横浜の建築設計事務所 コア建築設計工房のブログ

建築のこと、 横浜のこと、保育や福祉施設のこと、介護のことを表現します。

最新トイレ情報 ~もう3Kではない~

2021年11月10日 | 街づくり

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の森です。


先日こどもを連れて羽田空港傍の公園に行った際に素敵なトイレを発見したのでご紹介したいと思います。


▲一見普通の切妻造りの建物ですが進んでいくと


▲外壁は焼杉材


▲さり気なくトイレピクトサインがあるのが分かるでしょうか?


▲羽田空港を見渡せる展望台になっていました。


▲景色の反対側に個別ブースでトイレが並んでいるようになっています。


▲トイレブース内も各ブースで色を変えたタイル仕上げになっており、広さもある綺麗なトイレとなっていました。

昔は学校や公園内のトイレは3Kと呼ばれ「汚い、臭い、暗い」というイメージが強かったですが、そのイメージを払拭させる取り組みが行われています。

TOTOが行っているトイレプロジェクト「THE TOKYO TOILET」もその一環で世界で活躍するクリエイターたちが個性豊かなトイレを造っています。

こういった利用のしやすい明るいトイレ、建物が増えてくれると街の雰囲気も良くなり素敵ですね。

 

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https://www.arc-core.co.jp/
〒231-0013 神奈川県横浜市中区住吉町6-69 馬車道STビル5階 
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夢と漫画のトキワ荘!

2021年06月22日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の渡邊です。

二級建築士の試験が近づいてきて、あまり外出すらままならない状態なので、
今回は過去に行った建築物について書きたいと思います。(※1)
(※1緊急事態宣言前に訪問)
夢と漫画のトキワ荘!
数々の漫画の神様たちがたくさん、汗を流した場所。
でも、なくなったものではないのか、、?
いえ!
豊島区トキワ荘マンガミュージアムとして
復元されています。

▲ミュージアムの看板(ミュージアムは町おこしの一環!)

▲復元されたトキワ荘
中には写真は載せられませんが、かつて
漫画の先生たちが原稿をかいていた場所や、
風呂替わりにもなった炊事場、
誰がトイレに行ったのか分かってしまうボットントイレまで、
とても建築物としても個性的かつ魅力的であったことが伺え知ることができます!
資料館としても各漫画家さんたちの歴史がかかれたギャラリーブースも面白いです!

▲数々のドラマが生まれた電話ボックス
屋外には、あの「もしもボックス」のモデルになった電話ボックスが!?
その当時は遠い家族と電話を取ったり、漫画編集者との連絡手段として
使われていました。
ーもしもこれを使うなら、誰に連絡しますか?
そんなことを語りかけてくるように見えました。
こんなご時世ではありますが、
是非いってみてはいかがでしょうか。
ずぶずぶと、ひたひたに、
昭和の時代にタイムスリップできますよ!
それでは次もよろしくお願いします!
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A保育園の工事監理日記 その5

2021年05月06日 | 保育園の設計

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の伊部です。

令和3年1月に竣工のA保育園です。
事業計画のお話をいただいたのは、平成30年の6月でした。
私自身、ひとつの事業にこれだけの期間携わったのは初めての経験で、
設計も工事監理も非常に貴重な経験をさせていただきました。




▲0歳児室


▲1,2歳児室
窓の奥はトイレです。トイレから保育室の様子が確認できます。


▲1,2歳児用トイレ


▲子育て支援ホール
地域に開放したり通園児のプレイルームとして多用途に活用します。


▲子育て支援ホール用園児トイレ
写ってませんが、写真右奥には地域開放を考慮して、ベビーシートやベビーチェアを備えた大人用ブースもあります。


▲3,4,5歳児室
各年齢ごとに家具を使って保育室を区切ります。
家具を移動することで広い空間としても利用できます。


▲3,4,5歳児用トイレ
トイレは楽しく使って欲しいので、各階楽しい仕上げを採用しました。


▲屋上園庭
開放感たっぷりの園庭です。

この貴重な経験をこれからの仕事に生かしていきたいと思います。

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田園調布せせらぎ公園

2021年03月16日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

大手を振って外出できない日々が続きますが、健康のためによく近場を散歩しています。
先日東急東横線沿線を歩いていた時にたまたま見つけた建物をご紹介します。


▲田園調布せせらぎ館



▲館銘板

田園調布せせらぎ公園・せせらぎ館ホームページ

多摩川駅の目の前にある「田園調布せせらぎ公園」のレストハウス「田園調布せせらぎ館」です。
設計は隈研吾氏で、外部のルーバーが真新しくきれいなので調べたところ今年の1月にオープンしたそうです。
池や小川が点在する自然豊かな公園のレストハウスなので、隈氏お得意の木製ルーバーが調和しています。


