一期一会 〜Pen and message.〜

哲学、想いを発信している、吉宗史博のブログです。

万年筆で美しい文字を書こう教室からの告知

2012-02-14 | Pen and message.

堀谷先生は教室が始まる前の月曜日に次回の教室のお手本を持ってきて下さいます。

まだ次の教室まで日がありますが、昨日次回のテーマ「漢詩を味わう」のお手本を持ってきて下さいました。

李白の名詩を書き、その意味、李白の足跡を感じることができる、今までとは少し違った、でもとても楽しみなテーマです。

万年筆の試し書きで何を書いていいのか分からず、取りあえず自分の名前を書いてしまいますが、こういった漢詩などを書くのもよろしいのではないかと思います。

「万年筆で美しい文字を書こう」教室では4月16日(月)から5月6日(日)まで作品展示を予定していて、参加者を募集しています。(教室に来ていただいている方は全員参加していただけると思っています)

展示の課題は春の歌を百人一緒などの和歌から選び、和紙の葉書に書くというものです。

作品展で書きたいと思われる歌が決まりましたら、先生のお手本を書いていただきますので、お伝えください。

4月6日(金)の教室で作品展の練習をして、先生に指導していただきます。

※作品展参加に、500円から2000円くらいの額代、マット代(額お持ちの方)が必要になります(決まり次第お伝えします)。

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陽気なクラウン・オフィス・ロウ(庄野潤三著講談社文芸文庫)

2012-02-14 | Pen and message.

新聞の書評欄は欠かさず読んでいる、最も好きなページです。

そこで紹介されていて、英国の旅、紀行文学ということで読んでみたいと思いました。

チャールズ・ラムのファンである著者が婦人とともにラムのロンドンでの足跡を追いながら、生涯東印度会社の会計係として過ごし、薄幸の作家と言われているラムの生活を偲ぶというものです。

恥ずかしながら、エッセイの名作「エリア随筆」はおろかチャールズ・ラムの作品を読んだことがありませんでしたので、この本の主題であるラムのことを全く知りませんでしたが、かなり限られた地域を巡るロンドン紀行としても大変おもしろく読めました。

著者がロンドン滞在中にどこに行ったかは当然、何をしたか、何を食べたか、目にした人が何をしていて、どんな様子かなど事細かに書かれていて、気付いたらラムの時代1800年代にタイムスリップして、またきづいたら現代の著者の旅に戻っているというような不思議な時間感を感じさせてくれます。

読み終わった後、この本の空気感がいつまでも尾を引いています。

「エリア随筆」読もうと思っています。

 

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用途

2012-02-13 | Pen and message.

1本の万年筆を使い続けているとそんなことは思わないかもしれませんが、万年筆が何本もあって使い分けているとそれぞれの万年筆に生まれついての役割があるということに気付きます。

正確に言うと、それぞれの万年筆の私においての役割かもしれませんが。

考えてみるとメーカーはその万年筆を作る時にこんなふうに使ってもらいたいというメッセージをそのモノに込めて作っているので、そのメッセージを受け手である我々が自分の用途の中に、そのメッセージに則って落とし込んでいるだけなのかもしれないと思ったりします。

私の場合万年筆の用途はメモ用、ダイアリー書き込み用、手紙用、葉書用、ペン習字用になりますが、それぞれの役割を違えて使うと役不足に感じたりしてしまいます。

例えば手紙用としているものはメモ用としては何の不足もなく使えますが、手紙を書くとか気張って原稿用紙に書くような時、メモ用としている万年筆では役不足というか、軽すぎるように感じます。

字幅も用途を左右しますが、それだけではないと思っています。

ちなみにメモ用としているのはペリカンM450、1931ホワイトゴールド、ペリカン60のペリカン勢ばかりで、どれも小型、中型の大きさのものばかりです。

手紙用はペリカンM800、アウロラ88、オマスミロード、パイロットスーパーなど。

ボディの大きさが問題なのか、インク出も違っているからなのかはっきりした理由が分かりません。

野球のバットにも、それぞれのバッティングスタイルに合ったものがあって、それを理解できるようになるには、少し時間がかかります。

でも万年筆メーカーはその万年筆を何用とあまりはっきりと用途を決めて発売していない(パイロットは字幅ごとには用途を指定していますが)ので、それはやはり使う人がそれぞれで決めないといけないということでしょうか。

