今日の日経新聞のスポーツ欄に、豊田泰光氏のコラムに「安易な商業主義に走るな」というようなコラムが載っていた。
内容はクライマックスシリーズと巨人の猛追に関する話で、せっかく13ゲーム差を追いついた劇的な内容も、CSが有るせいで、リーグ制覇してもCSで負けると忘れられてしまう可能性がある。
もうひとつは、リーグ中の首位対決で具体例を挙げて負けてもCSが有るのでいいやという気持ちが出て、真剣度が下がっていたのではないか?という内容だった。
前者は確かに一理あると思う。去年やおととしのリーグ制覇はどうだったか、せっかくリーグ制覇しても日本シリーズに出ないとなんだか負けた気分になるという面は否定できない。
しかし後者のCSがあるので真剣度が下がるというのはまったく違うと思う。それは首位対決だけをみれば少しは出ているように見えるかもしれないが、13ゲーム離れた独走の首位には追いつかないと思う。
それに最終戦近くが首位対決だけとは限らない。Bクラス確定のチームと当たる事だって有る。消化試合相手の試合ってなんだかビミョー。その点CS有りだと最下位確定のチームならいざしらず、3位の目がある4位~5位までは負けられない戦いになっており、そのチームもCS出場という点ではまだまだ捨て試合ではなくなり、真剣勝負となる。
実際に結果シーズン終了近くまで真剣勝負が長く見られているので実感として面白いと思って見れているし動向も気になる。
どうせやるなら球団数増やして下位球団は降格←→昇格させればいい。幸い四国や新潟にもチームがあるじゃないか。もはや読売もTV放送していないんだし地域密着っていけるんじゃないかな?と、これ以上やると高額年俸問題や球界改革になってしまうので、とりあえずこんなところで。