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神田大喜靴店

神田の靴屋大喜です。靴に付いての情報、新作の発表等を発信致します。神田の近況、遊び・愛犬岳とりくの話も載せます。

大喜情報・イベント情報

当分の間 営業時間を 11:30〜18:30 に変更致しております。  _________________ _________________   8.9月の土曜日は通常どおり営業いたします。8月は夏季休暇と一部の店内改装を行います。9月は 通常営業いたします。ただ今在庫整理中です、この間の営業自粛でお靴も動いておりません!男女ともお買い得品を色々ご用意いたしました、特にスニーカー・散歩用 ・BOOT等はお買い得です。    スタッフも少人数での対応中で色々とご迷惑をおかけしておりますが、出来るだけの新製品・廃番品、等色々アップいたしますので、宜しくお願いいたします。 _.   .千代田区神田小川町1-1  3292 0704 .    .*営業時間 平日 11:30~18:30  土曜・祭日 12:00~18:00 . . . .*休業日 日曜日 祭日( 不定休 ) . . _. _. _. _. _. _, _. _. お問い合わせは左側のメッセージを送るからお願いいたします。  

雨の日に履ける靴

2007年02月09日 22時41分50秒 | うんちく・小ネタ

 今年は思いの他暖かい冬です、冬では無くもう直ぐ春ですね。

 今の時間(9日夜9時)東京は小雨が降ってます、久しぶりのお湿りで嬉しいです。でもこの様な雨の日にオールデンとかクロケットの様な革底の靴は、履けません・履いて欲しくは無いです。

 その様な時に一足合成底の靴が有れば、便利ですし良い靴が傷みません、でも履き心地は重視したい方にお勧めなのが、今日入荷しました「ダイナイトソール」の靴です。

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 底に凹凸が有るので、滑り難いですし底からの水の浸み込みが少ないです、甲革(上の部分の革)と底との間からは水が浸入しますが、グッドイヤーウェルト製法なので直ぐには入り難いのです。

 今回はソールの土踏まずの下の部分を薄くして見ました、P2091109

 そのお陰でスマートな雰囲気が出ました。

 ダイナイトソールは軟らかいので履き心地も良いです、でも柔らか過ぎてもいけないので、間に一枚革を挟みました、シッカリ感と安定感が増しております、お履きに成った方が色違いをお求め頂いております。雨だけで無く日常的にお使い方も多いです。

 木型も甲の部分を薄くして、幅は広めです、踵の収まりも良好です。少し靴先を伸ばして細めに見える様にしてます、お試し下さい。


スペイン製別注品入荷しました。

2007年02月09日 22時16分20秒 | うんちく・小ネタ

 ヤット「スペイン製(M社)」の大喜別注モデルが入荷いたしました。

 今回で3作目です、Uモカのスリポンに取り組みました。以前jから各社の展示会に行きましても思うようなスリポンに出会えませんでした、ですから何回かの打ち合わせをしながら、チャレンジして見ました。

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 こだわったのはUモカのラインです、履き口(足が入る所)のラインとUモカのラインを微妙に変えた所です。その事で甲部分の押さえが良く成り足が浮かない様にした点です。

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 結構巧く出来ました、モカのラインもシャープに綺麗に出ました、ソールは雨の時にも履ける様にダイナイトソールにしました、でもダイナイトソールは単体では軟らかくねじれるので、間に一枚革を入れてます、シッカリ感が出ました。そのお陰か余り蒸れないとのご指摘が有ります。

第一作はUモカのブラッチャーモカでした、P2091117 P2091116 今回も入荷してますご予約の方を優先にしたいと思います。

 第二作目のプレーンサドルは今回は、コンビでは無く単色の黒を頼みました、結構要望が多かったので作りました。P2091108

 3作ともソールはダイナイトソールにこだわりました。履き心地が良い見たいです、土踏まずの部分は今回は少し薄く削ってもらい、見た目を軽く出来ました。

 昨年は入荷が遅れ、ご予約頂いた方にご連絡してます、まずは見て下さい、この3点は出来るだけ継続したいと思います。

 評判が良ければ、4作目5作目に取り組みたいと思います、勿論修理は出来ますのでご安心下さい。


靴の修理。

2007年02月09日 08時57分42秒 | うんちく・小ネタ

 早いものでもう2月です、当店は以前から靴の修理をしております、基本はお預かりの上修理業者に委託して修理を行っております。

 当店で販売しました靴以外でもお預かりの上修理を受け賜ってます、多い修理は踵の修理、修正が大部分です、革底の交換の修理も多いです。

 最近多いのが輸入の靴で、見た目は革底の様でそうで無い靴が多いです、スニーカーと同じ様に接着剤で合成の底材を着け、その上に薄い革を貼り付けた物が増えました。結構有名なブランドの靴でも有ります。

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  踵の部分です、良く見ると踵は革を積み上げた物では無く、ゴム状の物に薄い革を埋め込んだだけです。中身は硬いプラスチックなので歩くとカンカンと硬い音がして、響きます。

 見た目はまるで縫い付けの様に見えますが、縫い目は飾りです。何の為に作るのか解りません、接着で作る靴はそれで利用価値は有ります、軽量だし製造工程も少なく簡単に出来るからです。

 踵も部分も本来は踵は、表底の上に踵の部品を取り付けます、その様な作りなら踵の部分又は踵の上のゴム・革とゴムの組み合わせの部分を交換すれば、元の状態に近く成りもう一度履けます。その踵の部分が表底と一体に成った靴が多いです、スニーカーの底と同じと思ってください、その場合は表面を削り減った部分に合わせて別の物を接着します。

 有名なブレンドの商品は、値も張ります高価です。直しながら永くお履きに成りたいと思うはずです、しかしその様な商品に結構作りに疑問が出る物が多いです、特に国外でお求めの場合は、修理が可能かを確認してください、もったいないですから。

 修理が出来ない物でも、履き易い靴は多く有りますので、機能を生かしてご利用下さい。

 最近の感想です。