穏やかな日々

泣き笑いの人生を二羽の文鳥(CyiCyi&Mi~)と共に・・・山あり谷あり、それでも日は昇る~いつも笑っていたい。

晩鐘

2017-11-18 20:55:55 | 本と雑誌


「晩鐘 上下」佐藤愛子著 を読み終えて、
今だからこそ、なんか~理解できる事柄が多々あって、
91歳の作者が書き上げた、かつての夫はいったい
何者だったのか・・・の、問いに
夫婦みたいなもの、結局は最期まで理解なんてできなくて
丸ごと、相手を受け入れるってことが、寛容なようで
ある程度の距離感が必要なんだと、今さらながらに確認
気が付くのは失ってからか~時間がかかる。

折しも今日ネットで、
「だんなデスノート」というサイトが書籍化されたニュースを
読んで、うぅぅ~永遠の謎か~夫婦って、
阿吽の呼吸ってゆうけれど、血の繋がってない相手と
まぁ~よぉ~一緒に居れることが不思議だわ。
お互いの忍耐とゆうけれど、私には業(わざ)が必要と感じたり?
cyicyikatsuko


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土の記

2017-07-08 21:04:46 | 本と雑誌


「土の記」上・下 高薫薫 著
だいぶ前に、奈良の大宇陀の事が書かれてるんだけど、
面白いから読んでみる~と、友から貸してもらった本で、
次の読み人が待ってるから・・・と、慌てて読むことしかり。

高村薫作品は初めての本で、もぉ~描写がきめ細かくて、
映像が五感を通して伝わってくるような~
不思議な文体で吸い込まれていきました。
どうなるんだろうか・・・ミステリーか~
どうも、ならないんだけど最後も上手くまとめられていて、
筆者の伝えたいことが、じわぁ~と読み手に伝わって、
読み終わっても満足感がいっぱいでした。
日常の大宇陀の山中に独りで暮す70代の男が主人公で、
何気ない営みの話なんだけど、その中に21世紀の今が描かれてて
考えさせられました。魅力ある作家さんやな~ってね。
久々の長編が終わって楽しみが無くなって、ちょっとガッカリ!
さぁ~次を探さなくっちゃ~(苦笑)
cyicyikatsuko


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謹呈

2014-12-21 22:44:40 | 本と雑誌

せりか書房様より、この本が贈られて・・・
開いてみると、安井眞奈美教授がこの度、出版された
「怪異と身体の民俗学ー異界から出産と子育てを問い直す」
以前に論文を書かれるので乳歯入れのお問い合わせがあって、
現状のお話をして、cyicyiの乳歯入れを紹介していただいた。
すごい~こんな立派な本になって、ご出版とは・・・
民俗学、文化人類学ご専門の文学博士の安井眞奈美教授、
現代の少子化に伴って、興味深い内容で読むのが愉しみです


第4章に 抜けた乳歯の行方ー身体観の変容にせまる
で紹介されています。今は医学的にも乳歯が注目あびてたりするから
乳歯が役に立つ時がくれば、乳歯保存が当たり前になる日が来るかも~
そんな夢をもちながら・・・制作活動に励みます。cyicyikatsuko
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子だぬきマコのたからもの

2011-10-07 07:50:33 | 本と雑誌

Sp1090381_2 「子だぬきマコのたからもの」(文・画)もりもとなんえい著 母方従妹 昭和12生まれの戦前派。今年3月10日に脳梗塞で半身不随なおかつ心臓ペースメーカーを埋め込んだ97歳の実母が旅立ちました。彼女は17年近く自宅介護で100歳まで頑張ってもらうと身を粉にして頑張ったのですが、その夢は叶いませんでした。丁度お通夜の準備中に東北大震災が起こり大参事、たくさんの方が亡くなって自分の悲しみとが重なって、思いが爆発したようで、今回長年温めていた「子だぬきマコのたからもの」の絵本の出版に踏み切ったようです。11月初め頃から全国の書店で売り出されるようです。愛する者を失うことは、頭で理解して覚悟をしていてもなかなか受け入れがたい難しい問題です。彼女にとって・・・何かを始めなければ、一歩前に進めなかったようです。この絵本の内容は祖母コンプレックスのマコちゃんが、その悲しみを乗り越えて明るく生きて行くお話なのですが、幼い子にとってあの世を受け入れために描かれた絵本とでも言いましょうか~さぁ~て、今の世にこのお話が受け入れられるのか、まったく身内といたしましては分かりません。「昭和の匂いがする~」 今子育て真っ最中の30代の姪に、「こんな絵本理解されない!」 と、痛烈な批判をもらったらしく本人は生の声にガッカリしているようです。(笑) 文学少女がそのまま74歳になったような彼女、うぅぅ~いいような、悪いような~微妙ですね。でも、私はできるだけ応援したくて知り合いに配りまわる気でおります。みなさんのお手元に届きましたら、ブログに載ってたこれかいな~と思召して、大きな心でお読みいただけたらありがたいです。又、一度「どんなんかな~?」 と、興味のおありの方は、お問い合わせくださいませ。今日は身内の絵本のご紹介で恐縮です。余談ですが贅沢な話ですよね。彼女は幸せ者ですね~(笑) cyicyikatsuko

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