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2着クォーク唯一34秒台追走/ラジオN賞/NI

<ラジオNIKKEI賞>◇4日=福島◇G3◇芝1800メートル◇3歳◇出走16頭

クォークスターはメンバー唯一の34秒台の脚で猛追したが、首差だけ届かず2着に終わった。3角では後方から2番手という絶体絶命の位置だったが、直線は大外をただ1頭力強く伸びた。ウィリアムズ騎手は「内の馬が外に動いてきて接触してしまったので、抑えてあの位置に。力はあるのは分かっているので、次回はもっといい位置で競馬できれば」と能力の高さを再認識していた。


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クォーク天皇賞馬と併せ成長/ラジオN賞/NI
<ラジオNIKKEI賞:追い切り>
[2010年7月5日7時8分 紙面から]

日曜福島メーン、ラジオNIKKEI賞(G3、芝1800メートル)の木曜追い切りを終えて、プリンシパルS2着のクォークスター(牡3、堀)が万全の態勢に入った。これまで春の天皇賞馬ジャガーメイルとの併走パートナーを務め、もまれてきた1頭。同馬初、厩舎は今年単独トップとなる5つ目の重賞勝利へ、勝って成長を見せつける。

競ってきた相手が違う。春の天皇賞馬ジャガーメイルと併せ馬を積んできたクォークスターにとって、相手が同じ3歳のピサノドラクロワ(未勝利)なら先着は当然ともいえた。雨の残るウッドでの2頭併せは通常通りの半マイルから始まった。3馬身ほど後方を追い掛けると、自らハミを取って外の僚馬との差を詰める。菅沼助手が「直線で抜け出してからも、思ったより伸びてくれた」と振り返る通り、直線強めに追われてからも気を抜かない。4ハロン52秒6-13秒1を計時、涼しい顔で半馬身先着。ダービー出走はかなわなかったが、以降はここ福島に向けて調整。きっちり態勢は整った。

2週前の17日もジャガーメイルと追い切っていた。6ハロン81秒9-12秒0で併入。馬なりのままだったが、後方から仕掛けてくるG1馬のプレッシャーを受けながら、内容の濃い攻めを消化した。菅沼助手が「体が柔らかくていい素質を持っている。まだ子供っぽいところがあって成長途上だけど、古馬になったらもっと良くなる」と力を込める素質馬だからこそ、調教パートナーを務められる。格上相手に調教を積むと、計時した時計以上の負荷がかかって心肺機能が鍛えられるという側面がある。直前追いは半マイルにとどめたが、中身はしっかり出来上がっている。

厩舎は今年20勝で東西リーディング8位と好調。さらに重賞4勝は同じ関東の二ノ宮厩舎と並んでトップタイだ。G1・2勝の数字も国枝厩舎と並び1位。狙ったレースでは確実に結果を出してきた。同助手は「先週乗ったウィリアムズも手応えは悪くないと言っていた。乗りやすい馬なので小回りも関係ない」と、さらに期待を高めた。上半期のG1は終了したが、今の勢いは止まりそうにない。【松本岳志】

 [2010年7月2日7時20分 紙面から]


【ラジオNIKKEI賞】クォークスター伸び上々/DA

 併せ馬で好仕上がりをアピールしたクォークスター(左)=美浦トレセン(撮影・持木克友)
併せ馬で好仕上がりをアピールしたクォークスター(左)=美浦トレセン(撮影・持木克友)

 「ラジオNIKKEI賞・G3」(4日、福島)

ダービーへの参戦があと一歩でかなわなかった無念を、みちのくで晴らす。プリンシパルS2着馬クォークスターが1日、美浦Wで切れのある動きを披露。併せ馬で並入し、鋭い伸び脚を発揮した。待望の重賞初Vを目指し、中間の調整過程は順調そのもの。福島の重賞と抜群の相性を誇る堀厩舎が、07年ロックドゥカンブに続き、このレース2勝目を狙う。