ノートのサイズも絵や図形を描くようなものは、大きめのB5以上の方が使いやすいし、文字だけを書くのならA5くらいの方が書きやすいと思っています。

それも理由は分かりませんし、もしかしたら私だけが思っていることなのかもしれません。

でもそれぞれのモノに用途があって、それを感じ取って自分の使い道に当てはめていくことが、使いこなすということになるのでしょうか。

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お知らせ

2012-02-13 | Pen and message.

イベント

・2月25日(土) 15時〜17時 聞香会 
香道師森脇直樹さんをお迎えして、本格的な香をカジュアルな雰囲気で聞いていただけます。万年筆とメモ帳をご持参ください。

・3月2日(金) 19時〜21時 FridayWorkshop「万年筆で美しい文字を書こう2」 堀谷龍玄先生をお迎えして、万年筆で美しい文字を書けるようにします。黒インクを入れた細字の万年筆とA5サイズの方眼罫のノートをご持参ください。今回のテーマは「漢詩を味わう」です。

お問い合わせ、参加のご希望など、当店(078-360-1933)までお願いいたします。
もちろん飛び入りの参加も、大歓迎です。


新入荷

・WRITING LAB.革封筒出来上がりました。https://www.p-n-m.net/contents/products/OG0059.html

・ペンレスト兼用万年筆ケース新色入荷しました。https://www.p-n-m.net/contents/products/OG0056.html
品切れしておりました黒も再入荷です。https://www.p-n-m.net/contents/products/OG0047.html

・趣味の文具箱vol.21入荷しました。

・大和出版印刷白い罫線ノートCIRO入荷しました。https://www.p-n-m.net/contents/products/LO0119.html

・オリジナルダイアリーカバークリスペルカーフダブル入荷いたしました。https://www.p-n-m.net/contents/products/OG0054.html

・ル・ボナー製オリジナルダイアリーカバー入荷しました。https://www.p-n-m.net/contents/products/category2-2.html

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雑誌「BE-PAL」

2012-02-10 | Pen and message.

どなたかだいたい分かりますが、きっとどなたかが推薦して下さったのだと思います。

違うページにル・ボナーさんも出ていました。

本当にありがたいことで、万年筆とは畑違いのアウトドア雑誌BE-PAL3月号で当店が冒険道具の店135という特集で紹介されています。

BE-PALを初めて読みましたが、アウトドア〜冒険系の雑誌でなかなか面白いことを初めて知りました。

でも旅や冒険と万年筆とは、それほど離れていないような気がしています。

非日常の記録を記すノートは特別なものだと思いますし、それにはやはり万年筆が合っているような気がします。

旅の1日の終わりの宿やテントの中で手元を照らして、万年筆でノートに記して締めくくる。(ただし氷点下になるとインクは凍る可能性があるので、登山などでは使うことができないかもしれません)

机上の時間でなくてもこういった場面でも万年筆が使われるのは嬉しいことだと思いますし、私たちはどんどん万年筆を持ち出して外でも使いたいと思います。

 

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カンダミサコ「大きいサイズのペンシース」受注締め切り迫る

2012-02-07 | Pen and message.

万年筆を1本と手帳だけ持って旅に出たいと思うことがあります。

そんな遠くへ行かなくてもいい、各駅停車のローカル線でのんびり座っているだけでいい。

兵庫県内にはまだローカル線が残っていて、加古川線や播但線、福知山線などで旅情は充分に味わえると思います。

車窓の風景や乗り合わせた人たちを見て、イメージを膨らませて、思い浮かんだことを手帳につらつらと書き留める。旅に出てそれだけできれば私は満足で、観光名所や豪華な食事はなくてもいい。