▲内観(1階)


▲内観(2階)

窓が大きく室内と公園のつながりが感じられます。インテリアも素敵で居心地の良い空間です。
木と金属のバランスが良く、緩急がついていて洗練された印象を受けます。
また、天井のルーバーから照明器具や感知器などが飛び出していないため、異物感がなくすっきりしています。


▲トイレサイン

浅草の観光案内所や滋賀県の図書館などもそうでしたが、サインが特徴的ですね。

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TOTOトイレセミナー

2020年09月28日 | セミナー・講習会

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の田中です。

2020年9月9日にTOTO様主催のトイレに関する講習会がありました。
現在、私は某小学校のトイレ改修設計業務に携わっており、設備的な知識を身につけて設計業務に活用できるようなるため受講してまいりました。

当日は基礎知識を学ぶ座学から実機説明による体験、ショールームの見学まで行っていただきました。
TOTO様、この度は大変お世話になりました。


▲ロータンクとフラッシュバルブのいいところを組み合わせたフラッシュタンク洋便器


▲和洋リモデル工法
既存和便器の上部のみを撤去し、その上に新規の洋便器に改修する工法


▲和洋リモデル工法の模型その1
写真の様に和便器上部のみ特殊な機械でカットするようです。


▲和洋リモデル工法の模型その2
新設した洋便器。向きを自由に変えられるとのこと。


▲ショールームにあったキッチンの一つ
詳しくはお伝えできないですが、TOTOの細かい所までこだわったキッチンとのことです。


▲ショールームにあったユニットバスの一つ
床が特殊な材質で、素足で乗ると非常に柔らかく気持ちがいいのが特徴的でした。


▲ショールームにあったトイレの一つ
壁掛けの洋便器でスタイリッシュな意匠でした。


弊社では保育園の設計の他に、公共建築物の設計業務も行ってます。
様々なビルディングタイプの建築物を満足に設計できるように、このようなセミナーを積極的に受講し、実際の設計に反映できるよう精進致します。




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バリアフリーについて

2019年08月23日 | 設計のポイント

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所、株式会社コア建築設計工房の伊部です。
建物の設計をしていて、バリアフリー化は今や避けては通れない基準のひとつです。
不特定多数の人が利用する施設においては、施設の用途、規模によってバリアフリー法、バリアフリー条例で適合させるべき内容が決まっています。
例えば、出入口の幅や階段の寸法、スロープの幅や勾配、エレベーターの仕様などについても基準があります。
全ての人にバリアが無いようにするわけですから、車椅子利用者、視覚障害者、聴覚障害者、高齢者、妊娠中のご婦人などあらゆる人に対応しなければなりません。
そういった方たちのバリア(障害)を取り払い、デザインした設計は、障害のない人にも使いやすいものであるという考えがユニバーサルデザインです。
当然、設計するにあたっては平面スペースも広く必要ですし、工事費用もかかります。
しかし、その建物の社会的役割などを考えると必要な負担なのだと思います。

ユニバーサルデザインは、建物だけでなくまちづくりにも取り入れられています。
まちも建物も人の心もバリアフリーの社会にしたいですね。

バリアフリー基準で整備した例を少しご紹介します。

△手前は車いす対応駐車場。一般駐車場の奥はスロープです。


△多目的トイレ。オストメイトもあります。


△少ない力で使用できるレバーハンドル



△車いす対応のエレベーター


△広い階段。両側に2段の手摺。視覚障碍者のための誘導ブロック。

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キッズトイレ

2019年05月13日 | インテリア・プロダクトデザイン

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の宇都宮です。

週末の休日に子どもを連れてお出かけすることが多いのですが、そうなると子どものための施設(授乳室、おむつ交換スペース、トイレ)を利用する機会があります。

出産してから子どもが0〜1歳の時、外出先で授乳やおむつ交換が必要だった時、授乳スペースやおむつ交換スペースが行く先々の施設に整備されており大変助かりました。
きっと昔はここまで整備されている施設は少なかったのではないかと思います。
 
