横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

箱根 ポーラ美術館

2021年05月18日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

5月の連休にツーリングがてら箱根のポーラ美術館に行ってきました。
早朝に出て夕方前に帰る、密とは無縁のおでかけです。

ポーラ美術館HP https://www.polamuseum.or.jp/
(設計:日建設計、施工:竹中工務店)


▲ファサード


▲玄関扉


▲1階ホール

ポーラ美術館は山の斜面に沿って建てられており、1階から入場して地下の展示室に向かって降りていく形になります。
重厚な木の自動ドアと手入れされ透き通ったガラスのコントラストがとても美しいです。
ガラスの先には箱根の景色が広がっており、場所との調和を感じます。


▲ホール、吹抜け

一番下階まで降りて上を見上げるとガラスのルーフからたっぷり太陽光が入っていることがわかります。
このホールを中心に十字に展示室が配置されているのですが、展示室の中は外の光などは入ってこないので、展示を見てホールへ出ると開放感を感じました。
ちなみに今はモネの企画展をやっていますので、教科書に載っている「睡蓮」の実物を見ることが出来ました。


▲遊歩道

遊歩道も美術品として設計されており、各所にオブジェが配置されています。
植栽やベンチから見える景色も非常に美しいです。


▲富士山(三国峠より)

この日は快晴で、ポーラ美術館を見学するのに適した天気でした。

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豊洲 晴海橋梁遊歩道化

2019年07月04日 | 街づくり

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

豊洲にある「晴海橋梁」という橋をご存知でしょうか。
以前は晴海線の線路として貨物輸送に使われていましたが、1989年からは遺構として保存(放置?)されています。
この晴海橋梁を遊歩道として整備しようという計画があり、それが基本設計段階に入ったようです。


▲晴海橋梁(手前)と豊洲の街並み

月島でもんじゃを食べてから豊洲まで歩く、ということをよくやるのですが、その散歩コースの途中に晴海橋梁が見えるため以前から気になっていました。
線路が一本だけ敷設されたとても細い橋なのですが、どのような遊歩道として整備されるのか楽しみです。
併せて周辺に公園なども整備されるでしょうし、タワーマンションだらけの豊洲界隈に少しでも緑が増えると嬉しいですね。


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研修旅行(守山市立図書館「本の森」@滋賀県守山市)

2018年11月26日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

先週から滋賀県への研修旅行で見学した建築を紹介しています。
私は11月1日にオープンした守山市立図書館「本の森」について書いていきます。


▲守山市立図書館 外観


▲遊歩道

◎守山市立図書館「本の森」 地上2階建、延床約3,800㎡、設計:隈研吾建築都市設計事務所

「本の森」の名前の通り、森の木立のイメージでしょうか。外観は杉のルーバーがランダムに張り巡らされています。
また、建物の周囲は遊歩道が整備されており、周囲の景観ともマッチしています。


▲図書館内 ホール


▲読書スペース

中に入ると大空間のホールがお出迎え。まだ出来たばかりの施設なので、木の香りがしました。
天井や内壁も、外観と合わせてランダムなルーバーが張り巡らされています。
隈氏HPの「閉じて完結した「箱」の図書館にかわって、地域に開かれ、市民に開かれた「みち」の図書館を提案した。」という
一文の通り、図書館というと箱の中というか、少しジメっとしたイメージがありましたが、巨大な窓と大空間のおかげで
とても明るく気持ちのいい図書館になっていると思います。
また、外観と内観がルーバーで統一されているので、外から見た森と、その森の中に入ってきた、というイメージも感じました。


▲図書館ロゴ


▲案内図

図書館のロゴも大きさが整っていないというか、自然的なイメージでこのようなデザインになっているのでしょうか。

こちらの図書館、内部の写真を撮影する際は受付で手続きが必要になりますので、ご注意ください。

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