daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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冬の散歩道

2024-02-20 | 札幌の四季

昨日の札幌は気温が14度近くまで上がり、これは桜の時期並みの暖かさ。今日は平年に戻り雪ですが、こんな繰り返しが続くなら、普段は違和感のある「雨水の侯」なんて言い方でも良いな、など思いながら今年初めての森林公園で春探し。

昔サイモン&ガーファンクルの「冬の散歩道」と言う歌があり、フォーク・ロックに当時の流行り"マリアッチ・サウンド"を取り入れ結構ヒットした記憶が。でもあれは晩秋の歌で木の葉はブラウンに…という歌詞だったな、などと思い出しながらいつものコース。

 

まだ細いけれど水の流れが嬉しい。手を入れてみる勇気は無いけれど、先日見た映画ゴールデンカムイで俳優さんが真冬の川に落ちるアクションをしていたっけ。プロは根性あるなと感心したのを思い出しました。

そして倒木から滴る水滴はもっと嬉しい春の予感。この雪融けの滴りをウィスキーに垂らしたらさぞ美味しいのではないか…と、つい呑ん兵衛の本音が…

根開けが始まっているのも、小さな水辺が顔を出しているのも嬉しくて、近寄って見ると緑の水草が顔を覗かせています。

タネツケバナの仲間なのかな?水の中とは言え若い緑が見られるのは嬉しいですね。そして花が咲く頃には北海道も田植えが始まるのでしょう。

所々に落ちているツルアジサイの枝。もののあわれ…と言うのは大袈裟にしても愛おしく美し感じられます。

沢に沿って足跡が付いているのは、足跡が一本に見えるからキタキツネ?などと目が足元から離れると、つい皆さんが踏み固めた所を外し、柔らかな部分にズボッと足をとられますが、それもまた嬉しい春が近い証拠。

立ち枯れた木に彫刻をほどこした(?)のは、森の彫刻家アカゲラでしょうか?何となく春を待ち耐えている北海道人の顔に見えてくるのですが、春遠からじ。もう少しの辛抱です。

ほら、斜面ではこんなに根開けが進んでいて、地味に前進している毎日ですから。そして最後は「昭和の森のカツラ」にご挨拶。小さなハート形の葉を出す頃また来るからね、と。



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