現在4歳になった娘はおむつが外れてから半年以上になりますが、『キッズトイレ』にもだいぶ助けられています。
。。。が、まだキッズトイレが整備されている施設はそんなに多くありません。 
子連れファミリーが多く利用することを想定した新しい商業施設等に行くと設置されていたりします。


▲ 男の子用キッズトイレ


▲ キッズ用大便器(ブース上から様子を見守ることができます)

大人用のトイレを利用することがほとんどですが、狭いブースに一緒に入って高い便座に座らせてあげる作業はなかなか大変だったりします。

キッズトイレを利用して感じたことは子どもが自分で利用できるだけでなく、子ども本人も使いやすいトイレの方が行く気になるようです。(我が子の場合)
外出先でトイレに誘ってもイヤイヤだったりしますが、キッズトイレと分かると「あ!あのトイレなら行くー!」とテンションまで上がっています。



▲ 大人のトイレと同じインテリアデザインのキッズトイレ

大人と同じデザインなのに自分が使いやすい大きさの子ども専用のトイレがあることに子どもが大喜びしていました。 

トイレだけでなく、手洗器についても大人用の洗面台に抱きかかえて利用するのは大変です。
 
▲ 子どもが使いやすい高さの手洗器

子どもが利用しやすい施設が充実していると子どもの自立を促すことにもつながり、子ども連れの大人もとっても助かります。

 

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T保育園内装工事、P保育園内装工事  完成しました

2019年04月12日 | 竣工!

おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所・株式会社コア建築設計工房の長谷川です。

新しい年度が始まり生活が変化した方も年度前と生活が同じ方も、一度気持ちが
切り替わり、そろそろ落ち着いてくる頃ではないでしょうか?

2月に内装工事の進捗をブログに投稿していた現場、T保育園とP保育園。
この春無事に、開園をむかえることができました。


▲P保育園 正面玄関

P保育園は1階~3階が店舗・事務所、4~9階が住戸ビルの鉄骨造1階になります。


▲P保育園 収納


▲P保育園 左から幼児トイレ・幼児~大人が使用する手洗い場所・調理室


▲T保育園 保育室からみた調理室(小屋に見立てました)

T保育園は1階が保育園、2階が美容院の木造2階建てです。


▲T保育園 優しい色で多色使いのロールスクリーンは保育園の名前に由来しています

T保育園、P保育園 開園おめでとうございます!


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湘南江の島駅

2019年03月18日 | 建築旅行・建築巡り

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の小川です。

耐震補強、バリアフリー化工事を進めていた湘南江の島駅が、2018年12月1日に全館オープンしました。
2020年東京オリンピックで江の島がセーリングの会場になっていますので江の島へのアクセスのひとつとして湘南モノレールなります。さすがにモノレールの駅ですのでホームは4階にありますので、どのようにバリアフリー化されているか見学してきました。
エレベーターやエスカレーター、多目的トイレが分かりやすい位置に設置されており、ピクトサインや点字ブロックの設置もかなり充実してます。
コア建築設計工房では耐震補強やバリアフリー化の設計等も行っています。


▲外観


▲エスカレーター廻り 右の点字ブロックを進むとエレベーターホールになります。


▲エレベーターホール


▲ピクトサイン


▲多機能トイレ入口



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横浜市公共建築物12条点検「給排水設備」

2018年10月15日 | 建築基準法12条点検(定期報告)

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

引き続き、公共建築物の12条点検について、
今回は衛生設備、給排水設備について書きます。


▲配管の劣化状況

点検を行っていく項目としては、まず給排水にかかる配管があります。
錆や塗装の剥がれが著しい場合は、補修が必要なものとして報告書に挙げていくことになります。
外観の錆が進行し、万が一中身の給水管まで錆が回ってしまうと大変なことになりますよね。
写真手前のように、ステンレス製のラッキングだと錆の心配がないので安心です。


▲受水槽の外観


▲FF式ガス給湯器の確認

次に給水設備です。
受水槽の外観や給水ポンプに不具合が無いかを見ていきます。
また、ガス・電気給湯器の状況も点検対象となっており、特に写真のようなFF式や開放式ガス湯沸器が
設置してある部屋は、機器の構造上火気使用室となるため、換気設備がなければ使用禁止です。


▲間接排水

排水の状況をチェックしていきます。
写真は、エアハンドリングユニットや冷蔵庫でよく見られる「間接排水」と呼ばれるものです。
機械から直接排水管に接続した場合、もし排水管が逆流したときの不具合発生を防ぐために、
このような形をとっています。
また、機械側からの排水管に防虫網が付いているか否かもチェックポイントです。
このほか、排水に関してはトイレの便器なども点検対象となっています。


