人気海外ドラマ『LOST』 スタッフ・キャストの特別映像公開

　シーズン6まで続いた人気海外ドラマ『LOST』のスタッフ・キャストによる特別インタビュー映像をこのほど入手した。本国・アメリカだけでなく、日本をはじめ世界中で社会現象を起こした作品の作り手たちが、その真意を語っている。
【動画】海外ドラマ『LOST ファイナル・シーズン』特別映像
　同ドラマシリーズは、南太平洋の無人島に墜落した旅客機の生存者48人が遭遇する過酷で奇怪なサバイバル生活や、極限状態に追い込まれた人間の心理を緻密に描いたサスペンス。2004年にシーズン1がスタートし、登場人物の過去と未来が複雑に絡み合う先の読めないストーリー展開で人気を集めたが、2010年放送のシーズン6でついに完結した。

　長きに渡って同ドラマシリーズを手がけた製作総指揮のカールトン・キューズはこのシリーズ全体を通して「心に善と悪があることを伝えたかった。皆、内なる悪と戦い、時に勝ち、時に負ける。それが人間だ」と語る。

　無人島に墜落したくはないけれど、私たちの身の回りで災いがいつ何時起きるかわからない。ドラマの中の48人以上に、現実世界の人間関係は面倒だ。それでも私たちは前を向いて歩いていかなければならない。同じく製作総指揮のデイモン・リンデロフは 「ダース・ベイダーもゼウスもムカつく上司も大した違いはない。大切なのは何かに打ち勝とうとする意志」と視聴者にエールを送っている。

　俳優・真田広之が重要な役どころで出演していることでも話題の 『LOST　ファイナル・シーズン』はvol.1～7までレンタル中。1月19日（水）よりvol.8、vol.9（最終話）のレンタルがスタートし、同日にDVDのCOMPLETE BOX（本編ディスク9枚 + 特典ディスク1枚）も発売される。


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「何かが変わる…」林遣都が語る「コヨーテ、海へ」

【新春エンタメざんまい】

■「コヨーテ、海へ」

１月３日　ＷＯＷＯＷ　後８・０～

　演出家の堤幸彦（５５）と、歌手、佐野元春（５４）がタッグを組んだドラマ「コヨーテ、海へ」が３日、ＷＯＷＯＷで放送される。失踪した父の秘密を探しにニューヨークへ向かう主人公、ハルを若手実力派俳優、林遣都（けんと）（２０）が演じる。ドラマ初主演の林は「この先、生きていく上で、自分の考え方が変わるような貴重な経験になった」と撮影を振り返った。（萩原万貴枝）

　遣都という珍しい名前には、両親の「広い世界を見て大きくなってほしい」という願いが込められている。滋賀・大津出身で、中学３年の修学旅行中、渋谷駅にいるところをスカウトされた。俳優デビューはその２年後。映画「バッテリー」（平成１９年）で主演し、みずみずしい演技が評価され日本アカデミー賞新人俳優賞受賞という好スタートをきった。

　「コヨーテ、海へ」は、突然ブラジルに向かった父、秋男（佐野史郎）と、父の真の姿を知るべくニューヨークを訪れた息子、ハル（林）の魂の解放と融和の旅を描いた作品だ。佐野元春の音楽に触発されてきたという堤が、佐野が影響を受けた米国のカルチャーの担い手「ビート・ジェネレーション」にスポットを当てて脚本を書き下ろした。タイトルを含め全編に佐野の楽曲を使用した同作は、１９５０年代の米国で既存の文化に対抗する精神を主張したカルチャー「ビート」の世界観がちりばめられている。

　ビートの代表的な表現方法で、自作の詩を全身を使って読み上げる「ポエトリー・リーディング」もドラマの重要なエッセンスとして盛り込まれた。林にとっては初挑戦だったが、感情が揺さぶられた感覚を味わったという。「知らない世界に飛び込み、まさに知らない土地を旅したハルのような心境だったけれど、体の中から鼓動がわき上がるようだった」

