私の音楽 & オーディオ遍歴

お気に入りアーティストや出会った音楽、使用しているオーディオ機器を紹介します(本棚8)。

スピーカーのセッティングで音が激変

2012年03月25日 | オーディオ
 前回記したとおり、古くなったオーディオシステムの買い替えを検討中です。
 本来は15年選手のアンプ(アキュフェーズE-406)とCDプレーヤー(同DPー65)が対象でしたが、オーディオショップで今をときめくスピーカー群を試聴したのが運のつき、「やはりスピーカーの交換が一番インパクトあるなあ」と考えが変わってしまいました。

 そして自宅に戻ってみると、我がスピーカーのJBL S3800はどう見てもまだ現役で、買い換えるには勇気が要ります。
 う~ん、困った。

 S3800はさすがにJBLだけあり、ジャズのエネルギー感を再生するには満足しています。
 一方不満点は、低音が膨らみすぎることと、音の定位が今ひとつなのでソロ楽器や室内楽の音像がぼやけることです。
 しかしネットで「スピーカーのセッティング」を調べてみると、私の設置方法はまったくデタラメであったことにいまさら気づきました。

□ 逸品館「スピーカーのセッティング

 その昔、S3800を購入した際に参考にしたブログも再読してみました。

□ ダイナミックオーディオ:つるちゃんのブログ「S3800を聴いてみるね

 すると、いくつかの問題点が判明しました;

1.6畳洋間にはS3800は大きすぎるかもしれない。
2.バスレフ式なので壁から離して設置する必要があるが、ギリギリ壁に近い状態に置いていた。
3.バスレフポートにタオルを丸めて低音の暴れを抑えていたが、もっと追い込めそう。


 などなど。
 部屋を変えるわけにはいかないので、できることをやってみました。
 バスレフポートにタオルをより詰めるだけ詰めて、壁から離して設置する(ほんの10cmですが)と・・・音が激変しました!

 ブーミーな低音が影を潜めて、耳に優しいバランスのとれた響きになったのです。
 思わずニンマリ。
 気持ちいいのでどんどん音量を上げましたが、耳障りな音にならずに快楽度がアップ。
 ここで初めて、アキュフェーズのシステムの実力が発揮されたような気がしました。
 今まで能力を眠らせていて申し訳ない。

 昔からの愛聴盤を引っ張り出して聴きまくりました。
 う~ん、いいですねえ。
 いい音はボリュームを上げて何時までも聴いていたくなります。

 ただ、音像はやはり視聴したTAD E-1 と比べると甘いことは否めません。
 まあ、スピーカーの値段がひと桁違うので比較する方がかわいそうですけど。

 ここでトラブル発生。
 大音量で小一時間聴いていたら・・・なにやら焦げ臭いニオイが・・・アンプかな?
 くんくん鼻を鳴らして嗅ぎまくったら、どうやらコンセント付近に発生源がありそうです。
 これも昔、御茶ノ水のオーディオユニオンでアキュフェーズを購入する際に、勧められて一緒に購入した電源タップ。
 狭い場所で無理に曲げられていたため、断線したのかもしれません。
 ゴメンナサイ。