打ち出の小づち

 

先日編んだものの色を、反転させてみた。

ずいぶんイメージが違うもんです。

 

 

一寸法師が小槌を持っていたことを思い出します。

大黒様が持つ小槌にも似て、縁起が良さげに見えまする。

大黒様が振り出す小槌は、

何でも好きなものが出てくる、夢がかなうというありがたいものです。

 

奇しくも

岩手県大槌町という地名でありながら被害にあってしまった。

小槌ならぬ、大槌で早い復興を成し遂げてほしい。

その前に、足りない物資を送って、気力をつけてもらわねば

 

 

関東方面の被害も、やっとテレビで報告されましたね。

節電だけは即時実行しています。

 

父が昔、よく言っていました。

「今に米の飯が頭にくる、慎ましき大和魂を知らんのか～」

子ども時代、意味不明なこの物言いを煩く思ったものです。

しかし

こうした事態になって初めて、物のありがたさを思い知るわけです。

 

新しい服を買っていくと機嫌が悪くなる、吝嗇・大正の男。

親の有難味を生きているうちに気がつきました。

 

 

 

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