Suezaの随想録〜徒然なる一言日記2〜

Suezaの瑞希とゆう希のブログです。日常生活、くっだらないこと、CDやLiveについて宣います!

「言の葉」を探して・・・ ~アクアの星~

2020-02-06 12:29:15 | 日記

 瑞希です。

 今新作の「Green」のジャケット製作に手をかけたところですが、その中で一番のメインとなるのはジャケットの表・裏表紙と歌詞のチェックですね。特に歌詞は歌の命ですから、一言一句間違えるわけにはいかないのです。

 普段は演奏する側なので、そっち(演奏)の方に気が行きがちですか、こういうジャケット作成になるとゆう希さんの詞と私の曲がいっぺんに入ってくるものですから、新しい発見というのが本当にあります。

 いやね、いつも思うのですが、ゆう希さんの詞ってなかなか素敵なんですよ~。よく私は言葉とは言わず「言の葉」という言い方をしますが、その叙情のセンスたるや素晴らしいものです。うちのライブを聞いてくれるひとも是非その歌詞をかみしめてもらいながら聴いてもらうともう一段も二段もSuezaの曲のすばらしさを理解していただけると思います。

 そういえば富山ライブのお客さんの感想に、「アクアの星を聞いてその情景が目に浮かぶようでした・・・。」というのがありました。本当にうれしい限りです。

 なので、今日はその「アクアの星」の歌詞をご披露したいと思います。で、下記のサイトにアクセスしてもらえると無料で聴けます。是非歌詞を一度見ながら聴いてもらえるとうれしいです。

https://eggs.mu/artist/MizukiYuusaku

 

 

アクアの星

作詞 よしのゆう希 作曲・編曲 瑞希祐作 

 

ひかり凛と 静寂を聴く朝は なぜか新しい日になりそうな

ひとり帰る 夕暮れの寂しさと 今日の終わりには明日(あす)想う

 

これから二人終わらない物語 夢の続きになる旅が始まる

 

蒼い島 微笑む君 浮かぶ船と 懐かしい景色 この丘の向こう遠くなる渡る鳥はめざして

いつまでも憶(おぼ)えてる 君のことを何年たっても それはきっと花束のロマンス

このままずっと抱きしめたい

 

日記をつけるように追想の冬 一朶(いちだ)その先に陽だまりの声

夏風(みなせ)通(すぎ)るゆれる裾逆らって 秋の窓辺には淡い月

 

それから巡る季節は手をとって 昨日よりも早く隣に傍に

 

蒼い島 微笑む君 浮かぶ船と 懐かしい景色 

この丘の向こう遠くなる渡る鳥はめざして

伸ばした手 風を掴む 波の音と 振り返った君の 声そっと花束のバラード

流れるように奏でるから

 

走りだす手を放(はな)す 二人追いつけずに 

忘れないあの時、今も聴こえている 音(ね)

 

蒼い島 微笑む君 浮かぶ船と 懐かしい景色 

この丘の向こう遠くなる渡る鳥はめざして

いつの日か 消えるとき 一瞬でも ここにいてほしい 

浅い海に浮かぶ星の「ありがとう」と言いたい夜 

「さようなら」さえ言えない夜