衝撃的でした。
「こんな場所がまだ日本にもあったんだぁ・・・まるで桃源郷」
周囲を山に囲まれ、さらに中央の水田を囲い込むように
環状に点在するかやぶき民家。
田んぼの畦では、田植え準備の人が腰をかがめ、聞こえるのはひばりの鳴き声だけ。
私が荻の島集落(新潟県柏崎市高柳町)を初めて訪れたのは約6年前の春でした。
集落内にある某有名建築家が設計したという小さな建物をみるために。
見に来た建物のことなどすっかり忘れ、
ただただ・・・時間を忘れ、その自然の美しさにみとれました。
「こんなところに住めたらいいなぁ。春夏秋冬この集落を訪れたい・・・」
ただそれだけだった私の安易な心は、
後に集落のおばあさんの一言によってひっくり返されることになるのです。
この出来事は、後に毎秋恒例となる「中越ひこばえ展」開催の
根底にある動機“生まれた地で暮らすということ、またそれを失くすということ”に繋がってゆきます。
「こんな場所がまだ日本にもあったんだぁ・・・まるで桃源郷」
周囲を山に囲まれ、さらに中央の水田を囲い込むように
環状に点在するかやぶき民家。
田んぼの畦では、田植え準備の人が腰をかがめ、聞こえるのはひばりの鳴き声だけ。
私が荻の島集落(新潟県柏崎市高柳町)を初めて訪れたのは約6年前の春でした。
集落内にある某有名建築家が設計したという小さな建物をみるために。
見に来た建物のことなどすっかり忘れ、
ただただ・・・時間を忘れ、その自然の美しさにみとれました。
「こんなところに住めたらいいなぁ。春夏秋冬この集落を訪れたい・・・」
ただそれだけだった私の安易な心は、
後に集落のおばあさんの一言によってひっくり返されることになるのです。
この出来事は、後に毎秋恒例となる「中越ひこばえ展」開催の
根底にある動機“生まれた地で暮らすということ、またそれを失くすということ”に繋がってゆきます。