題詠100首blog

こちらは「題詠100首blog」のイベント会場です。「イベントの仕組み」をお読みの上、ご参加ください。(五十嵐きよみ)

013:クリーム

2006-01-02 | 011-020の歌
「013:クリーム」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 013 クリーム(美山小助) (小助の和歌) 一人泣く クリーム色の 部屋の壁 友喪(うしな)われ 後を追わんか 013:クリーム(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 念入りに泡立てられたクリームをふわり浮かべて夜を渡ろう 013:クリーム (風流三昧) 暑い夏食欲失せて口にするアイスクリームお腹が冷える 013:クリーム . . . 本文を読む

014:刻

2006-01-02 | 011-020の歌
「014:刻」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 014 刻(美山小助) (小助の和歌) 邦(くに)を去り 失われたる 時刻む 風景にこそ 世情あらわる 014:刻(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 変拍子刻みつつ舞えこの夜も普遍の隙間に微笑が覗く 014:刻 (風流三昧) 刻一刻運命のとき近付いた緊張しすぎ言葉が出ない 014:刻(船坂圭之介) (kei\'s anex roo . . . 本文を読む

015:秘密

2006-01-02 | 011-020の歌
「015:秘密」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 何か困ったこと、わからないことが生じたら、サイドメニュー「カテゴリ」で、ルールを確認してみてください。 015 秘密(美山小助) (小助の和歌) 惹かれゆく 揺れる心を 秘密にし 歌を捧げん 彼の人に宛て 015:秘密(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 天空の秘密の花園いつの日か訪ねて往かん時空を超えて 015:秘密 (風流三 . . . 本文を読む

016:せせらぎ

2006-01-02 | 011-020の歌
「016:せせらぎ」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 016 せせらぎ(美山小助) (小助の和歌) 夏の朝 木立(こだち)歩きて せせらぎを 微かに聴きて 心洗わん 016:せせらぎ(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) わが裡にせせらぎを聞く生命の水脈ひたすらに漕ぎ往く唄を 016:せせらぎ (風流三昧) 木漏れ日と川のせせらぎ爽やかな新緑の候気分爽快 016:せせらぎ(船坂圭之 . . . 本文を読む

017:医

2006-01-02 | 011-020の歌
「017:医」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 017 医(美山小助) (小助の和歌) 寝台に 縛られたるか 病院の 息苦しさに 医を恨むなり 017:医(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 遠つより医を生業とせし我が父祖は家訓に伝う「信心第一」 017:医 (風流三昧) 医学生実習のオペ致死量の麻酔打ち込み冷や汗たらり 017:医(船坂圭之介) (kei\'s anex roo . . . 本文を読む

018:スカート

2006-01-02 | 011-020の歌
「018:スカート」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 018 スカート(美山小助) (小助の和歌) 腿隠す ロングスカート 風に揺れ 足首に想う なまめかさ 018:スカート(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 心根や学業よりもスカートの長さで決まる高校入試 018:スカート (風流三昧) 強風でスカート捲くれ焦ったわ刹那の突風油断できない 18:スカート(船坂圭之介) (kei . . . 本文を読む

019:雨

2006-01-02 | 011-020の歌
「019:雨」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 019 雨(美山小助) (小助の和歌) 雨上がり 水溜りにて ゴム長の 娘の黄色い 声を楽しむ 019:雨(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) しとどなる驟雨に御祓ぬ神域の杜の深きに我れを委ねて 019:雨 (風流三昧) 小雨降る ビニール傘に 透かされて 薄紫の 紫陽花霞む  019:雨(船坂圭之介) (kei\'s anex r . . . 本文を読む

020:信号

2006-01-02 | 011-020の歌
「020:信号」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 題の詠み込み漏れはありませんか? 歌には必ず、題をそのまま詠み込んでください。 020 信号(美山小助) (小助の和歌) 夜の街 車もいない 交差点 赤信号のみ 色を伝える 020:信号(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 点滅はいまだ止まざり人生の信号つねに黄色を示す 020:信号 (風流三昧) 青信号お手々を挙げて渡ります交通 . . . 本文を読む