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ビーナスライン

2018年05月02日 | プライベート

おはようございます。
神奈川県横浜市にある設計事務所・株式会社コア建築設計工房の清泉です。

GWです。
私はバイクが趣味のひとつなのですが、連休前半に群馬~長野~山梨をツーリングしてきました。

▲ビーナスラインと愛車

長野県の美ヶ原高原から霧ケ峰あたりにかけて「ビーナスライン」という高原道路があり、
今回はそこを走ることをお目当てにして行きました。
天気にも恵まれ、高原の絶景を楽しみながら走ることができました。
標高2000mのところに道の駅、山荘、茶屋などがありますが、
こんなところまで資材を運んで工事して…と考えると大変な苦労ですよね。
水道はさすがにひかれていない所もあり、トイレが有料だったりします。




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横浜市 某企業主導型保育施設 竣工

2018年03月22日 | 竣工!
おはようございます。
神奈川県横浜市にある建築設計事務所 株式会社コア建築設計工房の井下です。

先日、横浜市内の某企業主導型保育施設(内閣府が主導する新制度、詳しくはリンク先をご確認ください)が竣工いたしました。
創立60周年を迎える幼稚園が隣接する敷地に計画した、0,1,2歳児の19名を受け入れるための保育施設です。

▲横浜市内企業主導型保育施設の外観(撮影:コア建築設計工房)


元々この場所にあった和風の庭を活かした建築をご要望され、
和をテーマとしてデザインをスタートさせました。
和風の庭には池があり、その中ではメダカが泳いでいます。
幼稚園の子供たちもそれを見に来ることができるように回遊式の庭になっています。

▲発想の原点となった和風の庭(撮影:コア建築設計工房)

藍色の外壁、左官仕上、縦格子で和を表現しています。
白いボックスと藍色のボックスがクロスした形状で、宙に浮いた左側の部分は玄関庇を兼ねています。

▲横浜市内企業主導型保育施設の外観(撮影:コア建築設計工房)


保育室の照明器具、建具のスリットも格子のデザインに揃えました。

▲横浜市内企業主導型保育施設の1,2歳児室(撮影:コア建築設計工房)

床は竹のフローリングで、素材から和を感じさせます。
天井高に変化をつけて、落ち着いた空間と活動的な空間に使い分けできるようにしました。

▲横浜市内企業主導型保育施設の2階遊戯室(撮影:コア建築設計工房)


すずりの形状をしたトイレの手洗い流しと立上り壁の石張りにて、和のイメージで統一しています。

▲横浜市内企業主導型保育施設の大人用トイレ(撮影:コア建築設計工房)

階段下のスペースを絵本コーナーにしました。
心の根っこを育てるところなので、壁の色を大地の色にしています。

▲横浜市内企業主導型保育施設の絵本コーナー(撮影:コア建築設計工房)


サインを取り付ける壁面がマグネットのつくホワイトボードだったので、
このコアラのサインもマグネットにしました。

▲横浜市内企業主導型保育施設のコアラ組のサイン、製作はアトリエムーブ(撮影:コア建築設計工房)


0,1,2歳児19名分の調理なので、家庭用のシステムキッチンにしました。
アレルギー対応調理にも適した4口あるIHコンロです。

▲パナソニック、マルチワイドIH(撮影:コア建築設計工房)

食器の量は一般家庭よりも多くなるので、大型の食器洗浄機を入れました。

▲ドイツのメーカー、ミーレの食洗器、ワイド60cm(撮影:コア建築設計工房)


隣に幼稚園の本園があるので、こちらは電話1回線で良いとのことでした。
その場合は、電話、インターホン、電気錠開錠がこの子機1台でできるものが選定できます。

▲パナソニックのインターホン子機(撮影:コア建築設計工房)


設計期間、工事期間はとてもタイトなスケジュールでしたが、
施工していただいた大同工業さんのお力によって予定通り竣工を迎えることができました。
この企業主導型保育施設と認可保育園と違うところは、
市町村を通さず園児募集をしなければならないところです。
提携企業を探すのもすべて自力で行う必要があります。
そんな中、入園希望者もたくさんいらっしゃるようで、安心しました。
法人様の思いを形にすることができたこと、
また地域の待機児童解消の一端にお役に立つことができて嬉しく思います。

企業主導型保育事業は、平成30年度も2万人の枠で継続されることがアナウンスされています。
助成金額は認可保育園並運営費整備費共)基準です。
過去の実施状況からすると一次募集はおそらく5月頃になるかと思います。
その時点で図面と見積りの提出を要求されます。
早く書類が整ったところから助成決定がされるので
ご検討はお早めにご準備ください。
ご相談をお待ちしております。
電話 045-212-3739
メール ishita@arc-core.co.jp

 


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下田みんなの保育園 竣工しました。

2017年04月02日 | 竣工!

