先週の土曜日、久々に一日休みがとれたので、東大阪の司馬遼太郎記念館に行ってきました。(司馬遼太郎記念館HPはコチラhttp://www.shibazaidan.or.jp/index.html)
司馬先生は大好きな作家ですし(「項羽と劉邦」が一番好きで、もう何回読みなおしたことか!)、設計は安藤忠雄さんなので一度見に行きたいと思っていた建物。
家から一時間程度で現地に着き、ドキドキしながら建物へ。
正直いって、今まで安藤忠雄さんの建築は凄すぎて(私みたいな者には、とて批判はできません)あまり見に行く気はしなかったんです。
だけど、この建物は正直良かった!!建物の規模がさほど大きくなかった事・建物の高さが抑えられていた(低くされていた)事。周りの住宅街にとけこんで、目立たちすぎていない事。親しみの持てる建物でした。
内部にはいってすぐ目に入ってくる大きな吹き抜け空間。その壁に全面の書棚。ダイナミックで美しく、もうこれ一発で参りました。。
それからも、細かい壁・天井の納まり方。R状にカーブしてくる壁と階段部分の組み合わせ方。開口部(窓)のとり方。色々感心しっぱなしでした。
写真を使って説明したいのですが、こういう所は写真撮影禁止なのですいません。《だから、印象に残った所はスケッチしてくるのですが、うまくないので人様には見せれません(笑)》みなさんも是非行って体感してください。
帰りがけに売店で、司馬遼太郎先生の『21世紀の君たちへ』という本を買って帰ってきました。《なかなか感動しました。子供ができたら子供に読ませよう!(笑)》
しかし、コンクリート打ち放しは上手だった。やり方教えて欲しいです。。
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ドイツでも安藤さんの作品を見たのですが、私が言うのもなんですが、距離的に遠い作品はちょっと「薄味」な感じがします。
特に関西にある作品の方が、エキスが濃くて、好感が持てます。
そういう意味で言うと、司馬遼太郎記念館はきれいな建物で少しエキスは薄いかもしれません。
話は変わりますが、僕はルイスカーンの建築がみたいんですよね。