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【AJC杯】ミスターX 得意舞台でネヴァブション /SP

山メーン11R・AJC杯(G2)は、同レース3連覇を狙うネヴァブションに託す。前走・有馬記念は先行する構えを見せるも、行き脚がつかずに中団からの競馬。道中はペースが上がらず、超スローな流れで、最後は苦手な瞬発力勝負に屈した。それでも懸命に食らい付いて0秒8差8着なら上々の内容と言える。

前2年と同様に舞台替わりで巻き返しを狙う。09年は中山金杯(5着)から、10年は有馬記念(12着)から一変してV。同じ中山でも芝2200メートルは、スタートして400メートル以上の長い直線が続くため、じんわりとポジションを取れる。先行策から粘り込むネヴァの理想の競馬が最もしやすい舞台と言える。さらに今回は走りに集中させようと、ブリンカーを着用し、万全の態勢で臨む。得意な舞台で目覚めるか。

 馬単(2)から(3)(4)(5)(6)(7)。

 

ション3連覇へ右だけ遮眼/AJCC/NI

3連覇を目指すネヴァブション(牡8、美浦・伊藤正)はBコースを軽く流してレースに備えた。8歳となっても活気があり好調をキープしている。伊藤正師は「動きからは前走の疲れもない。やや右にもたれるので片方だけブリンカーをつける」と語った。昨年のこのレースは有馬記念12着から巻き返しての勝利だった。気難しい面が出ているため、右側だけブリンカーを着用し3連覇へ挑む。

2011年1月22日19時19分

【AJCC】ネヴァブション&伊藤正師奮起/DA

 史上5頭目の同一JRA平地重賞3連覇に向け調整するネヴァブション(撮影・棚橋慶太)
史上5頭目の同一JRA平地重賞3連覇に向け調整するネヴァブション(撮影・棚橋慶太)

 「AJCC・G2」(23日、中山)

記録ずくめの一戦に理論派トレーナーが燃えている。史上5頭目の同一JRA平地重賞3連覇を狙うネヴァブション。管理する伊藤正師は08年にもエアシェイディで制しており、勝てばAJCC4連覇。平地重賞の記録としては、54年ぶり2人目の快挙となる。近走不振の愛馬を奮い立たせるべく、ブリンカーを装着して快挙達成を成し遂げる構えだ。

  ◇  ◇

08年にエアシェイディがVを飾り、今回偉業に挑むネヴァブションは09、10年を連覇中。愛馬の3連覇、そして伊藤正師自身の4連覇。「それはたまたま。全く気にしていない」とトレーナーは笑うが、決して偶然で成し遂げられる記録ではない。

確かな厩舎力と馬の能力が融合してこそ。「ウチは大手の馬が多いわけではない。個人馬主が多い。いろいろ文句を言っちゃうからなあ」と師は笑いながら、自身の管理馬について語る。外厩制度が発展し“オーナー主導”の風潮も強い昨今の競馬界。大手がさまざまな意味で幅を利かせるなか、個人馬主が多いのは厩舎への信頼度が高いことの証明でもある。

8歳を迎えてなお、勢いを失っていないネヴァブションも、陣営がじっくりと育ててきた結果。それでも時に想定外のアクシデントが起こるのも競馬だ。「万全に仕上げたジャパンCが除外。狂った部分はある」とトレーナーが話すように、急きょローテをステイヤーズS(3着)→有馬記念(8着)に変更。その影響で精神面に狂いが生じ、ここ2走は右にもたれる従来の癖が顔を出した。

いかにして軌道修正するかが最大のテーマ。当然、理論派トレーナーは策を練っている。水曜の追い切りでは片側にチークピーシズを着用して反応を確かめた。騎乗した後藤は「ブリンカーのような強制的なものを着けた方がいい。今のままだと同じ結果になる」とコメント。陣営は馬具装着を決断した。問題点を解決した先に待つのは、さまざまな大記録。厩舎力を見せつけて歴史に名を刻む。

【AJCC】8歳ネヴァ史上5頭目V3だ /SAN

2011.1.21 05:04

 追い切り翌日の木曜日に、厩舎周りで乗り運動を消化するネヴァブション。雰囲気は上々で、AJCC3連覇へ視界は良好だ=美浦トレセン(撮影・今野顕)

