ガルボ 1１’１月 京都金杯 1600m(京都）

冬将軍ガルボの一発ある／京都金杯 /NI

復調気配のガルボ（牡４、美浦・清水英）が、昨年のシンザン記念を勝った京都マイルで一発を狙う。「年末の動きは最高だった。もう追わなくて十分だね。夏は良くない馬だけど、冬場は本当に調子がいい」と清水英師は自信満々の表情で話した。昨秋の３戦は４６０キロ台の馬体をキープ。春より一回りふっくらした姿を見せていたように、今が充実期といえそうだ。

 2011年1月2日20時7分

「ドンと来い」清水英師／京都金杯/NI

京都のマイル戦でガルボ（牡４、美浦・清水英）が復活する。最終追いはポリトラックで５ハロン６５秒７－１１秒６。「前走よりいい感じ。輸送もあるし態勢は整った」と清水英師。昨年のシンザン記念は４４回目にして関東馬として初めての勝利を飾った。皐月賞、ＮＨＫマイルＣでは惨敗したが、古馬と初対戦だった富士Ｓで３着と巻き返した。前走阪神Ｃは４着だが、直線で前が詰まってなければ突き抜けていたほどの手応え。「カイバも食べているし異常発汗もない。この時期は体調がいい。ドンと来い、だよ」。ハイレベル世代の１頭として存在感を示すレースになる。（年齢表記は明け年齢）

2010年12月31日18時59

【京都金杯】ガルボ鋭く反応・DA

美浦Ｐを単走で追い切られたガルボ（撮影・持木克友）

　「京都金杯・Ｇ３」（１月５日、京都）

軽快な脚取りで美浦Ｐを駆け抜け、好調維持を強く印象づけた。ガルボは京都への輸送も考慮して、実質的な最終追いを大みそかに敢行した。序盤からリズム良く進み、直線でもシャープな反応を披露。切れ味は実に鋭く、５Ｆ６５秒７‐３６秒８‐１１秒６と上々の時計をマークした。

活気ある動きを見守った清水英師の表情は明るい。「輸送があるからこれで追い切りは終了。前走よりも状態はいいんじゃないかな。この時季は発汗が少ないから体が減らない。それにカイバもよく食べているから、しっかりと攻めることができるんだ」。秋に３走を消化して、阪神Ｃ（４着）から中１週で再び関西圏へ遠征する今回。厳しい日程でもきっちりと追い切りを消化したことが、馬体面の充実を物語る。

思えば昨年の同時期も、朝日杯ＦＳ（４着）から中２週で臨んだシンザン記念を制している。いわばガルボにとって、冬場の強行策は黄金ローテだ。「ハンデは５６キロか。まあ仕方ないよね。それでもドンと来いって感じだよ」とトレーナー。ハイレベルと評判の明け４歳世代。強豪相手にクラシック戦線でもまれてきた底力が、年始から爆発する。

【中山金杯】ガルボ１年ぶり重賞Ｖへ１１秒６ /SAN

2011.1.1 05:04

５日の京都金杯に出走予定の関東馬が３１日、美浦で追い切りを行った。阪神Ｃ４着のガルボ（美・清水英、牡４）はポリで５ハロン６５秒７、３ハロン３６秒８－１１秒６（直線追う）の好反応。１０年１月には同じ京都１６００メートルのシンザン記念を勝っており、清水英調教師は「この時期は変な発汗がなく、カイ食いが良くなって強い調教ができる。相乗効果で馬が良くなるから走るんだろうね。十分にチャンスはあると思います」と１年ぶりの重賞Ｖに意欲的だった。

０９年のマイルＣＳで２着に逃げ粘ったマイネルファルケ（美・萱野、牡６）はＷで一杯に追われて５ハロン６７秒９、３ハロン３８秒８－１４秒０。「まだ少し重いのでラストは時計がかかったけど、これで変わるんじゃないかな。ハナにはこだわらないけど、自分のリズムで競馬ができれば」と萱野調教師は得意の舞台で一発を狙っていた。

 

【京都金杯】ガルボ１１秒６で上昇一途！/SP 

ガルボはポリトラックで力強い動き。道中は気分良く流し、直線で仕掛けられるとダイナミックなフォームを披露。５Ｆ６５秒７～１Ｆ１１秒６をマークした。

清水英師は「前走よりも動きは良かったね。この時季は発汗せずにカイバをよく食べるんだ。体は減らないので、調教もしっかり積める」と自信の表情。 [ 2011年01月01日 ]

 

【京都金杯】“完全復調”ガルボ意欲の再遠征！/SP 

阪神Ｃ組では最先着（４着）のガルボが意欲の再遠征だ。同じ京都マイルのシンザン記念の勝ち馬。春３戦は案外な結果に終わったが、秋の復帰後は立ち直った。

菊地助手は「マイルＣＳ（１５着）は２走ボケもあったのかな。この時季がいいみたいだし、元気があるから再度の輸送も大丈夫だと思う。何とか賞金を加算したいね」と意気込んでいた。 [ 2010年12月29日 ]