・美味しかったら「アトム貯金」に喜捨を願います。

大喜のある街神田・・・・千代田区散歩１

　今日はもう一度千代田区の良い所をご紹介いたします、何回かに分けてご紹介いたします。

　今回は神保町から九段下、竹橋を通って千鳥が淵から九段下までを散歩しました。番号の所で写真を撮りました。

①出発点は「千代田区景観重要物件」の交番跡地からです、猿楽町のランドマークでも有ります。白山通りで水道橋方面と神保町方面です。

②　神保町交差点から、駿河台下方面と九段方面の眺めです、道路上から見ると町並みが良くわかります。

③　同じく靖国通りの専修大学交差点から神保町方面、九段下方面の眺めです。

④　九段下交差点からの眺めです、左から神保町方面、九段方面、飯田橋方面、区役所方面です

⑤　左は九段会館、次が旧千代田区役所です、右が今の千代田区役所です、10階までが区役所で上は国交省の部分です。ここは昔大蔵省の官舎が有り、建て壊しをして駐車場として整備しましたが、二年ほどで合同庁舎として建て直ししました、それなら駐車場に税金を掛けて整備する必要は無かったと思います。

⑥　清水濠に有る清水門、こちらは昔のままの門です。

⑥　竹橋交差点辺りからの千代田区役所です、建物の屋上には電波塔が乗ってます、地元では通称「鬼の角」と言ってます、皇居周辺の景観には合わないです。

⑦⑧　左は平川濠に有る普段は使われない門に通じる石垣です、ご不浄門とも言われているそうです。今日も皇居ランナーが沢山走ってました、歩行者・自転車・ランナーが交錯しないような注意が必要です。

⑧⑨　この辺りが一番道が狭い場所です、天気が良い時はモット沢山のランナーが走ります、歩行者・自転車は反対側を使った方が安全です。

⑨⑩　最初の建物は自分が好きな「国立近代美術館工芸館」です、確か昔の近衛師団の社交場だったと思います、中は昔の雰囲気が有ります。この辺りも道が狭くて危険です、でも皇居なので道の拡幅は難しいです。

⑪⑫　ここからが千代田区が誇る千鳥が淵緑道です、４億円（半分は国道整備費）を掛けて整備しました、昔は土の道で風情が有りましたが、今は雨水浸透舗装の道です。

⑬　途中には3,000万円掛けて整備した「公衆便所」も有ります、とても綺麗なのでタクシーの運転手さん達も利用してます。

⑬　千鳥が淵ボート場です、同じく整備されました、桜の季節には順番待ちになります、子供の頃に良く乗りました。途中に有る瀟洒な建物は「宮内庁長官官舎」です、流石に風情がある建物です。

  ⑭　緑道の途中には「九段坂病院」の裏側の入り口が有ります、隣は「農林水産省分庁舎」が有ります、「共用会議所」の様ですが月に何回使われるのでしょうか？

⑯　九段坂を下れば元の位置に出ます、途中には武道館・皇居牛が淵・九段会館等を経て九段坂下に着きます。

　今千代田区では、この九段坂病院が老朽化と手狭になったので、千代田区の旧庁舎跡地に移設して「高齢者支援センター」を併設する動きが有ります、２３年度の予算には旧庁舎取り壊しの予算が計上されてます。

　「特別養護老人センター」が無い千代田区です、「高齢者支援センター」を作る事は良い事だと思いますが、歴史的建造物の「九段会館」の隣、皇居の牛が淵の所の千代田区民に取っては「麹町区」と「神田区」を合わせて「千代田区」とした、その境にシンボルとして区庁舎を建てた歴史を考えると、区民の知らない所で行政がこの様な計画を進めるのは如何な事だと思います。

　区民の千代田区のランドマークに成るような、皇居の景観を生かす公園等の施設が必要と思います。

 

２３年春の新作

　大分暖かくはなって来ましたがまだ朝晩は寒い季節です、インフルエンザも流行っている様なので、花粉も含めてマスクが必要な季節です、暖かくして湿度を高目にしましょう。

　春からの新作が入荷し始めました、ＲＥＧＡＬメイドの「Ｐｏｌｏ　Ｒａｌｐｈ　Ｌａｕｒｅｎ（ポロ　ラルフ　ローレン）」です。



　今回はブラッテャーモカ　外羽です、適度に丸く（大喜では靴先の尖り靴は無いのです）靴底は「ダイナイト　ソール」を使用してます、製法はグッドイヤーウェルト製法で底は少し厚めです。
　昔何処かで見たような安定した形です、革も柔らかめの革で足なじみも良いと思います、当然修理は可能です。ソールもシッカリしてますのでガンガン履いてもへこたれないし、雨の日でも使えます、但し管理は必要ですが！
　アメリカントラッドなので何だか安心します、ボールガースの位置も合ってます、お値段は￥36,750です、色は黒と茶です。

靴の修理、修正・・・・番外・・・・追記あり

　今回は靴の修理の話ですが、修理と言うか修正とか補修のお話です。最近持ち込まれた修理靴ですが靴先に傷が有りました、何処かで引っ掛けたような傷で、表面がえぐれております。

皆さまも経験があると思いますが、会談などで擦ったり、駐車場のコンクリートにぶつかったりして、単なる傷では無く表面の革が取れた様です、完全に治す事は出来ませんが目立たなくする事は可能です。

　凹んで表面の革がない部分に、似たような革でその凹みを接着して埋めます、その後表面を均してコーティングをします。

　最後に表面を仕上げ直ししました、後は靴底の修理が終わってから最終の手入れをします。離れて見れば大分目立たなく成ったと思います。
　この靴は当店での販売した靴です、また顧客さんの方で手入れも良かったのでなのでここまで行いました、以前は自動ドアーに挟まれた靴の修正も行いました、それも良かったの満足してもらいました。

　こちらは修理でお預かりした靴です、スペインの有名メーカーの靴ですが、靴先に傷が目立つので自主的に仕上げしました、修理する職人さんも人間なので手入れのいい靴は、注意して直すからです。　　　

　同じく顧客さんからの修理のソール交換の依頼があった「パラブーツ」です、雨にも負けずに頑張ったので大分色がむらに成ってました。 　革は問題が無かったのでここまで色付が出来ました、ミンクオイルを塗って修理に出します、ソールも同じ物を用意して有ります。

靴の傷を全て直す事は無理ですが、顧客さんの希望には出来るだけお答え出来るように努力します、またそれが自分の勉強にも成りますから。
　あくまでも傷を目立たなくする事ですので、修理とは違います、またその傷が目立つように成ったらその時に考えます。