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【弥生賞】ヴィクトワール合格  <DA

 栗東CWで3頭併せをするヴィクトワールピサ(中央)
栗東CWで3頭併せをするヴィクトワールピサ(中央)

 「弥生賞・G2」(7日、中山)

皐月賞(4月18日・中山)と同じ舞台での前哨戦。期待の良血が本番に弾みをつける。3連勝中のヴィクトワールピサは3日、栗東CWで3頭併せで追われ、休み明けを感じさせない軽快なフットワーク。評判通りの強さを見せつける態勢は整った。

  ◇  ◇

関西の雄が満を持しての東上。クラシックを見据える一戦で、その実力をいかんなく発揮する。ヴィクトワールピサは朝一番の栗東CWで3頭併せ。先行するロールオブザダイス(5歳オープン)を5Fで1馬身半追走した。最初の1Fを14秒9と落ち着いたペースで通過するも折り合いはピタリ。いいリズムを保ちながら、ゆっくりと4角を回った。

後ろを走るトパンガ(4歳1000万下)が内に潜り込み、3頭が横並びの真ん中に。“角居流”の馬なりでの競り合いだが、ゴール前では半馬身抜け出した。5F67秒3‐39秒0‐12秒8。ゴール板を通過しても一杯に追われて闘魂を注入し、黒鹿毛の馬体は力強く躍動した。

道中はフワフワする幼い部分があったが、前を射程圏に入れると、気持ちが入っていたね。直線のスピードアップもスムーズで、仕掛けてもしっかりしていた。抜け出して気を抜く面はあったが、余裕がある裏返し。いい方にとらえたい」と清山助手は始動戦に向け、GOサインを出した。

新馬戦こそ、後の朝日杯FSの覇者ローズキングダムをとらえることができなかったが、3連勝でラジオNIKKEI杯2歳Sを制覇。宿敵との再戦を前に、敗戦を喫する訳にはいかない。主戦の武豊は「前走は着差がなく、タイムも威張れるものではなかったが、内容が良かった。乗りやすいし、折り合いは気にしなくていいと思う。コースも気になるようなタイプではないね。早くから弥生賞と聞いていたし、当日が楽しみだよ」とその成長を楽しみにする。

次世代のエース候補。「現段階ではいうことはない。クラシックに向けていいスタートを期待したい」と清山助手もその走りに注目。怒とうの4連勝で皐月賞にリーチをかける。

 

【弥生賞】ヴィクトワール、濃密67秒3! <SAN

2010.3.4 05:10

【弥生賞】ヴィクトワール、濃密67秒3!
ヴィクトワールピサ(右)は3頭併せの真ん中から抜け出し、2頭に半馬身の先着。久々でも仕上がり良好だ=栗東トレセン(撮影・安部光翁)

デビュー戦で前を譲ったローズキングダムを皐月賞で逆転するまでは、他馬に負けるわけにはいかない。気迫あふれる最終調整でヴィクトワールピサが4連勝に挑む。

CWコース3頭隊列で5ハロンから、ゆったりと進むのが角居厩舎のパターン。ピサは前のロールオブザダイス(牡5オープン)、後ろのトパンガ(牡4、1000万下)の間を進み、直線では真ん中に入って3頭併せ。持ったままの手応えでスムーズに脚を伸ばし、スピードに乗って1/2馬身ほど前に出てゴール板を過ぎた。そこから鞍上の肩ムチが入って4コーナー手前までビッシリと追われた。集中力を途切らせないよう最後の仕上げ。5ハロン67秒3、3ハロン39秒0-12秒8の時計以上に中身が濃い内容だった。

「道中はフワフワしているように見えたけど、前が射程圏に入ってから気持ちが入り、直線でのスピードアップはスムーズ。仕掛けてからの反応も良かった」。トパンガの背中からピサの動きを確認した清山調教助手は納得の表情。「現段階では言うことないですね」と状態に胸を張った。

追い切りを見守った武豊騎手は「状態は良さそうという話は聞いています。今年は1回も乗っていないけど、どういう感じで成長してくれているのか、レース当日が楽しみです」。弥生賞【6・5・0・2】で05年~08年と4連対中(09年は騎乗なし)の名手は、3連勝で出世レースのラジオNIKKEI杯を制したパートナーの進化に期待を膨らませる。

「順調な調整過程を積んで、体が締まってきた感じ。前走では後ろからと、ジョッキーも先を見据えてくれていますし、何ら心配することはないと思う」と清山助手。ユタカも「スタートは普通に出てくれるし、中山が気になることはない。良馬場で走らせたいけど、これまで泥を被っても気にする面はなかったから」と馬場悪化にも不安を見せない。どんな条件になってもクリアしてこそ、皐月賞への扉が大きく開く。またそれだけの器であることを、陣営は信じている。(下村静史)

 