　さらに、「平和、自由、芸術…そういうものを愛する気持ちを大事にしないといけない」と実感。今、自身のいる世界は多くの人の意見が飛び交う芸能界だということも自覚し、「自分の意思をきちんと持ち、意見を主張できるようにしなければ」と、ステップアップするためのテーマを得たようだ。

　「このドラマは佐野さんに影響された世代だけでなく、僕と同世代の人も含めて多くの方に見てほしい。僕のように、何かが変わるきっかけになる作品だと思う」

　ドラマで佐野の音楽に触れてから、仕事の移動中にもよく聴いている。「『今日、新しい何かに出会えそう』という、希望の光が見えてくるんです。この世界はまだまだ楽しみなことばかりなんだって」

　脚本・監督の堤についても「自由な芸術家を見ているようだった。映像の撮り方にしても、そのこだわりが何とも言えない格好よさで、ビートの時代を生きた人ってこういう人なんだって思えた」と林。約２週間の滞在だった初めてのＮＹは、表現者としてのアンテナを確実に磨いたようだ。

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サッカー＝バイエルン、ブラジル人ＤＦグスタボを獲得

　［ベルリン　１日　ロイター］　サッカーのドイツ１部、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは１日、ホッフェンハイムに所属するブラジル人ＤＦルイス・グスタボ（２３）の獲得に合意したと発表した。

　バイエルンは公式ウェブサイトで、グスタボの移籍で合意し、２０１５年まで４年半の契約を結ぶ予定であることを明かしている。同選手は２日に身体検査を受ける予定。

　２００７年にホッフェンハイムに入団したグスタボは、左サイドバックやセンターバックのほか、守備的ＭＦもこなせる。

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“山の神”柏原の激走で東洋大が往路優勝

　第87回東京箱根間往復大学駅伝競走は２日、往路が行われ、東洋大が３年連続で往路優勝を果たした。
　１区は早大の大物ルーキー大迫傑（１年）が、日大・堂本尚寛（３年）を11キロ過ぎに振り切って独走、トップでたすきをつないだ。２区は１区最下位と出遅れた東海大のエース村沢明伸（２年）が、20校出場の大会では史上トップの17人抜きでチームを３位に押し上げた。早大は３区、４区とトップを守り、５区の猪俣英希（４年）へ。東洋大は２分54秒差の３位でたすきを受けた“山の神”柏原竜二（３年）が16キロ過ぎに猪俣をかわして首位に立ち、そのままゴール飛び込んだ。

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柏原３位から逆転！東洋大が３年連続往路Ｖ！／箱根駅伝

　新春恒例の「第８７回箱根駅伝」（１月２、３日＝１０区間、２１７・９キロ）が２日開幕。３連覇を狙う東洋大は、５区で柏原（３年）が中継所での２分５４秒差を逆転し、５時間２９分５０秒の往路新記録で３年連続往路優勝を果たした。１区からトップを守ってきた早大は２位でゴールした。
【写真で見る】３区では設楽ツインズのタスキリレーが実現！
　史上６校目の３連覇を目指す東洋大は１区８位、２区６位、３区７位と低迷していたが、４区で３位に浮上。３位でタスキを受け取った５区の柏原は、６キロ過ぎに２位の東海大・早川を抜き２位に浮上。続いて１６キロ過ぎに早大・猪俣を抜いてトップに躍り出た。

　出雲駅伝、全日本大学駅伝を制し年間３冠を狙う早大は、１区序盤からルーキー大迫が抜け出しトップでタスキリレー。４区までトップを守って山上りの５区へ入ったが、１６キロ過ぎに逆転されて２７秒差の２位。３年ぶりの往路優勝はならなかった。

【往路ゴール順】

１位東洋大、２位早大、３位東海大、４位明大、５位駒大、６位國學院大、７位城西大、８位中大、９位拓大、１０位日体大

１１位東農大、１２位帝京大、１３位山梨学大、１４位専修大、１５位神大、１６位青学大、１７位日大、１８位中央学大、１９位学連選抜、２０位上武大


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