天上につながる響き

今週の土曜日（3月26日）の午後2時から行なうミニコンサートは
“ライアー”という小さな小さな竪琴。
ギリシャ神話の神々が持つ竪琴を起源としたその楽器は、天上につながる祈りのような音。

演奏してくださるのは、リラ・コスモス （平川絵里子　発地美枝子　光枝康子）のみなさんです。
このような状況なので、「開催どうしましょうか？」とご相談させて頂いたところ、
「今だからこそ奏でたい音です。」と言っていただき感激しました。

演奏曲目の中にリベラの“彼方の光”も用意されていたのは、
偶然とはいえ、こころ震える思いです。

“彼方の光”の歌詞をご紹介します。

私がどこへ行くとしても
遠くどこまでも行くとしても
どんなときも あなたは輝いている
暗い闇夜を抜け 私に呼びかけてくるように

私がどこかへ昇っても
遠くどこまでも昇るとしても
私を空の向こうへ 高く引き上げてくれる
嵐の夜にも 私を抱き上げてくれるように

精霊よ来たれ 天より御使いを
精霊よ来たれ 天より御使いを
精霊よ来たれ

空を越えて はるか彼方へ


今回の震災で遠くへ行ってしまった人々へ
ひそやかな響きにのって、私たちの祈りが届きますように。