スローな生活 in富良野

富良野の陶芸家 恒枝直豆 
楽葉窯のブログです。
備前の土を富良野で焼きながら
マイペースに過ごしています。

煙突に屋根

2006-11-27 | お仕事は陶芸
窯焚きも終えて、これから雪に季節になるので、煙突に屋根をかけました。
毎年のことで、春の窯焚きの前にまた外します。

D型ハウスと呼ばれる農家の農機具の格納庫を窯場にしているので、高さが7.5mあります。
その上に突き出しているので、上からの眺めは見晴らしがいいですね。ナオミチは不審そうに見上げてくれていました。

でも、結構 恐いんですよ

その内 ちゃんとした足場を付けれるようにしたいですね。


腕 パンパン

2006-11-27 | お仕事は陶芸
今日から薪割りをはじめてます。

私のチェーンソーはこれ。 スチール製 いいですよこれ。
大き過ぎず 小さ過ぎない ちょうど良い大きさですが、一日やってると腕がパンパンです。切っては退けて 切っては退けてと 筋トレのようなハードさです。

チェーンソーは富良野に来るまで触ったことも無かったのですが、刃の研ぎ方も教えてもらって、ちゃんと扱えるようになりました。

富良野周辺は森が多いためか、チェーンソーを扱う人も多く、隣の芦別市のチェーンソー屋さんもあり(これにも驚きですが)、電話をすると点検修理にも来てくれます。

そろそろ 木こり?

2006-11-26 | お仕事は陶芸
窯出しも落ち着いてきたので、妻に手入れは任せて、私は木こりになろうと思います。
木こり=薪割りです。
2m弱の原木約11tをチェーンソーで半分に切って、薪割り機にかけて腕くらいの太さに割ります。
この時、11tを まず 切ってどかして、割る機械に乗せて、更に割って、山積みにして・・・ここまでで、4回持ってますよね。44tかあ。 まあ無理せず気長にいきます。と言っても、本格的な冬になる前には終わらせないと 寒いのもつらいし、雪の中に埋まっていくのも大変だしね。ゆっくりはできないかな。

これはもう 備前焼とか陶芸とかの域を超えている気がしますが、昔の人は手で割ってたんですよね。頭が下がります。


早くもクリスマス

2006-11-23 | 日記
ニュースではもうクリスマス商戦が始まっているようです。どこ吹く風とおもいながらテレビや新聞などで見ていましたが、ウチにもやってきました。
「クリスマスツリー飾ろー!」と仕事をしていたら家から内線がかかってきた。
相手は当然 アオである。
どこで見たのか 思い出したのか、友達の家が飾った話を聞いて来たのか分からないのですが・・・

昨年も活躍したクリスマスツリーが今年も出てきました。
倉敷に行った時にクリスマス屋さんで買った飾りが増えて、ようやく らしくなってきましたね 

でも これが登場したことで 一気に年末になってしまったような気分になって、気持ちが慌しくなってしまいました。

窯出し進んでます

2006-11-23 | お仕事は陶芸
おおよその作品が出てきました。

結構良い焼けもありましたね。
3月の札幌での個展も 5月の倉敷の個展も何とかなりそうです。

さあ これから作品一つづつを紙やすりで磨って出てきた粘土から出てきた小石を削る作業です。
それから水検査。

先は長そうです

窯出し してます

2006-11-21 | お仕事は陶芸
ようやく 窯出しが始まりました。
今回はスムーズな窯焚きだったので「焼け」に期待しています。
まあ 良い場所と悪い場所があるのは穴窯の特徴なので良いとこがどれくらいあるのかを期待しているんですが。

これから数日間はワクワクドキドキです。

火前の窯変な壺は良い焼けですよ。

ジェンガ? 引き分け

2006-11-19 | 日記
札幌からハナちゃん親子が遊びに来ていました。

来る前の日に おもちゃ屋さんでジェンガ?(名前あってる? 木のピースを三つづつ交差して重ねて、片手で抜いては上に積むゲーム。 倒したら負け)を買って遊んでいましたが、この日は子供達より親たちの方がハマッテしまいました。

もう一回 もう一回と対戦するうちに、ついに「引き分け」が出来てしまいました。
これ以上抜けない状態ですね。
嬉しくてつい写真を撮ってしまいました。

子供達が近づくと、「寄らないで!」 「気をつけて!」とついつい声が大きくなってしまいました。

冬の準備

2006-11-18 | 日記
もうすぐ雪に埋もれてしまうので まだ小さな木は雪の重みで折れないように、棒を周りに立てて縄でグルグル巻きにして支えてやります。
外の水道も凍ってしまうので、水を落として(水道を止めて)ホースも外して、道具の整理や雪をどけて道を作るときに邪魔な物は整理してっと。

できてるかな?

雪が山から下りてくる

2006-11-18 | 日記
最近 雪が降ったり 止んだり

家の前は止んだら融けてますが、山の上の方はもう融けないようです。

その融けるとこと 融けないとこの境界線がはっきり見えますね。

これがゆっくり降りてきてます 

もうすぐ 白と黒の世界が始まります

窯出しのご案内

2006-11-14 | お仕事は陶芸
秋の窯出しは
11月20日AM10時頃から始めます。

と言っても 開け始めるのがこの時間で、窯の中から全部の作品が出てくるのは4・5日後になります。
窯出しは、窯の中から作品を出すのは当たり前ですが、作品の手入れをしながら整理する作業が同時に発生します。

作品を手入れするですが、粘土の中には小石程度の石が入っています。
(まあ粘土と言う単語もただ単に粒の大きさで決まってくるのですが)
粘土は水を周りに含んでいるので、焼くと18%(備前焼の粘土の標準値)程度縮みます。ですが、粒の大きな砂または小石は縮まないので粘土の中から表面に出てくる格好になります。
なので、窯出し直後の作品には多くの突起があり、かなりザラザラしていますが、それを紙やすりや砥石で小石の表面から出ている部分のみを削り取ります
でないと、テーブルに傷がついてしまったり、呑み口が痛かったり、持ち辛かったりするからです。
それが終わると 水検査です。水を入れて 一晩置いておく。それだけですが、大事なことです。水か漏れるようなら 売ることは出来ないですね。

とこんな作業を約1500個すべてに行います。
でも、一つ一つ景色が違う作品で、「こうなったんだ」と思いながらする作業なので、苦にはなりませんが、この季節寒いのでそこがちょっと・・・ですね