オッサンパパ、ときどきムスメ、ところにより嫁

オッサンのパパ。ヤンチャムスメ。破天荒嫁の日常。

大変だったなぁ①

2022-10-19 17:50:31 | 備忘
先日妻が
「あれから3年か…」

なんて、ドラマが始まる様なセリフ言ってた 笑

話はここからです。

2019年10月台風19号。

妻の実家が床上浸水被害

まぁー、大変でした…

覚書、思い出し書きとして記事書きます。


その日台風で洪水が予想されてた。私の親も、妻の親も大した距離ではないが、妻の実家は階層建て、私の母親は借家の一階に住んでいるので、私の母親は台風が来る前に早々にウチに避難してきました。

娘はまだ台風がどうとか理解してはいなかったので、おばぁちゃんがウチにお泊りすることにテンション高かったのは覚えてます。

だんだん風と雨が強くなり、家が揺れてるのがわかるくらい。

近くの川が氾濫しそうと、避難指示が出ていました。

ウチは住宅街なので、近所の人の動向を見て避難しようと家族で話し合い、10分おきくらいに家周辺の状況を私が見に行っていました。

そんな中、妻にラインが…

写真が添付されていて、それを見ると…

よく妻の実家に集まるとみんなで輪になって座っていたリビング。水面に浮かぶ椅子の写真…

「なにこれ?」

次は、二階から一階に向けて階段を撮った写真…一階部分は濁った水で波打ってる…

「え?これやばくない?」

妻は自分の親に電話。

携帯は繋がりました。

床上浸水して、停電してるとのこと。

妻の母は、すごくおっとりしていますが、その話してるときも、思い出話してるみたいなおっとりさ。焦りがないのはいいことだ。

妻はすぐ迎えに行くというが、今はむりと説得。妻の母も、来ても水で来られないから、引いてから来てくれと妻をなだめる。

不安な夜を過ごしました。

夜中に台風は通り抜け、明るくなる頃には青空。

雨がやんだ頃、妻が実家に連絡。水はどうか聞く。まだまだらしい。

とにかく、妻は次の日抜けられない仕事で、実家に行くのは私だから寝ろということで、少し寝る。

朝になり、妻は仕事へ。娘は私の母が自宅で見てくれるとのことで、私は妻の実家へ。

停電とのことで、モバイルバッテリーとランタン。朝ごはんになるものと飲み物を持って出発。

いつもなら車で5分程度。しかし現地がどうなってるかわからないので、徒歩で行くことに。

長靴なかったので、捨ててもいい靴とズボンを履いて向かいましたが正解。

家から歩いて5分くらいのとこで、角を曲がると町並みが様変わりしてた…

道路は泥だらけ。ゴミも流れ着いたのかあちこちに散乱…

水こそ少なくなってましたが、泥がすごく、深いところで膝丈まで足が埋まる位。

早い人はもう畳とか出し始めてました。

だんだんと泥が濃く深くなり、やっとのことで実家到着。

義両親は、水の引いたリビングで呆然としていました。

まず食事してもらい、スマホの充電。

様子を妻にラインし、必要なものを聞いて一度帰宅。帰宅時に義母が自転車貸してくれましたが、泥が深く逆に大変だったなぁ…

一度着替えて、ホームセンターへ。かっぱと長靴と、大量のガラ袋購入。電気屋さんの知り合いにちょっとだけ仕事の合間に寄ってくれと頼む。

大量のガラ袋と、大量の雑巾、ゴム手袋と、たまたま洗車用に買ってた高圧洗浄機を自転車に積み、かっぱ着て長靴履いて実家へ。

まず、いるものいらないものを判断してもらう。一階はリビング含めて4部屋。一部屋ずつ確実に物を出し、判断してもらい、要らないものはガラ袋へ。

しかし、義両親からしたら、思い出や思い入れのあるものばかりだから、なかなかはかどらない。

心を鬼にして、急かしどんどんゴミを出していく。

畳も、どんどん剥がして外へ。

一日がすぐ終わる。

電気屋きて、ブレーカー見てもらうと、一階以外は生きてるからと、一階以外の電気を復旧してもらう。

実家二世帯住宅なので、2階にもリビングや水回りがあり、電気が来たことで生活は出来るようになったが、お風呂とかはだめ。

夜一度帰り、車で義両親を迎えに来て、うちのお風呂に入ってもらった。

娘は、両方の祖父母が集まることでテンション爆アガリ 笑

お風呂あがり、テンション高い娘の相手は大変だろうと、休憩もそこそこに家に送り届けました。

②へ続く