旅に出て心に残っているのは案外そういう風景や地元の人たちのこと、そして家族とのちょっとしたやり取りだったりします。

万年筆で書くために旅に出るような気持ちで、万年筆で何か書きたいと思えて、たくさん書くことができれば私は幸せだったります。

旅と手帳と万年筆をイメージした時に私はいつもモンブラン149を思い浮かべます。

太くて大きな149が旅の万年筆というのは何か不思議な感じがしますが、旅に1本だけもって行くのはなぜか149。

モンブランは数年前から専門のショップでのみの販売になっていて、どこの店でも買えるものではなくなっているので、万年筆の代名詞的な存在ではないと思っていますが・・・。

話を戻すと、そんなモンブラン149やペリカンM1000などのオーバーサイズの万年筆を1本だけコンパクトに収納することができるカンダミサコ大きなサイズのペンシースの受注が2月12日(日)で締め切りになります。

せっかくの機会ですので、ぜひご利用ください。

 

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揃えの美学

2012-02-06 | Pen and message.

アウロラが昨夏のマーレリグリアに続いて、マーレティレニアを3月か4月頃発売します。

イタリア半島を囲む4つの海をテーマにしたこのシリーズは、ライトブルーのリグリア、エメラルドグリーンのティレニアときたので、今後どのような色でシリーズ展開をしていくのかという憶測を呼び、皆さんの興味を惹いています。

ティレニアは当店にも当然入荷してきます。

85周年記念レッド、から続くこのシリーズは、ただの色違いだと思いながらも、やはり揃えたくなる魅力に満ち溢れています。

アウロラのこのシリーズでなくても万年筆には揃えることの魅力が仕掛けられているものがあります。

ペリカンスーベレーンのM400からM800はインクの色とボディカラーをコーディネートすることもできるし、年代ごとに微妙に違う仕様の違いを全く同じ緑縞ばかり揃えて楽しむこともできる。

ペン先の設定もたくさんありますので、揃える幅が広がります。

私の知っているある岐阜の木工家のように、オレンジのドルチェビータのシリーズを全て揃えたいと思う人もいるかもしれません。

他にもアウロラの大陸シリーズ、デルタ民族シリーズなど、少しずつ形と色を違えて発売される万年筆の楽しみは揃えの美学を刺激します。

工房楔のパトリオットボールペン、新しく作り始めたマンハッタンボールペン(https://www.p-n-m.net/contents/products/category2-13.html)も形は同じだけど、材料ごとに味わいが違い、まさに揃えの美学を満足させてくれるものになっています。

揃えの美学はそれを一同に見渡すことができるものの存在が不可欠で、万年筆やボールペンの場合ペンケースになります。

ペンケースはただペンを持ち運ぶためのものだと思っていた若かりし日の自分を恥ずかしく思うほどに、ペンケースの中身をコーディネートすることは、実用的には複数本持つ理由が見つけにくい万年筆を複数本持ち歩くエネルギーの源になります。

コンプロット10やコンプロット4ミニhttps://www.p-n-m.net/contents/products/category2-12.htmlはまさにこの揃えの美学のための箱なのだと改めて思うのでした。

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ペリカンM605 限定発売

2012-02-03 | Pen and message.

多くの人にとって良いのは分かっていて、いつかは欲しいと思いつつ、なかなか手に入れる機会がないのが、ペリカンM600というバランスシートにするときれいな6角形や8角形になる万年筆なのかもしれません。

M600は、現行万年筆で最も歴史のあるモデルM400とM800というペリカンだけでなく万年筆を代表する名モデルに挟まれて、少し影が薄い万年筆ですが、M800の握りやすさとM400の携帯性を併せ持った非常にバランスの良い万年筆だと思っています。

特に尻軸にキャップをつけたM800が重いと言われる女性の方は多く、女性の方にも使いやすい万年筆です。

M400やM800にはある銀色の金具のモデルやM400にはあるホワイトトータスモデルがM600でも限定入荷することになりました。

スーツやシャツの胸ポケットに差してメモをとるのに使ったり、机に向かって長時間筆記したり、要は何用と決めずに何にでも使いやすい万年筆には、筆記しやすさと携帯性が必要です。

筆記しやすさと携帯しやすさのバランスが最も良いと思っているのはアウロラオプティマとこのM600だと思っています。

何にでも使える万年筆として、M600をお勧めします。

M605(シルバー金具)黒、ブルー縞
M600ホワイトトータス 各800本 39900円。

2月下旬から3月はじめに店頭にも入荷する予定ですが、ご予約も承ります。

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WRITING LAB.の活動

2012-02-01 | Pen and message.

