オッサンパパ、ときどきムスメ、ところにより嫁

オッサンのパパ。ヤンチャムスメ。破天荒嫁の日常。

入院したときの話⑥

2021-02-09 06:51:49 | 思い出
個室に入院は初めて。いやそもそも連泊入院自体初めての私。

体に力が入らず、動くとお腹いたいので個室にいようが、大部屋にいようが変わらない。

窓から外見たくても、動けないからカーテンも開けられない。

数日はこんな感じでした。ただただ暇。

すごいのが、なんと朝と夕方看護師さんが交代するときにわざわざ挨拶しに来ます。

看護師「本日昼(夜)の担当させていただく〇〇です」と必ず二人来て挨拶してくれます。

その時になんか色々教えていただき、売店の位置を把握。
テレビはあってもずーっとは見られない。
妻に本を頼んでも趣味が違うから、読みたいタイトルを買ってこない。
見舞いにくる知り合いが達は、こぞってスケベな本しか持ってこない。

自分で買うしかない。と、看護師に言われたとおり少しずつ動くことに。売店まで、健康体なら5分とかからないだろう。

点滴の棒持って、壁の手摺つたい歩き…

少し歩くとお腹痛くて動けなくなる…

看護師登場。「無理しないでゆっくりやって下さい」と、部屋に戻される…ソッチジャナイー

んー。ケージに入れられた動物の気持ちがよくわかる。

売店で本を買う。

これをするのに何回チャレンジしたことが 笑

やっとこさっとこ売店に着き、本を買いましたが売店で調子悪くなり、看護師に部屋に戻されます

その時に見つけてしまったのです

私を誘惑するあの魅惑のレクタングルなフォルム

オサレな装飾風包み紙をまとい、棚に整列しているその姿。

そう、板チョコ!

部屋に戻り、看護師に聞きます。

ちよこれいとはいつたべられますかいなー?

看護師「今流動食なのでご飯が固形になったらですねー」

うえええーーー?それいつー?いつなのー?チョコも温めれば流動食じゃないのー?

と、吾妻善逸のように心では思いましたが…

実際は「はい…」

その日から、早く食べたかったので本を買ったにも関わらず早く良くなる為に先生たちに言われたことを暇さえあればやることにしました 笑

傷口がふさがっても中はまだまだらしいので、整腸させるために歩いて歩いて歩いて。

痛くなったら休む、少し良くなったら歩く。

その時に一つ謎が解けました。

病院に行ったり、お見舞い行ったりすしたときに

よく廊下でウロウロしてる人見ますよね?

その時は、入院暇なんだろうなー、やることないから歩くくらいしかないのかなー?と思ってましたが、実際は違かった!

努力中なのです!全回復のために!

私もひたすら廊下ウロウロ

妻に、高い個室泊まってんだから少しは休みなさいよと言われても

黙ってひたすら歩き回る私 笑

知らんから休めって言えるんだよ、こっちゃー努力中じゃい

とは言えず、黙々と歩く。

その間にも、注射やら検査やらこなし食事も固くなってきて

とうとうあのチョコ食べたときは美味かったなー

ゴディバ?なにそれおいしいの?状態。

100円明治チョコ最強w


こうして、小さな目標を毎回立てて歩きまくる生活をおくり思ったよりも早く退院出来ました………が!

⑦へ続く





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