今晩は。体操の5についてお話しします。
ラジオ体操でいうと、
5の「体を横に曲げる」ですね。
ここから「体に訊く-8」まで、腰とお尻を固定させる事が
重要になってきます。
4~の流れで言うと、足はそのまま軽く開いたままですね。
そして、まず上体を真横の右に倒し、右手も下がりますね。
それが反動となって
そこから、真っすぐ元に戻しそのままの勢いで左真横に、
つまり反対方向に上体を倒し、体の動きに合わせて右手も
大きく右下から頭上を通って左真横に振ります。
ラジオ体操との違いは、ラジオ体操は真っ直ぐの状態から、
右手をそのまま上に上げて左へ振りますが、
「体に訊く」では、いったん右に倒してから左へ振ります。
小さい準備運動(プレパレーション)が入って、その反動を
利用するのです。
そのため、体全体を大きく使う事になります。
この運動では腰骨から、わき腹、あばらまでしっかり伸ばす。
と言うのが大きな目的です。
つまり、「自分の体に訊く」事が目的です。
上体から右手を上げて、そのまま左へ軽く振るだけでは、
自分の体をほとんど使いません。
それでは、誰でもができる体操としてはいいのですが、
ストレッチとか自分の「気」を高めたり、筋肉を柔らかくす
るためとか、腰痛に対する治療や予防とかにはなりません。
右に倒して左に振る動きで言えば、右を伸ばす事になれば、
反対側の左の脇腹は縮みます。
その感じ。伸びる所と縮む所を同時につかむ事が大切なのです。
そのために、初めの振りは軽くやり、2回目に右に倒す時に
深く倒し、反動をつけて大きく体全体を使います。
この時、手の使い方が大切になります。
初めのプレパレーションの時は、普通に自然な状態にしておけ
ばいいのですが、2回目に深く倒してから上体を起こして行く
時に、右手の平で右の空気をすくってください。
そしてそれをそのまま大きく、最も体から遠い軌道を描いて、
大きな円を描くようにして振って頭の上を超えたあたりで加速
して左横のできるだけ遠くの方へ、その掬ったものを放り投げ
るようにして振ります。
つまり頭の上で若干タメを造ってから、びゅんと手を伸ばし
ながら放り投げます。
放り投げきったところまで息は止まっています。
投げ切ったところが限界で息を一気に吐きます。
と言う事は、投げ切った。息を吐き切った。そこで、しばらく
そのままの状態にします。
すぐ上体をもとに戻すのではなく、投げ切ったところで、その
ままにしていると丁度バネが自然に調整するような状態になっ
ているからです。そのままにして、呼吸もそこで整えます。
従って、ラジオ体操のように、何のメリハリも
なく、すっ、すっとは行きません。
それを右から、1、2、3、4、2、2、3、4とやり、左で
また1、2、3、4~とやって行きます。
なので、テンポも普通に歩く速さでやったり、
一つ一つゆっくりやったり、いろいろに味わえます。
大事なのは初め右に倒す時に、より大きく使おうと必要以上に
腰を異動させたり。右に倒すのであれば左足のかかとが完全に
浮くようになるまで上げる事がないようにする事です。
つまり、補助の動きをしないようにすることです。
踵が完全に上がってしまったら何にもなりません。
それでは、上体が安定しないからです。
腰はどっかと固定し、体全体を真正面から見た時に体全体の
中心が、おへその下に集まるように、重心がそこに集まるよう
に、支点として固定させておく事が大事になります。
「体に訊く」のもう一つの大きな違いは必ず呼吸法がそれに
伴う点です。
ここでも、初めの軽い振りの時に軽い呼吸をして、2回目の
深く倒す時に深く息を吸い、大きく手を振りきったところで、
止めの限界となり一気に吐きます。そして、そのまま調整に
入ります。
体全体を使う事で爽快な気分になれますよ。
ラジオ体操でいうと、
5の「体を横に曲げる」ですね。
ここから「体に訊く-8」まで、腰とお尻を固定させる事が
重要になってきます。
4~の流れで言うと、足はそのまま軽く開いたままですね。
そして、まず上体を真横の右に倒し、右手も下がりますね。
それが反動となって
そこから、真っすぐ元に戻しそのままの勢いで左真横に、
つまり反対方向に上体を倒し、体の動きに合わせて右手も
大きく右下から頭上を通って左真横に振ります。
ラジオ体操との違いは、ラジオ体操は真っ直ぐの状態から、
右手をそのまま上に上げて左へ振りますが、
「体に訊く」では、いったん右に倒してから左へ振ります。
小さい準備運動(プレパレーション)が入って、その反動を
利用するのです。
そのため、体全体を大きく使う事になります。
この運動では腰骨から、わき腹、あばらまでしっかり伸ばす。
と言うのが大きな目的です。
つまり、「自分の体に訊く」事が目的です。
上体から右手を上げて、そのまま左へ軽く振るだけでは、
自分の体をほとんど使いません。
それでは、誰でもができる体操としてはいいのですが、
ストレッチとか自分の「気」を高めたり、筋肉を柔らかくす
るためとか、腰痛に対する治療や予防とかにはなりません。
右に倒して左に振る動きで言えば、右を伸ばす事になれば、
反対側の左の脇腹は縮みます。
その感じ。伸びる所と縮む所を同時につかむ事が大切なのです。
そのために、初めの振りは軽くやり、2回目に右に倒す時に
深く倒し、反動をつけて大きく体全体を使います。
この時、手の使い方が大切になります。
初めのプレパレーションの時は、普通に自然な状態にしておけ
ばいいのですが、2回目に深く倒してから上体を起こして行く
時に、右手の平で右の空気をすくってください。
そしてそれをそのまま大きく、最も体から遠い軌道を描いて、
大きな円を描くようにして振って頭の上を超えたあたりで加速
して左横のできるだけ遠くの方へ、その掬ったものを放り投げ
るようにして振ります。
つまり頭の上で若干タメを造ってから、びゅんと手を伸ばし
ながら放り投げます。
放り投げきったところまで息は止まっています。
投げ切ったところが限界で息を一気に吐きます。
と言う事は、投げ切った。息を吐き切った。そこで、しばらく
そのままの状態にします。
すぐ上体をもとに戻すのではなく、投げ切ったところで、その
ままにしていると丁度バネが自然に調整するような状態になっ
ているからです。そのままにして、呼吸もそこで整えます。
従って、ラジオ体操のように、何のメリハリも
なく、すっ、すっとは行きません。
それを右から、1、2、3、4、2、2、3、4とやり、左で
また1、2、3、4~とやって行きます。
なので、テンポも普通に歩く速さでやったり、
一つ一つゆっくりやったり、いろいろに味わえます。
大事なのは初め右に倒す時に、より大きく使おうと必要以上に
腰を異動させたり。右に倒すのであれば左足のかかとが完全に
浮くようになるまで上げる事がないようにする事です。
つまり、補助の動きをしないようにすることです。
踵が完全に上がってしまったら何にもなりません。
それでは、上体が安定しないからです。
腰はどっかと固定し、体全体を真正面から見た時に体全体の
中心が、おへその下に集まるように、重心がそこに集まるよう
に、支点として固定させておく事が大事になります。
「体に訊く」のもう一つの大きな違いは必ず呼吸法がそれに
伴う点です。
ここでも、初めの軽い振りの時に軽い呼吸をして、2回目の
深く倒す時に深く息を吸い、大きく手を振りきったところで、
止めの限界となり一気に吐きます。そして、そのまま調整に
入ります。
体全体を使う事で爽快な気分になれますよ。