大悟の日記

DAIGO KOBAYASHI
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大悟少年史 小学生篇 第一話

2008-11-03 | 大悟少年史
こんばんは。
天皇杯まずは1回戦突破!

自分はスタンドで観戦してましたが、
難しいゲームをよく勝ったという試合でした。
間違いなくチームは勢いにのり、次のリーグ戦に繋がるはずです。

また1週間良い準備をしていきます。


勝利とともに新企画、第1話です。

読んでみて下さい。


それではまた。

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大悟少年史 小学生篇 第一話

僕がサッカーを始めたのは小学校3年生。

兄貴の友達のひとり、わっくんに誘われて
嫌々というかあんまり乗り気ではなく練習に付いて行ったのがきっかけ。

なぜなら人見知りだから。

知らない奴がいっぱいいるしサッカーなんて知らんし…
みたいな感じ。

自分の通う岩松北小学校と隣の岩松小学校の2校の生徒が集まる地元の少年団(岩松SSS)の練習で、あっという間にサッカーの虜となりすぐに入団することになるけど、サッカーにハマるまではとにかく野球が大好きで巨人ファンでした。

親父が熱狂的な巨人ファンでその影響だと思うけど、
物心ついた頃の僕のヒーローは原辰徳。

背番号8で何かの縁じゃないかって勝手に思っているけど、
まあそれはさておき、毎日小林家のテレビは必ず巨人戦だった。

巨人が勝ったら親父も機嫌がいいし、自分も嬉しいから気持ち良く眠れた。

だからサポーターの方々の気持ちは良く分かる。


サッカーに出会うまでの毎日の遊びと言えば、暗くなるまで近所のお兄ちゃん達と野球をするか、山を探検して秘密基地を作るか。

ホントにみんな悪ガキで良く怒られていましたが…


あとは泳げないとカッコ悪いという理由で週に2回スイミングスクールに通わされていました。(お陰様で泳ぎは得意です)

こんなどこにでも居る田舎の小学生だったわけですが、誘われて1度やったサッカーが楽しくて仕方なかったのを覚えてます。

入団して初めてつけた背番号は「84」。

富士市の中でも弱いチームで試合はいつも負けていて、その度に泣いていた。それでもいつも皆でサッカーを楽しんだ。

友達も増え、練習が無い日は学校が終わり帰宅してボールを持ったらすぐにまた学校の運動場や土手や公園へ。

ゴールなんて何でもよくて皆のヘルメットとかリュックサックとかで作った。

ストリートサッカーとまではいかないにしても今思えばめちゃくちゃハングリーと言うか本当にサッカーが好きでサッカー出来ればどこでも良かった。

今も忘れちゃいけない1番大切な気持ちだと思う。

そして昔からとにかく負けず嫌いだった。
仲間より遅れて始めたから上手くなりたくて来る日も来る日も練習した。1人で何時間もずーっとリフティングした。

寝るときには枕元にサッカーボールを置いて、家族でどこかに出掛けるときでもサッカーボールを持っていき、学校までの通学路はドリブルして、その年の正月には少ないお年玉でカラーコーンを買った。

気づけば、ただのサッカーばかになっていた。

この時のテクニックの練習とサッカーへの強い情熱はきっと今に生きている。



つづく。。。