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【AJC杯】ネヴァブション3連覇へ豪快デモ /SP

52回AJC杯」の追い切りが19日、美浦、栗東トレセンで行われた。3連覇を目指すネヴァブションが美浦北Cコースで素晴らしい動きを披露した。伊藤正徳調教師(62)は08年エアシェイディでの優勝を含め、このレース3連勝中。52年ぶりとなる平地重賞4連覇へ王手をかけた。 

いざ大記録へ。マイナス3度にまで冷え込んだ極寒の中、ネヴァブションの周りだけは熱気を帯びていた。主戦・後藤が当然のように自ら乗り、右目の外側だけに普段着けてない白のチークピーシズ(横や後方の視覚を遮断する馬具)を装着。角馬場で入念に体をほぐすと、右回りの北Cコース(ダート)でスタンド前からピッチを上げた。そのまま1周で6F80秒6。手綱を抑えたままで豪快な脚さばき。馬道出口で待つ30人近い報道陣に目もくれず、堂々と引き揚げた。

近走の違和感を払しょくしたい。後藤が乗った理由は1点に集約されていた。「行き出してからの脚はしっかりしているし衰えは感じない。ただ、右回りは内にササる癖が昔からあったけど、ここ2戦は…。きょうもササったのは少し気になる。角馬場の段階で、競馬で言うと3~4コーナーの辺りで尻っぱねしたり。チークピーシズより、視野が狭まるブリンカー着用も考えた方がいいかも…。その辺は先生(伊藤正師)も考えてくれると思う」

愛弟子のジャッジに呼応するように、指揮官も模索を続けていた。「右側だけチークを着けたのは右にもたれる面があるので。動き自体は悪いと思わない。最高に仕上げたジャパンCが除外になった分、メンタル面であの時に戻るか。気持ちの問題。ブリンカー?もちろん考えてます」と師も最善策を探している。

勝てば史上5頭目の平地重賞3連覇。08年エアシェイディでも勝っている伊藤正師には、尾形藤吉師(54~57年、中山金杯)に次ぐ史上2人目の同一平地重賞4連覇の偉業も懸かる。

「レース条件に合った馬がいて、馬が頑張ってくれた結果。僕自身にはあまり関係ない話」と平静を装う師以上に熱い思いを託すのは愛弟子の方か。09年は中山金杯5着、昨年は有馬記念12着から激変V。「記録は確かに意識してます。馬は苦しい部分もあるかもしれないが何とか頑張ってほしい」。昨年は有馬記念8着以外、掲示板を外さず頑張った底力に後藤は託していた。

≪相性抜群≫AJC杯は伊藤正師&後藤の師弟にとって、相性抜群の重賞。伊藤正師のAJC杯成績は【3303】で連対率67%。98年マイネルブリッジ2着、05年エアシェイディ2着に続き、現在3連覇で“出走機会5連続連対中”だ。後藤は延べ12頭に騎乗して【1416】で連対率42%。伊藤正師の管理馬エアシェイディで05年2着、08年優勝、09年2着と好成績を残し、記録達成の期待が高まる。

ブション12秒9もB着用検討/AJCC/NI

3連覇を目指すネヴァブション(牡8、美浦・伊藤正)は主戦の後藤騎手が手綱を取り北Cコースで単走で追われた。時計は6ハロンから80秒6-66秒5-52秒5-39秒3-12秒9を馬なりでマークするなど動き自体は問題ないが、角馬場でのウォーミングアップ時にあん上の指示に反抗したり馬場入りをゴネるなど不安定な精神状態が見受けられた。後藤騎手は「動き自体は何の心配もないが右回りだと内にササる。普段はまったく問題ないので、やはり心身ともにピークだったジャパンCが除外になった影響かな」と話した。同騎手の進言に従って厩舎サイドでは右側だけのブリンカー着用を検討する

2011年1月19日18時19分

 

【AJCC】美浦レポート~ネヴァブション/RN

23日(日)中山競馬場で行われる第52回アメリカジョッキークラブカップ(GII)に出走予定の、3連覇を狙うネヴァブションについて、追い切り後の伊藤正徳調教師のコメントは以下の通り。

「去年は一年、よく走ってくれました。ただ最後のところだけ、天皇賞からJCと行きたかったのですが、JCを除外となってしまったことで、ずれてしまいました。今もそれを引きずっているところがあります。

目一杯に仕上げたのにJCを使えず、ずれてしまったことで、良い状態にあるのに、空回りというか、何か馬が伸びない、一生懸命さが結果に結びつかないという感じがありました。ただ、有馬記念はあのメンバーに入って8着、ちょっとずれた状態でも8着でしたから、やはりこの馬は実力があるのだということを再確認しました。

ここまで調整自体はうまく行ったと思います。ただ、結果が出て初めて私のやってきたことが正解かどうかはわかるものです。期待はしていますし、走ってくれるだろうと思っています。ですが最後のところの、ボタンの掛け違えがなおっているかどうかは、競馬が終わってみないとわかりません。

