猪苗代湖水を農業水利として利用する計画案は小林久敬によって進言され、その後、中條政恒(ちゅうじょうまさつね)の働きによって、大久保利通内務卿を通じ国の直轄事業として1879年(明治12年)に工事が開始されました。
3年後の1882年(明治15年)8月10日には岩瀬郡仁井田村まで試験通水を実施されています。
また、1878年(明治11年)から明治政府の士族授産と殖産興業の方針のもの、旧士族のうち全国の9藩から約2000人が郡山に移り住み安積開拓が始まりました。今でも郡山の各地に残る入植者の碑は当時の偲ばせてくれます。 . . . 本文を読む