  ◇  ◇

ステッキ1発で栗毛の馬体が沈み込んだ。美浦Wで行われたクォークスターの最終追い切りは、5Fでピサノドラクロワ(3歳未勝利)を大きく追走する形でスタート。直線で内へ潜り込むと、ラスト1Fまでは劣勢だったものの、鞍上が仕掛けると瞬時に反応し鋭い伸び脚を披露。最後は並入に持ち込んだ。

菅沼調教厩務員は「予定通りの内容だった。最後も伸びていたしね」と好感触を伝える。2週前の6月17日には天皇賞馬ジャガーメイルと併せ馬を行い、互角の動き。また1週前は初コンビとなるウィリアムズが騎乗して、Wで軽快なアクションを見せた。「先週でジョッキーも感触をつかんでくれたし、この中間はいい状態できている」と出来の良さを強調した。

前走のプリンシパルSは2着。勝ったルーラーシップには4馬身離されたが、メンバー最速タイの上がり3F33秒7の末脚を繰り出した。昨年までならダービーへ参戦できたが、今年から優先出走権の付与が1着馬のみとなり、夢舞台に立つことはできなかった。その後はここに目標を切り替え、順調に調整を進めてきた。今回は東京から福島へ舞台は変わるが「小回りコースでも関係はないから」と、ノープロブレムの構え。重賞初制覇へ闘志を燃やしている。

堀厩舎はこれまで福島の重賞に管理馬を延べ4頭送り込み、07年福島牝馬S(スプリングドリュー)、ラジオNIKKEI賞(ロックドゥカンブ)と2勝。さらにこのレースに限れば、昨年もストロングリターンが3着に好走しており相性は抜群だ。自身の勢いと充実ぶりに、データも後押し。初タイトルを獲得してみせる。


【ラジオNIKKEI賞】クォーク重賞初Vへ
2010.7.2 05:05
力強い脚取りで好仕上がりをアピールしたクォークスター(右)。これまでの実績からもGIIIならばチャンスだ=美浦トレセン(撮影・北野浩之

プリンシパルS2着のクォークスターが、美浦Wコースで意欲的な併せ馬を行った。格下のパートナーと併入の内容だったが、動きそのものは力強く、仕上がりは上々といっていい。午後には13分の11の抽選も無事に突破。6戦5連対の堅実さを誇る素質馬が、重賞初Vを見据えて福島へと赴く。


プリンシパルS2着クォークスターが、ビッシリと併せ馬を消化。意欲的な追い切りで、重賞初勝利への態勢を整えた。

Dコースを半周して体をほぐしたあとWコースに入り、外ピサノドラクロワ(牡3未勝利)を4馬身追走してスタート。3コーナーで2馬身差まで詰め寄り、直線で内に進路を取るとグイッと伸びてパートナーを抜き去った。攻め駆けする相手がそこから盛り返して抵抗してきたが、最後にビシッと追われると力強いフットワークを繰り出し、4ハロン51秒9-38秒0-12秒8で併入。気合の入った内容だった。

「予定通りの追い切りができた。抜け出してから少し遊んでしまったけれど、最後はまた伸びているからね」と合格点を与える菅沼調教厩務員。「1週前にウィリアムズ騎手に感触を確かめてもらっているし、いい状態で臨める」と万全の調整過程をアピールする。

前走のプリンシパルSはルーラーシップに敗れて、ダービー出走は叶わなかった。それでも、上がり3ハロン33秒7はルーラーと並びメンバー最速。ルーラーはダービーで5着に健闘しており、GIIIならば威張れる存在だ。ここを目標にしっかりと乗り込んで「良くなるのはまだまだ先だが、今でも十分にやれるよ」と菅沼調教厩務員はタイトル奪取に意欲を見せる。