過去2年とは、全然ローテーションが違いますから、一概に、一緒にはできません。同列で論ずるのは、難しいものがあります。

良い意味でしぶい馬。いぶし銀といいますか、派手なことができる馬ではありませんが、しっかりと皆さんの目に焼きつくような競馬をして欲しいと思います。

(馬の)3連覇や4連覇(厩舎として)は、別に気にしていませんし、力むことなく、普通です。連覇のことは、あとからついてくる結果ですから、そのレースが良い結果になれば、最高だなと思っています」

(取材:中野雷太)

2011年1月19日16時37分

 

ブション平地重賞3連覇へ意欲/AJCC/NI

中山メーンのAJCC(G2、芝2200メートル、23日)で、ネヴァブション(牡8、美浦・伊藤正)が史上5頭目のJRA同一平地重賞3連覇を狙う。平地重賞3連覇は、過去にセカイオー(56~58年、鳴尾記念)タップダンスシチー(03~05年、金鯱賞)エリモハリアー(05~07年、函館記念)マツリダゴッホ(07~09年、オールカマー)の4頭しかいない。また厩舎は08年にエアシェイディで勝っているため4連覇が懸かるが、伊藤正師は「そのことは、まったく考えてない」と平常心を強調した。関心は状態だけ。「肉体的にはものすごくいい状態。あとは精神的なもの」と語った。

2011年1月18日20時33分

 

【AJC杯水曜追い】3連覇へ…ネヴァブション衰えなし/SP

08年エアシェイディを含め、ネヴァブションの伊藤正師はAJC杯4連覇が懸かる。伊藤正師は「4連覇?関係ないですよ」と平静を装うがチャンスなのは間違いない。

「肉体的には非常にいい状態。ただジャパンC(除外)を最高に仕上げた分、気持ちの面で戻るかだけ。4月の香港(クイーンエリザベス2世カップ)には行きたいし、自分でレースをつくるような形になれば」と話した。 [ 2011年1月19日 06:00 ]

【AJCC】ネヴァブション、連戦疲れ心配/DA

AJC杯3連覇を目指すネヴァブション(牡8=伊藤正)は主戦・後藤を背に北Cコース(ダート)で単走。手綱を抑えたままで6F80秒6で軽快な脚さばきだった。後藤は「昔から内にササる面はあった馬で、きょうは3~4コーナーでそういうしぐさを見せていた。その辺を先生(伊藤正師)も考え、ブリンカー着用などを考えてくれるのでは?行き出してからの脚は問題なく、衰えは感じない」と話していた。

[ 2011年1月19日 16:17 ]

【AJCC】ネヴァ相性いい舞台でV3だ /SAN

2011.1.19 05:04

AJCC史上初の3連覇がかかるネヴァブションだが、陣営のトーンは上がってこない。ジャパンCを除外された影響がそれ以後、続いているからだ。「本当にJCの時は凄いデキだった。ベストの状態が続くのはわずか。特に気持ちの面でね。前々走も前走もそうではなかった。有馬記念(8着)は、あの状態でよく走っている」と伊藤正調教師。相性がいいコース、レースで、どう答えを出すか。正念場の一戦だ。

【AJCC】ネヴァV3へ満点…血統診断 /SAN

2011.1.19 05:05

中山の芝2200メートルは前半のペースが落ち着きやすいコースだが、このレースの過去10年をみると、上がり3ハロンが35秒を切ったのは04年(34秒7)の1度だけ。ペースアップする残り5ハロンあたりから、ゴールまで長く脚を使える持続力が要求される。

3連覇がかかるネヴァブションの父マーベラスサンデーは、SS系種牡馬のなかでも特に持続力に優れるタイプ。連覇しているように舞台設定は問題ない。あとは8歳という年齢がどうかだが、ジックリと力をつけて充実期が長いのも父の産駒の特徴。06年には同じ父を持つシルクフェイマスも7歳で復活Vを飾っており、年齢はネックにはならないだろう。今年も好勝負は必至だ。

スローの決め手勝負となった中山金杯で重賞初Vを飾ったコスモファントムも、本来は持続力に優れたタイプだ。父スティーヴンゴットイーヴンは仕上がり早のエーピーインディ直仔で、米国での産駒もやや早熟傾向。成長力には疑問が残るだけに、4歳の今が勝負となりそうだ。

ジャングルポケット×ノーザンテーストのトーセンジョーダンは、切れ味を強調しつつもスピードの持続力も持ち合わせた配合といえる。ただ、産駒で中山の重賞を勝ったのは07年GIIIフェアリーS(芝1200メートル)のルルパンブルーだけ。父自身がそうだったように、産駒も広い馬場を得意とする傾向が強いのは気になる。