トロンコとボンクが思い入れのあるモノを紹介するWRITING LAB.のブログ「旅の扉」(http://writinglab.jp/)更新しました。

山科のインディアンジュエリー、ステーショナリーショップRIVER MAIL(http://www.river-mail.com/)と当店との共同企画ブランドWRITING LAB.ではオリジナル商品を少しでも多く作りたいと思って、毎週土曜日の夜関連する人たちで集まり打ち合わせをしています。

時には賑やかなに、時にはシリアスに様々ですが、毎週土曜日の会議は習慣のようになっていて、1週間をよりしまったものにしています。

31日は真っ暗なうちに家を出て、サマーオイルメモノート(https://www.p-n-m.net/contents/products/OG0057.html)や先日発売しました革封筒(https://www.p-n-m.net/contents/products/OG0059.html)を作って下さっているハシモト産業さんを駒村氏とともに訪ねて、新製品の素材を選びに行きました。

四天王寺にある、革問屋でもあるハシモト産業さんを訪ねるのは2回目です。

普通ならなかなか取引できるところではありませんが、既に厚い信頼関係が成り立っている駒村氏の顔で出入りすることができています。

たくさんの革見本の中から、元JリーガーのKさん、鞄職人でもあるO女史が相談に乗ってくれて素材を選んでいきます。

大きな裁断前の革を見るとそれが良く見えたり、選択肢が多く悩ましいですが、時間を忘れてしまうとても楽しいひと時です。

オリジナルの商品を作るにあたって、ハシモト産業さんは本当に強い味方で、この会社の存在なくして、メモノートや革封筒はできなかったと思います。

店の開店のため、私は駒村氏と今回の革選び担当のKを残して先に神戸に帰りました。

神戸に比べると大阪は大きな街。梅田やなんばのようなところもあれば、この四天王寺のようなところもあり、たくさんの人が行き来していて、たくさんの建物がある。

梅田を素通りして、神戸方面に向かう新快速に飛び乗りました。

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なぜ万年筆なのか

2012-01-29 | Pen and message.

たまになぜ万年筆を使うのかという問いを自分に投げかけることがあります。

たいていそういう時は、迷いがある時で、何かに悩んでいる時と決まっています。

調子の良い、波に乗れている時は自分の根源的なことに考え混んだりしないので、そういう時は何かの分かれ道に立っている時なのかもしれない。

一人の万年筆ユーザーとしてなら、私の場合とてもシンプルで、好きな「書く」ことがより楽しくなるからです。

でも万年筆がなくても書くことが好きなことに変わりなく、万年筆を使い始めるようになる前でも水性ボールペンなどで気分良く書いていた。

パイロットG−1なるゲルインクボールペンのはしりのようなボールペンを愛用して、こだわってるつもりでいました。

でも水性ボールペンよりも格段に書きやすい万年筆の存在を知ってから、今まで使っていた水性ボールペンがとてもつまらないものになってしまいました。

万年筆を使うのは、書き味が好きだったり、書いた文字が好きだったりすることが理由なのだといつも簡単に答えが出ます。

なぜ万年筆を使うのかを考えるのではなく、なぜ書くことが好きなのかを考えた方が良いのかもしれない。

私はなぜ書くことが好きなのか。

これは結構考えましたが、それは「考えたい」からだと思い当たりました。

書くという行為は「考える」をアウトプットする行為で、私は自分の仕事、生き方、家族、哲学などについて考えていたいのだ。

それは崇高なことでも何でもなくて、声を出して議論するよりもただそうすることが好きだから、考えたことを「書く」ことで表現しようとする。

好きで考えたことを整理するのが書くという行為で、それを楽しくしてくれる万年筆。

「書く」ということは、「考える」ということと同義ではなく、考えたことを整理するために万年筆を使うのだと思いました。

 

 

 

 

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