 09年、10年とAJCCを連覇している8歳馬ネヴァブションが、JRA史上5頭目(アラブ除く)となる平地同一重賞3連覇の偉業に挑戦する。19日の追い切りでは迫力のある動きを見せて、体調面に不安はない。精神面を考慮する伊藤正徳調教師(62)=美浦=は、今回はブリンカー着用などの対策を施して、古豪の巻き返しに期待を寄せている。

史上5頭目の同一重賞3連覇に挑むネヴァブション。追い切り翌日の木曜日は、厩舎周りで時間をかけて乗り運動と引き運動を消化した。馬体のハリや雰囲気は上々だ。

前走の有馬記念は8着に敗れたが「昨秋のジャパンCを除外となり、ステイヤーズS(3着)を使わざるを得なかったのは誤算だった」と伊藤正調教師は振り返る。3600メートルの長距離を走った後の中2週は、ローテーションも厳しかった。その後だけに、「昨年と今年では、ここ(AJCC)に持ってくる過程が違う」と慎重な姿勢を見せるが昨年は有馬記念12着から巻き返してのVだった。今回の舞台が合うことは間違いない。

もちろん、3連覇へ向けての努力も怠りない。レースで追い出してから内にササる面が出ているだけに、今回から右側だけにブリンカーを着用することを決めた。「勝ちたいと思って勝てるもんじゃないが、勝つために最善の策を考えて、いちばんいいと思うことをしていく」と、伊藤正師は気を引き締めて臨む。

また、ネヴァがV3を決めれば、同時に伊藤正師の同一重賞V4(08年エアシェイディを含む)も達成。同一重賞4連覇を達成した調教師は、伊藤正師の師匠である名伯楽・尾形藤吉調教師(1954年~57年、関東の金杯)しかいない。

「(記録は)私が下乗り(見習い)に入る前。尾形先生は師匠だし、並ぶなんて恐れ多い」と伊藤正師は謙そんするが、AJCCは9頭を送り出して6連対(別表)と相性のいいレースで、達成の可能性は十分だ。

「私自身が芝の中長距離馬が好きで、騎手時代もそういう馬で結果を残してきた(1977年ダービーをラッキールーラでVなど)し、たまたまウチに芝の中距離に適性のある馬も多くいた。前走後もネヴァの体調はいいし、あとは体と走る気持ちが噛み合って、結果を出してくれれば…」

師は長く厩舎を背負ってきた8歳馬に熱い思いを寄せる。その思いに応えて、古豪が真冬の寒さを吹き飛ばす熱い走りを見せた時、AJCC3連覇の偉業が大きく近づいてくる。(片岡良典)

 

【AJCC】ネヴァブション、衰え感じない/DA

 3連覇へ後藤を背に快走するネヴァブション=美浦トレセン(撮影・棚橋慶太)
3連覇へ後藤を背に快走するネヴァブション=美浦トレセン(撮影・棚橋慶太)

 「AJCC・G2」(23日、中山)

近2走で右へもたれるしぐさを見せていたネヴァブションは19日、右側にチークピーシズを装着し美浦北Cへ。後藤を背に馬なりで、6F81秒2‐39秒5‐12秒9をマーク。

今回の焦点は肉体面ではなく精神面。「衰えは感じない。ただ、苦しいとわがままな部分を出す馬。だから、きょうは右側のチークの加減を見る意味で乗ってみた。あとは角馬場で馬を怒ってみたり」とジョッキーは課題と意図を説明した。追い切り自体は力感十分で好気配。「ただ、ブリンカーを着けるなりした方がいいかも」と、実戦での不安がぬぐい去れないのも、また事実だ。

伊藤正師も見解は同じだ。「(動きが)悪いとは思わない。気持ちの問題だけだから。あとは実戦でどうか」。ブリンカー着用を含め、陣営の施す策が、同レース3連覇のカギを握る。

【AJCC】ネヴァブション3連覇へ/SAN

2011.1.20 05:06
8歳馬ネヴァブションがAJCC3連覇に向けて、後藤騎手を背に北Cコースで追い切られた。

気性面の難しさが出ているため、初めて右側だけにチークピーシズを着用。寒さで真っ白になる息を吐きながら、後肢で砂を力強く舞い上げて、6ハロン80秒9、3ハロン39秒3-13秒0を馬なりでマークした。「肉体の衰えは感じない」という後藤だが「馬が少し苦しくなっているのか、わがままやズルさが強くなってきた。レースでもゴーサインを拒否したり、(追って)内にササる面がある」と話す。実戦でブリンカー着用などの対策があるかもしれない。



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