ヴィクトワールピサ古馬2頭に先着…報知杯弥生賞追い切り  <HO

◆報知杯弥生賞追い切り(3日) 目下3連勝中のヴィクトワールピサが3日、栗東Cウッドチップコースで追い切られた。格上の古馬2頭の真ん中で併せるタフな内容だったが、馬なりで楽に先着。能力の高さを改めて示した。朝日杯FS2着馬のエイシンアポロンは、坂路をシャープなフットワークで駆け上がり、ラスト1ハロン12秒0。こちらも、申し分のない仕上がりだ。

ヴィクトワールピサは、Cウッドチップコースで3頭併せ。ロールオブザダイス(5歳オープン)を2馬身追いかけ、さらに2馬身後ろをトパンガ(4歳1000万)が続いた。直線は、馬なりのまま2頭の間で鋭く脚を伸ばし、内トパンガに半馬身、外にロールオブザダイスに1馬身先着。5ハロン67秒9―38秒8―12秒7が刻まれた。

早くから、弥生賞で復帰と聞いていたし、動きは良かったね」と追い切りを見守った武豊。また、トパンガに騎乗して動きをチェックした清山助手は、「道中はフワフワしていたけど、前の馬を射程圏に捕らえると、気持ちにスイッチが入って直線でスピードアップした。ゴール前では気を抜いており、まだ精神的に幼い面があることは確かだが、気持ちに余裕がある、と前向きにとらえたい」と話した。

昨年暮れのラジオNIKKEI杯2歳Sを優勝。2000メートルのレースばかりで3連勝を遂げた。「前走のタイムは、もうひとつ。着差(首)もわずかだけど、朝日杯FS組ほどじゃないにせよ、結構レベルの高いメンバーだったから、内容は悪くなかった」と武。その中身に合格点を与えた。

その朝日杯FSを制したローズキングダム(スプリングS出走予定)とは、新馬戦で対決。3/4馬身差の2着に敗れている。無傷の3連勝で2歳チャンプに上り詰めたライバルの背中は、まだ遠い。

初の中山コースへの対応について、清山助手は「まぎれが生じやすいが、過去4戦で、前めから、後方からと、いろいろなレースを経験したことが生きてくるはず」と自信を見せる。「できるだけ負担をかけず、勝って本番に行くのがベスト」と報知杯弥生賞で最多の6勝をマークする武。皐月賞と同じ条件のレースをすんなりクリアすれば、2歳王者の後ろ姿が、はっきり視界に入ってくる。

(2010年3月4日06時02分  スポーツ報知)

 

【弥生賞】ピサ直線追い比べグングン加速!12秒7  <SP

今週は東で「第47回弥生賞」、西で「第17回チューリップ賞」とクラシックへのトライアルが行われるが、その追い切りが3日、美浦、栗東トレセンで一斉に行われた。弥生賞組は、ラジオNIKKEI杯2歳Sを勝って勢いに乗るヴィクトワールピサが3頭併せできっちり先着し、V4へ態勢を整えた。

3連勝中で大本命に挙げられるヴィクトワールピサの最終追い切りはCWコース。折り合いを重視し、前半はゆっくりと入って直線の追い比べで闘志注入だ。

外ロールオブザダイス(5歳オープン)と内トパンガ(4歳1000万)に挟まれてのポジション。両サイドからプレッシャーを受けつつ、それをきっちりはね返した。5F67秒9~ラスト1F12秒7のタイムで、トパンガにはゴール線上で首先着。しかし、角居厩舎の3頭併せはここがフィニッシュではなく、1コーナーまでしっかりと追って体ひとつ抜け出した。

清山助手は「幼いところがあってフワフワしていたけど、加速はスムーズ。いい反応だった。抜け出して気を抜く面があったけど、それも余裕の裏返し」と好ジャッジを下した。

前走・ラジオNIKKEI杯2歳S勝ちから約2カ月半ぶりの出走となるが、この追い切りが実質3本目の速い時計。ひと追いごとに明らかに反応も良くなってきた。重賞タイトルを手に入れた、その前走はレース中に落鉄するアクデントもあった。それには「落鉄は気がつかなかったよ。ゴール後だったかもしれないしね」と武豊はさらりとしたもの。だが、デビューから続いていた先行抜け出しの競馬から一転、前走では中団からの差しを決めて確かな手応えを得た。

「(前走は)折り合いがついていたし、泥をかぶっても大丈夫だった。中間の放牧でどれだけ成長しているか、凄く楽しみ」

新馬戦で相まみえたヴィクトワールピサが弥生賞、そしてローズキングダムがスプリングSと、それぞれの前哨戦を制して本番・皐月賞で激突…ファンが描くのはそのような夢物語。「弥生賞を勝って本番で(ローズキングダムと)対戦できるのが一番いいね」と武豊のリップサービス!?も飛び出した。まず先勝へ、万全の態勢が整った。 [ 2010年03月04日 ]

 

 

