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クラウン軽快53秒2/京都牝馬S  <NI

<京都牝馬S:追い切り>

京都牝馬S(G3、芝1600メートル、31日=京都)で重賞初制覇を目指すクラウンプリンセス(牝6、栗東・橋口)が、雨で湿った坂路を軽快に駆け上がった。単走追いだが最後までしっかりしたフットワークで4ハロン53秒2-12秒8をマーク。太宰騎手は「単走だけにまずまずの動きでしたね。最後まで集中して走っていたし、前走くらいの状態にはある」と及第点を与えた。

前走京都金杯は11着、2走前の愛知杯は14着と2ケタ着順が続いているが、あん上は巻き返しに意欲を見せる。「愛知杯(芝2000メートル)は距離が長かった。マイルが合うし最近の中では条件は一番いい」と意気込む。レース当日の31日はプリンセスの誕生日。6歳という年齢を感じさせない末脚で、タイトル奪取を狙う。

 [2010年1月29日8時58分 紙面から]

 

 

【京都牝馬S】プリンセス動き軽快  <DA

 得意のマイルで重賞Vを狙うクラウンプリンセスは栗東坂路で躍動
 得意のマイルで重賞Vを狙うクラウンプリンセスは栗東坂路で躍動

 「京都牝馬S・G3」(31日、京都)

雨にも負けない軽快な動き。クラウンプリンセスが栗東坂路を駆け上がり、4F53秒2-38秒9-12秒8をお釣りを残してマークした。14度目の重賞挑戦。遅咲きの6歳牝馬が、ベストの条件で悲願達成をもくろむ。ザレマで参戦する安藤勝(49)=栗東・フリー=は、史上初のJRA・地方双方での通算1000勝へ王手をかけて挑む。

  ◇  ◇

大人の走りで、念願の重賞タイトルを手中に収める。クラウンプリンセスは太宰が騎乗して、栗東坂路で単走で追い切られた。激しく降り続く雨の影響で、たっぷりと水分を含んだ馬場コンディション。1完歩ごとに、重いチップにスタミナを奪われていく。そんななか、ムキになるしぐさを見せず、リズミカルな走りでこう配を駆け上がると、ラストも余力を残して4F53秒2-38秒9-12秒8を記録した。

チェックを終えた太宰は合格点を与えた。「単走でしっかりと動けていた。最後まで集中して走れていましたね」と、気力の充実を口にする。前走の京都金杯は11着。中団で流れに乗ったが、直線では伸びを欠いた。今回も京都の芝1600メートルと同設定だが「伸びなかった前走でも(勝ち馬とは0秒6差と)着順ほど大きく負けていません。2走前の愛知杯は牝馬限定でも、2000メートル。やはり、マイルが合っている。最近では一番ぴったりの条件でしょう」と自然と期待は高まる。

ポートアイランドSを制したあと、ここ3戦は思うような結果が得られていない。そんな状況に橋口師は「カイ食いはいいし、状態面の変化はない。ただ、ひところの元気が…」と厳しい表情を浮かべたが、その動きを確認すると「追われてしっかりとしていた。牝馬だけのレース。楽しみは持っている。馬場は良の方がいいね」と明るい光を見出した。5歳でオープン特別を2勝した遅咲きの牝馬が、今年はさらに鮮やかな花を咲かせる。

 

 

【京都牝馬S】クラウンプリンセス坂路でパワフル!  <SP

京都牝馬Sの追い切りが28日、栗東トレセンで行われ、坂路でパワフルに動いたクラウンプリンセスが大駆けムードを漂わせた。牡馬相手にオープン2勝の実力派がここ2戦の大敗を払しょくする勢いだ。

クラウンプリンセスが力強い動きを見せて不気味さを漂わせた。追い切りは馬場開門から2時間以上経過した坂路。27日夜から降り続いた雨でウッドチップは水分を含み重い状態だった。しかしフットワークは乱れない。スムーズに折り合って気合をつけられた後半2Fは12秒8、12秒8でフィニッシュ。実戦では道悪が苦手なのに、そういう面をまるで感じさせない。体調の良さの裏付けと言えそうだ。太宰が好感触を伝える。

「前走ぐらいの出来にはあると思います。こんな馬場でも最後まで集中して、しっかり走ってくれました。前走も着順ほど大きく負けたわけじゃないですから」。スポニチ賞京都金杯は上位から下位まで着差が小さい激戦だった。昨年暮れの愛知杯は後方からの競馬になってしまい、先行有利の展開に泣いただけ。この2戦で判断を下すのは危険かもしれない。

“一時の勢いはない”と慎重な言葉を繰り返していた橋口師も「追ってから、しっかりしていた」と動きには満足顔を見せた。

出来に不安がないとなれば牡馬相手のオープンで2勝を挙げた実績にモノを言わせる可能性は十分。昨夏から、ほとんどのレースで手綱を取った太宰は「相性がいいのは阪神ですけど今度は牝馬限定戦ですから。1600メートルだし、最近ではいちばん条件が合うレースでしょう」。またがった感触だけでなく、総合的に判断しても前進を見込めるとジャッジを下した。

このレースは過去10年で1番人気が【2・0・2・6】で2連対のみの荒れ模様。今年も、平穏に決着するとは限らない。この馬が波乱の立役者となる期待は十分!そう思わせるパワフルな動きだった。 [ 2010年01月29日 ]



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