紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

今日はいろいろ

2019年10月04日 | 家づくり現場。お客様との打ち合わせ

今週は結構暑い日もありましたから、まだ「秋」という感じもしないな〜と思っていると、びっくりするくらい陽の落ちる時間は早くなっていることにも気づきます。季節は確実に進むわけで、やらなければいけないことはしっかりやっていかないとあっという間に終わってしまいますね。頑張らないと。

さて昨日今日の出来事。

まず、上の写真は堺市中心部の築150年オーバーの古町家のリノベーション工事。前面道路や隣地の状況、また補助金など、色々なことをクリアして(お客様にも大変助けていただいて)、ようやく内部解体(残す所はきっちりと大切に残して)からスタートです。

初めは難しい条件が多くて「本当に進むんだろうか?」と思っていましたが、あれよあれよとラッキーも重なりだして一気に上手く色々な条件がクリアしていきました。やっぱり私はついてるな〜恵まれていて本当にありがたいな〜なんてすぐ自分のことばかり考えてしまいますが、こういう時に普段からのご近所付き合いなども含めての、なんというかトータルなお客様の力(変な言い方ですが)がでてくるんですね。お客様のおかげでございます。感謝感謝でございます。

リノベはまずは初期の素晴らしいお家に戻すことが根本。難しい所はたくさんでてきますが、うちの大工さん達と一生懸命がんばります。

次に同じく堺市。三国ヶ丘のA様家。キッチン前のカウンターはケヤキの一枚板であります。ちょっと木目がよっていますが、さすがケヤキの風情ですね。

それから和歌山橋本市のお客様家。築20年弱のお家へ排水のつまり(流れ難い)を水道屋さんと一緒に見に。たいしたことなくすぐに直りましたが、こういう所のメンテナンスは必須ですね。風情も味もでてきた木製玄関引き戸。まわりの板も洗えばすぐに綺麗になりますが、自然な古さも美しいのでこのままで。もうちょっと汚れたら綺麗にしても良いかな〜なんてお客様とお話してきました。

それから、こちらはもう3代に渡って可愛がっていただいているT様家。古いちゃぶ台のリペアをご依頼いただきました。こちらの無垢板も味がでていますね〜。またこれから何十年と使えるように、大工さんに直してもらいます。

最後に、今日の会議の様子。大工さんも設計も一緒に。何の内容を話しているか?はまた来月の情報誌をお楽しみにしていいただければと思いますが、「よい良い」を目指して、現場からでる意見、設計が色々な新製品の情報をもちよったり、お客様からいただいた貴重な意見、などを皆で検討です。

ということで今週もこれで終了。来週も皆で一生懸命がんばります!!

 

 

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

 

 

 

 

 

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