la princesse au bois dormant

~いくつになってもお姫様 眠い姫の独り言~

美しき誤解再び

2011年07月20日 | 美しき誤解
 こないだ所長と飲んでて、言われました。
「君は動作も落ち着いているし、精神的にとても安定しているし、人間ができている。やっぱり空手『道』とか、武道っていうのはすごいんだね。」

 違うと思う。

 言われた事の最初から最後まで全然違うので、どこからつっこんでいいかもわからず、また説明するのもめんどくさかったので、「いや~、そんなことないですよ~。」くらいに返しました。
 いい方に捉えてくれてるんだから別にいいんです。


 まずもって、

・動作は落ち着いてるんでなく、単にとろいだけです。

 それに、

・精神的に安定してるんでなく、精神の揺れが表に出ないだけです。
 「何かが起こる」→「感情が動く」→「感情の動きが表に出る」の時間がかかりすぎ、しかも全てがじわじわと動くので、見た目にわかりやすい変化はない、というのが正確なところかと。

 さらに言えば、

・ご存じでしょうが人間は全然できてません。
 おそらく職場でいろいろな人に仕事の注意をされても(人から見るときつい言い方をされていたらしい)、全然気にしていなかったせいでそう思われたようです。(もちろん注意されたとこは直すか、改善のための手を打つかはしました。必要以上に落ち込んだり、注意された人に苦手意識を持ったりはしてない、ということ。)



 「いい方に解釈されすぎている」というのもあるんですが、それが「武道で鍛えたから」だと思われてるのがおもしろかったです。

 その、いい方に解釈されている私の特性も、別に空手のせいではないです。
 とろいのは生まれつきだし、感情が表に出ないのは生まれつきプラス高校生の時にかなり抑え込む努力をしてた名残だし(あくまで「努力」なので、結果そうできてたかはおいといて下さい)、注意されても気にしないのはピアノの先生がすごい厳しい人だったから、内容さえ筋が通っていれば、多少きつい言い方されるのには慣れてるからだし。



 でもやっぱり、ピアノだの高校生徒会役員だのでは、そういう結びつけられ方はされないんだろうし、「武道」に対する世間の認識って、そんななんだなぁと、改めて思うのでした。

余生ってもっと暇だと思ってた

2011年07月15日 | 眠り姫の独り言
 こないだ仕事忙しすぎて胃と自律神経と顎関節が壊れた時に駆け込んだ病院に貼ってあった川柳。細かいとこはうろ覚えです。
 火照ってぐらぐら煮えてた頭にサクッときました。
 そういえばおそらく著作権とかあるんだろうけど誰が持ってるのかわからんので無断で使っちゃったけど、まずかったらごめんなさい。
 とりあえず商業目的での転用は禁止、と書いときます。


 ところでめでたくうつ寛解しましたが(半ば力ずくで)、「これは薬いらないんじゃないだろうか」と思った根拠エピソードをいくつか。

●通院している精神科の待合室及び薬局で雰囲気が浮いてきてる。
 別に精神科だからって明らかに危ない人がいるわけでもないが、やっぱり皆さんぐったりしてる。そもそも通院自体ものすごく疲れるという人も多いだろうし。
 当然私も特に騒いだりはしゃいだりはしないが、編み物しながら大人しく待ってるが、それにしても雰囲気が浮いてる。自分だけ申し訳ないほど元気。
 そもそも、自分も元気なかった頃は、他の待ってる人がすごい元気なくてぐったりしてるなんて気づきもしなかった。なのに今は待合室のドアを開ける度に「うわー今月もみんなぐったりだ」と思う。これは明らかな変化だ。

●最近空手を教えてくれる先輩に、「お前は自殺しなさそうだよな」と言われた。
 言ったことあったはずだぞ、私の鬱もてんかんも。おそらく忘れてるだろうけど。
 腕の傷痕でも見せてやろうかと思わないこともなかったが、あとがめんどくさくなりそうなのと、現役部員が周りにいたのとでやめた。

●彼氏が「あいつ(説明は後述)、顔立ちはそれなりに整ってると思うんだけど、なんか陰気な感じがして魅力を感じないんだよな」と言った。
 陰気も何も、あんたの数年付き合ってる彼女である私は鬱病……とつっこんだら、「俺も言いながらそう思ったんだけど、でもそんな感じだから仕方ない。」と。
 ※「あいつ」というのは空手部の後輩。「鬱」という漢字が書けるらしい。若干暗いというか、暗いものの魅力への憧れみたいのがありそうな感じのする子でもある。とは言え私の見る限りまるっきり普通の範囲(特に若いうちは暗さへの憧れ的なものはなくても普通だけどあっても普通だと思うし)。
「なにさ!私はたかだか『鬱』って漢字が書けるだけの小娘に暗さで負けたんかい!ほんまものの鬱病なのに!むきーーー!」と、拗ねてみるも、「はいはい」と流された。



 現在うつ病の方、上記のような症状が現れたら、減薬を提案してみましょう。


うつ寛解

2011年07月11日 | 眠り姫の独り言
 ここ数年の私を見ている人は、「何を今さら」と思うかもしれませんが。

 最近あまりにも気分的にうつっ気が無いので、ためしに抗鬱剤を飲むのをやめてみたところ、全然問題なく過ごせて、「最近薬飲んでない」と医者に言ったら、あっさり抗鬱剤の処方が無くなりました。
 なのでまぁ、寛解かな、と。
 「減薬」でなく、急になくなったので、ちょっとびっくりしましたが、さらに受付の人も処方箋渡しつつ「薬一種類になってるけどいいんですか?」と言ってましたが、ここ数年飲み忘れたのがすごいたまってるので、最悪ぶり返したら自己判断でまた再開すればいいんです。

 なので今は、抗てんかん剤しか飲んでません。
 これもまたちょいちょい飲み忘れてますが、発作起こしたことはないです。

 しかし自立支援の申請、「主たる精神障害:反復性うつ病 従たる精神障害:てんかん」で出してるんですが…。メインのほうが無くなってしまいました。来年とかどうするんだろう。

年更算定賞与住民税切替ダイエット

2011年07月05日 | 眠り姫の独り言
 何のことなのか説明するのはめんどいので省きますが、要は社労士業界が一番忙しいシーズンだったということです。

 毎日帰りが終電とか深夜バスとかで、忙しいのと暑いのとで食欲なくして、なんか気が付いたら1か月で2.5キロほど痩せてました。
 ここ数か月、ぷくぷくとお肉がついて膨らんできていたので、痩せたといっても若干戻ったというかましになったというかくらいなんですが。
 でも忙しいけど無理くりジムとか空手部とかは(回数は減ってるけど)出るようにしてたので、体脂肪率も下がってます。

 いやぁ、素晴らしい。
 ……なんて思うはずあるかい!

 痩せたのはまあいいとして、思いきり胃と顎関節と自律神経にきてます。
 今日も吐きそうになりながら仕事してました。


 こんな大変なんだからせめてあと5キロは痩せていいはずだ。