今回は小回りの福島になるが、どんな競馬もできるレースセンスのよさが強み。それが、6戦してGIIIきさらぎ賞7着以外はすべて連対の堅実な走りを生み出している。

前々走やや重の中山芝で勝っており、少々の天候悪化ならば気にならない。「ハンデ55キロは妥当だね。掛からないので折り合いに心配もないし、距離実績もある」と自信を漂わせる菅沼調教厩務員。飛躍の夏へ。クォークスターが重賞を制し、スター街道への第一歩を踏みしめる。(松永昌也)


【ラジオNIKKEI賞】クォークスター予想以上のしまい伸び /SP

さあ初重賞制覇へ。「ラジオNIKKEI賞」の木曜追いが1日、美浦トレセンで行われ、クォークスターが併せ馬できっちり先着し仕上がりの良さを強調した。前走・プリンシパルSは2着で、例年ならダービーに出走できた馬。目標を切り替えざるを得なかった悔しさをここにぶつける。

クォークスターの最終追いはいつもの堀厩舎のスタイル通り、上がり重点だった。Wコースでピサノドラクロワ(3歳未勝利)を3馬身半追走。4角手前で内からサッと馬体を寄せていく。直線、鞍上の右ムチが何度もしなるが“まだ大丈夫”とばかりに馬は動かない。残り100メートル、クォークスターが自分から動いた。瞬時に引き離して半馬身先着。僚馬との力差も、自分がどれだけの脚を使えるかも、馬自身が分かっているようだった。

「予定通りの動き。思った以上にしまいは伸びた」と菅沼調教厩務員は最高の笑みを見せた。前走・プリンシパルSではスタートこそ一息ながら、インから懸命に差を詰めて2着に食い込んだ。昨年までならダービー出走権を得られたところ。だが、今年からプリンシパルSのダービー切符は1枚に減らされた。「まあルールだから仕方ない。すぐにここへと目標を切り替えて調整してきた」(同調教厩務員)。

未勝利を勝った時はハイペースを差し切り、2勝目はスローを好位で立ち回った。レースセンスの良さは天性のものだ。「体が柔らかく素質はなかなかのもの。ただ、子供っぽいところが残っていて、精神的には成長途上だねそれだけ伸びしろがあるとも言えそう」と期待を懸ける。今春G1を制した厩舎の先輩キンシャサノキセキ(高松宮記念)もジャガーメイル(天皇賞)も、デビュー当初から根性こそ目立ったが子供っぽさを残していた。クォークスターも同じ階段を駆け上がる可能性はある。

初の福島コースも問題なし。「掛かることがなく折り合いがつくからね。先週乗ったウィリアムズも最高の感触を得ていたよ」。6戦5連対の堅実派。初重賞を手にして、秋の飛躍へとつなげるはずだ。
[ 2010年07月02日 ]


クォークスター小回りで開花/ラジオN賞  /NI

前走プリンシパルS2着のクォークスター(牡、堀)が小回りの福島コースで持ち味を発揮しそうだ。ここまで6戦して2勝、2着3回と安定感は抜群。菅沼助手は「掛からないし折り合うから福島は合うと思うんだよ。まだ子供っぽい面があり成長途上だけど、体が柔らかくていい素質を持っている」と能力を高く評価する。29日は坂路で軽めキャンター。「体調は悪くないよ」と再度好走の期待を高めた。

[2010年6月30日7時3分 紙面から]


【ラジオNIKKEI賞】クォークスター“OK” /SP

今春G1・2勝の堀厩舎が秋の飛躍を期待しているのがクォークスター。1週前追い切りはウィリアムズを背に南Wコースで5F69秒1~1F12秒9と切れのある走りを披露した。菅沼助手は「ウィリアムズも“OK”と言っていた。掛かるところがないし、距離はちょうどいい」と好感触。07年に同レースVから秋の主役に躍り出た厩舎の先輩、ロックドゥカンブに続けるか。
[ 2010年06月29日 ]



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