daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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秋の美を探しぶらり街歩き

2023-10-30 | 札幌の四季

この日の街歩きは道立近代美術館からスタート。

足立美術館所蔵の日本画家達と、美食家でその器にもこだわり自ら作陶した北大路魯山人との特別展も、そろそろ終りが近くなり遅ればせながらではありますが。

先に日本画ゾーン。正直なところ川端龍子も伊東深水も「なんでも鑑定団」でその名を知ったといったレベルなのでどうかな?とは思っていたのですが、和装の美人は油絵では出せない清楚な感じがあって良いですね、鑑賞のポイントがそこかよと笑われそうですが。

日本画コーナーの終りで、足立美術館の美しい庭のスライドが流れていましたが、とても綺麗な所ですね。安来節くらいしか知らなかった島根にちょっと興味が湧きました。

北大路魯山人のコーナーでは、落語「時きそば」で「いい丼使っているね、ものは器で食わせるってぇ位だからこうでなくちゃいけねえゃ」とあったのを思いだします。ここは店主を持ち上げる伏線なのですが、実際に料理上手な人はこの料理にはどの器を合わせよう?色は?形は?どの様に盛り付ける??と楽しく悩む(?)のでしょうね。食べ物らしきものは作っても、盛り付けセンスがゼロの私は想像するだけなのですが。

魯山人が担々麺に合う器を作ったらどんな物を作った?などと、しょうも無い事を考えながら、この日はそう遠くない「菜香楼」で担々麺のランチ(写真中央)

ここは以前食べた酢辣麺(写真右)が好みに合って、以来時々近くに来ると寄るのですが。

お腹を満たした後は、知事公館から札幌市資料館~大通りと秋探しの散歩。

今年は夏が暑く秋もボヤっとした天気だったから紅葉もシャープさに欠けるけど、街全体が冬の準備。足元を見ると晩秋のエノコログサ。

切株から今年生まれた(?)若い芽は、雪の時期を乗り切って元気に育ってほしいですね。

 

最後は珍しくデパートのうまいもの市で「いかやき」を求めました。

案の定混んでいてこれが嫌なのですが仕方が無い。大阪は仕事で数回しか行っていないので、食べ物の記憶はあまり無いのだけれど「いかやき」はちょっとだけ…

皆さんもそれぞれの想い出とセットで並んでいるのだろうな? などと順番を待ちながらささやかな思い出と、今晩のビールに思いを巡らせ順番を待つ晩秋の一日でした。



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