021:美

2006-01-02 | 021-030の歌
「021:美」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 021 美(美山小助) (小助の和歌) 誘(いざな)いし あの瞳にて 美しき 願いを込めた 愛(いと)しき女性(ひと) 021:美(エクセレント安田) (風流三昧) 脚線美スベスベお肌悩ましげミスコン出馬入賞狙い 021:美(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) しきしまの春満ち足りて新緑はそよぎて語る美しき郷土(くにち)を 021: . . . 本文を読む

022:レントゲン

2006-01-02 | 021-030の歌
「022:レントゲン」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 022 レントゲン(美山小助) (小助の和歌) あの女性(ひと)の 胸を露(あらわ)に する医師が レントゲン撮り 心焦がさん 022:レントゲン(エクセレント安田) (風流三昧) レントゲン検査結果は異常なし病室の花快気祝福 022:レントゲン(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 数枚のレントゲンには亡き人の病凝り居て痛みを . . . 本文を読む

023:結

2006-01-02 | 021-030の歌
「023:結」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 023 結(美山小助) (小助の和歌) 赤糸(あかいと)を 結びし女性(ひと)との 吾が春を 妨げんとす 災い多し 023:結(エクセレント安田) (風流三昧) 「結果だけプロセスなどはどうでもいい!」鬼のコーチが鉄槌下す 023:結(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 結びきし絆の深きや遥かにて我れを招かんかの神奈備は 023:結 . . . 本文を読む

024:牛乳

2006-01-02 | 021-030の歌
「024:牛乳」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 024 牛乳(美山小助) (小助の和歌) 牛乳を 飲めば腹冷え 下すなり 吾が体をば 恨むべきかな 024:牛乳 (風流三昧) 風呂上り腰に手を当て牛乳を喉に流すと気合も入る 024:牛乳(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 朝まだき牛乳瓶の打ち合いて瞑き眠りの底辺を揺らす 024:牛乳(船坂圭之介) (kei\'s anex r . . . 本文を読む

025:とんぼ

2006-01-02 | 021-030の歌
「025:とんぼ」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 ひらがなで「とんぼ」と詠み込んでください。「トンボ」「蜻蛉」などは不可。 025 とんぼ(美山小助) (小助の和歌) 夕暮れに ナイフ片手に 竹削り 子等に与うる 竹とんぼかな 025:とんぼ(エクセレント安田) (風流三昧) 長渕の名曲「とんぼ」口ずさみ男一匹極道目指す 025:とんぼ(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 夕 . . . 本文を読む

026:垂

2006-01-02 | 021-030の歌
「026:垂」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 題は「垂れる」「垂直」などの「垂」です。読み違いにご注意ください。 026 垂(美山小助) (小助の和歌) 空蝉の 声を聴きたく 垂れ簾 上げて澄ませど 鳴り止むばかり  026:垂 (風流三昧) 電車内つり革つかみ懸垂のパフォーマンスをする奴いたな 026:垂 (ねこちぐら) 垂乳根の母の御胸に眠り居るキリストひとり異郷に購う . . . 本文を読む

027:嘘

2006-01-02 | 021-030の歌
「027:嘘」の歌は、こちらにトラックバックしてください。 題は「嘘つき」の「うそ」です。「虚」「墟」などとの読み違いにご注意ください。 027 嘘(美山小助) (小助の和歌) 世の栄え 目を惑わせど 嘘満ちて 寂しさ感じ 憩い求めん 027:嘘(エクセレント安田) (風流三昧) 嘘なのね信用してたアタシだわいい夢見せてくれただけなの 027:嘘(ねこまた@葛城) (ねこちぐら) 放ちきし . . . 本文を読む