daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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Spring has comeを感じに

2023-03-28 | 札幌の四季

気温二桁の日も多くなり、野の花も準備が出来たかな? 手軽な豊平公園の野草園で見てみようと散歩を兼ねお出かけ。豊平川を渡ると春風にはまだ遠いけど、川のヤナギも芽吹いて春本番近し。青い色した雪どけ水もこの時期は嬉しいのです。

まだspring has comeと言うより、coming soonといった感じですが、札幌も良い季節が間もなくです。あと何日かでもう四月ですから。

 

落語に「反対車」という噺があり、上野駅までと頼まれた車夫が、数々の障害をモノともせず自慢の健脚で駆け抜け、着いた先が…と言うナンセンス物ですが、演者により様々なクスグリが入るのが楽しく、亡き橘家円蔵(月の家円鏡)は、「シートが破れてバネが出てるから挟まれ無いよう気を付けて、スプリング ハズ 噛むって」と、言うのには笑いました。 春近しを思うたび、このギャグが浮かんで来ます。

話は脱線しますが、噛むと言えば、昔アル・ヤンコビックの歌に「Can't Bite Me Love」と言うのがあったはず、むろんビートルズの「Can't Buy Me Love」のパロディ・ソングでしたが。 -閑話休題-

 

さて豊平公園、いくつかの野草が芽を出し始め、雪の下で耐えていたフッキソウ(富貴草)も無事復帰…オヤジですみません。他は福寿草くらいしかわからないけど、皆んな冬の雪を耐えてきた仲間だと思うと、名前は知らなくても皆んな愛おしいのです。

カタクリも芽を出して背伸びを始めたところ。

カタクリの花って、楚々としてうつむき加減で、高校生の頃片思いまでも行かない、憧れだった女の子の横顔にも似ている気がして…と、純情だった昔が私にもあるのですが、そんな大好きな花です。

あと10日くらいでそれと出会えるかな?楽しみです。どうぞお天気が続きます様に。

春の花と言えばカタクリ、フクジュソウ、エゾエンゴサク、キバナノアマナかな? まだポツポツですが、先陣を切ってフクジュソウが咲き始めました。

この花、むかし母が雪が降る頃に山から掘って鉢に植え、ちょうどお正月に咲くよう、外に出したり家に入れたりで、上手に咲かせていたな…と、思い出につながるのですが。

 

まだ数少ない花にハエ?ハナアブ?が止まり、せっせと蜜を集めていました。体中花粉だらけになりながら。

普段、虫に親しみを覚えることはないのですが、虫の少ないこの時期、まだ浅い春から頑張っている仲間には、「ヨッ お疲れさん」と、思わず声をかけたくなります。

そんな時期になりました。