こんにちは。
横浜の設計事務所、株式会社コア建築設計工房の須田です。

桜の蕾も、ようやくほころび始めました。
ここ最近、3歳の息子の日課となっている桜の開花チェック。
毎朝、近所の桜を見ては、「まだ咲かないね」と嘆いています。
満開になった時の反応が楽しみです。

先日、下田みんなの保育園が竣工しました。
園長先生より北欧調にしたいとのご要望を頂き、
何度も打合せを重ね、園長先生、現場監督さんと一緒に作り上げた保育園です。
園長先生の想いが溢れる保育園が完成しました。


◆外観
 建物は木造2階建で、1階が保育園部分となります。(2階はオーナー様住居)
 園児さんが楽しく登園できるようにと、コンクリート擁壁の上部を波状にし、ガラスブロックを埋め込みました。



◆玄関
 いつも温かい雰囲気で園児を迎えられるよう「家」をイメージしました。


 
◆1歳児室   


◆2歳児室
 保育室の壁の仕上げを卵殻を使った塗り壁材(ビーナスコート)にしました。
 (臭いや有害物を吸着分解、
室内の余分な湿気の吸湿を期待できるようです)
 腰壁を北欧カラーの氷河色にしました。

 


◆3・4・5歳児室(西側から撮影)
 南面、東面から日が差し込み、明るく開放的な空間です。
 
 

◆3・4・5歳児室(東側から撮影)
 ホールとして使えるよう、手洗い流しを壁に埋め込み、上部を収納スペースにして凸部をなくしました。



◆DEN
 上部収納スペースの下には、こもれる空間DENをつくりました。


 
◆幼児トイレ1             
 トイレブースをアールにすることで、扉をつけなくても閉鎖的な空間となりました。


 
◆厨房
 食に対して興味を持ってもらえるよう、保育室と厨房との壁に窓を設け、
 実際に調理師が作っている所を見えるようにしました。 



◆事務室
 チョークで書ける壁紙を使っています。
 医務コーナーの壁にはガラスブロックを埋め込みました。



◆絵本棚
 廊下に設置した絵本棚のベンチを引き出せば、小さな絵本コーナーに。


 
◆建具
 丸や三角の窓は、ついつい覗きたくなります。 


  
  
 
◆室名サイン ※デザイン・制作は、有限会社アトリエムーブによる


現場監督さんには色々無理を言ってしまい、幾度も困らせてしまいましたが、素敵な保育園が完成しました。
本当にありがとうございます。
園児さん、園児さんのご家族をはじめ、地域の方々から愛される保育園になったら良いなと思います。


横浜の設計事務所
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I保育園 完成しました!

2016年05月13日 | 竣工!

横浜の設計事務所 株式会社コア建築設計工房の伊部です。
昨年10月に着工したI保育園が無事完成し4月1日開園致しました

4/23には、お披露目会が行われ地域の方々にも見学していただきました

↓アプローチ                 ↓玄関                     
    

 

↓保育室                   ↓保育室                 

   

 

↓保育室                   ↓厨房

   

 

↓乳幼児トイレ               ↓子育て支援ホール

   


分園に通う0,1歳の子供たちは、その後近くの本園にあがり、卒園後は、園舎の目の前にある小学校へと進学していきます。
上の学年へと成長していく子供たちをそばで見守ってくれているような、そんな存在の園舎になれたらいいなと思います





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I保育園 現場日記2

2015年12月04日 | 工事監理

横浜の設計事務所 株式会社コア建築設計工房の伊部です。

本日は、基礎のコンクリート打設のため、受入検査の立会に行ってきました。
  
              

前もって提出していただいた配合計画書に基づいて、スランプ、フロー、空気量、塩化物量などをチェックします



   
              


      


ポコポコとタケノコのように立っているのは排水管の配管です。
右下のかたまりが、乳幼児トイレと多目的トイレ。奥は、厨房です。

今日は打設するコンクリート量が多いのでお天気が良くて安心しました







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