【弥生賞】相性抜群!武豊、驚異の連対率  <SP

ヴィクトワールピサに騎乗する武豊は弥生賞と相性抜群。過去13回騎乗して6勝、2着5回。勝率46・2%、連対率84・6%と驚異の高率を誇る。コンビを組んで勝った馬も96年ダンスインザダーク、97年ランニングゲイル、98年スペシャルウィーク、05年ディープインパクト、06年アドマイヤムーン、07年アドマイヤオーラと、そうそうたるもの。ヴィクトワールピサも、ここを制して歴史的名馬の道を歩む[ 2010年03月04日 ]

 

【弥生賞】ヴィクトワール乗り込み十分   <SAN

2010.3.3 05:03

3連勝中のヴィクトワールピサは2日、坂路で4ハロン63秒7、ラスト1ハロン13秒9。暮れのラジオNIKKEI杯2歳Sを快勝して以来だが、乗り込み十分で気合もかなり乗ってきた。「体がボリュームアップして、いい状態でリフレッシュ放牧から帰厩。それから調教を重ねるごとにシェイプアップしてきました」と清山調教助手は臨戦態勢に自信を見せる。

初の長距離輸送ですが(宮城県の)山元トレセンには何度も行ってますから。とにかく、目の前の一戦一戦を大事に行きたい」。先にクラシックを見据えるが、デビュー戦で先着を許したローズキングダムとの再戦が控える以上は、負けることなく皐月の舞台を迎えたい。

 

【弥生賞】ヴィクトワールピサ満点…血統診断   <SAN

2010.3.3 05:03

ネオユニヴァース産駒ヴィクトワールピサは、昨年のダービー馬ロジユニヴァースと似た血統構成になっている。仕上がりが早くスピード、スタミナも上級で、底力も豊富。時計が少しかかる馬場がベストで今の中山も合う。半兄アサクサデンエン(父シングスピール)が6歳時に安田記念を勝っており、成長力も見込めるので、ここを完勝すればクラシックでも大きな期待が持てる。

エイシンアポロンはGI6勝ジャイアンツコーズウェイ産駒。母の父がサドラーズウェルズで距離延長はむしろよさそうだが、母は芝7ハロンの愛GIIの勝ち馬。母系の血がどこまで影響しているかがカギを握る。また、重厚な配合なので休み明けの割り引きは必要だ。

キングカメハメハは昨年の牡牝の2歳王者を出したが、アドマイヤテンクウは使われるごとに力をつけてきた。英オークス、ヴェルメイユ賞各2着など、欧州のクラシックディスタンスで活躍した祖母の血を強く受けているのだろう。前走以上の期待が持てるし、重馬場になっても問題ない。

マンハッタンカフェ産駒は若い頃はスピードとを武器に活躍し、体がしっかりして力をつけたものは距離もこなすようになる。ダイワバーバリアンは半兄にストロングガルーダ(父ダンスインザダーク、ラジオNIKKEI賞)がいることからも、現状ではスピード優先で二千は長い。

ダイワファルコンは母の全弟にダイワメジャー、半妹にダイワスカーレット(父アグネスタキオン)。父がジャングルポケットで広いコースの方がよさそうだが、通用していい素質はある。

コスモヘレノスの父グラスワンダーは、スクリーンヒーロー、セイウンワンダーのGI馬を出して種牡馬として好調だ。母系は米国の芝で活躍しており底力とスピードに優れた血統構成だ。ムラだが大駆けして不思議ない爆発力がある。

リリエンタールは父が凱旋門賞などを勝ち種牡馬としても好調なモンジュー、母の父がドイツの名種牡馬モンズンという良質な配合。母もイタリアでGIを勝ったドイツの名牝だ。軽い芝の適性は疑問も底力とスタミナは抜群で、馬場が悪化するようなら侮れない。(血統取材班)

 

【弥生賞】ヴィクトワールピサ ライバルへ貫録見せる  <SP

【東西ドキュメント・弥生賞=栗東2日】弥生賞で断然の注目を集めるのがヴィクトワールピサだ。管理する角居厩舎の“広報担当”清山助手の周りに記者が取り囲んだ。何を質問されるか分かっているがごとく、まずは「本当に順調に来ていますよ」と第一声。坂田も聞き逃さぬよう慌ててメモするが、印象的だったのは競馬ファン目線に立ったコメントだった。

ファンのために楽しい話題を提供できる存在だと思います。2歳チャンピオンに負けないよう、ここは勝ちたいですね」

2歳王者ローズキングダムはデビュー戦で土をつけられた相手。ライバルがスプリングSで始動するため“伝説の新馬戦”以来の対決は本番の皐月賞。それまで互いに取りこぼさずにいけば、ファンの注目度は自然と高まっていく。春の到来を告げるトライアルで貫禄を示せるか。坂田は陣営の気迫をひしひしと感じていた。 

 [ 2010年03月03日 ]

(3)へ http://blog.goo.ne.jp/conan55/e/e0955b5ce07b84cdfbcc48068fb76235



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