サンライズベガの父アドマイヤベガは、09年、10年と連続3着のトウショウシロッコ、07年2着インテレットなど産駒がこのレースで活躍。やや一本調子な母系が、このレースではいい方向に出る可能性も。

マルカボルトの父ネオユニヴァースは、昨年の有馬記念馬ヴィクトワールピサを輩出。産駒は全体的に中山を得意にしている。マイル向きの母系だが、自分のリズムで走れれば怖い。

スタミナ豊富な配合のミヤビランベリは時計がかかって浮上。9歳馬ダンスインザモアは逆に高速決着で決め手を生かしたいところだ。(血統取材班)

 「AJCC・G2」(23日、中山)

3連覇を目指すネヴァブションだが、今回は昨秋の毎日王冠から5戦目となる過密スケジュール。そのうち、天皇賞・秋、有馬記念と2度のG1を挟んでいるだけに、ゆったりとしたローテーションだった昨年と比較して難しい調整が強いられた。舞台は絶好だが、状態面について伊藤正師は「間隔は詰まっているし、小細工は必要かな」とトーンは控えめだった

【AJCC】ネヴァ満点評価…データ解析 /SAN

2011.1.18 05:06

*過去10年が対象

重賞3着以内 連対馬20頭中16頭に重賞3着以内の実績があった。例外は東京で行われた02年の1、2着馬と04年2着ウインジェネラーレ、07年1着マツリダゴッホ。ここ3年に限れば6頭すべてがGII以上で連対しており、重賞実績は重要性を増している。

中山芝で好走 東京で行われた02年を除く18頭のうち、17頭が(1)中山芝の重賞で3着以内(2)中山芝でオープン連対(3)中山芝で準オープン勝ちのいずれかの条件をクリア。高いレベルでのコース実績が不可欠だ。

◆中山金杯か有馬記念 主力ステップは中山金杯組で6連対。次に多いのが有馬記念組で4連対。両レースで半数を占めており、どちらかを狙うのがセオリーだ。前走の着順は、GIなら不問。GI以外の重賞、オープンなら5着以内(9頭中7頭)、条件戦なら1着が絶対条件(4頭すべて)になる。

高齢馬に注意 連対率でみれば、【1・4・1・13】で・263の4歳馬、【3・3・2・17】で・240の5歳馬が優秀。ただ、ここ3年は高齢馬が活躍する傾向にあり、3着以内はすべて6歳以上。3年で3頭しか出走していない4歳馬はともかく、5歳馬は5着が最高と振るわない。4年連続で1番人気を裏切っている5歳馬に過度の期待は禁物か。

中波乱傾向 1番人気馬はわずか2連対と信頼度は低い。ただ、馬連の万馬券は10年の1度だけ。2番人気馬は6連対しており、1番人気馬を外しての中波乱狙いに妙味がありそうだ。

 ★結論

中山での実績や、ここ最近の高齢馬活躍の傾向を考えれば3連覇を狙うネヴァブションが最上位。有馬記念5着で人気必至のトーセンジョーダンは実績面の減点はないが、5歳馬が人気を裏切る傾向があるだけに評価を下げる。中山金杯勝ちのコスモファントムが逆転候補だ。(データ室)

 

【AJC杯】3連覇へ!ネヴァ“Vパターン” /SP 

今週の中山メーンはAJC杯。3連覇に挑むネヴァブションが満を持して出走する。有馬記念は8着に終わったが、昨年も有馬記念12着から一変しておりこれがこの馬のパターン。8歳でも力の衰えは全く感じられないだけに、史上5頭目となるJRA同一重賞3連覇の可能性は十分だ。

3連覇の偉業が懸かるネヴァブション。有馬記念(8着)からの参戦は昨年と同じローテーションだが、伊藤正師は「今回はG1を目いっぱい戦ってきたからね」と違いを強調する。なるほど、昨年のAJC杯の前は秋2戦だけ。ジャパンC10着、有馬記念12着から“激変”した

だが、今回は昨秋の毎日王冠(3着)で始動し、天皇賞・秋(5着)、スポニチ賞ステイヤーズS(3着)、有馬記念と4戦フル稼働。大目標にしたジャパンCが無念の除外になった分、有馬記念後には精神的な疲労が感じられたという。指揮官は「有馬はこの馬なりによく頑張ったと思う。その後はいろいろと小細工している」と年初の得意重賞に向け、メンタル面での立て直しを図っている。

少々条件は厳しいかもしれないが、そこは誰もが認めるコース巧者。通算8勝中、中山で5勝。重賞全3勝も初タイトルとなった07年日経賞を含め、すべて中山。昨年も有馬以外はすべて掲示板(5着以内)を確保したように、8歳を迎えても衰えはない

13日の1週前追いは北Cコース(ダート)で5F69秒4~1F12秒7。軽快な脚さばきを披露した。師は「この馬の走りは中山に向いているのは確か。(13日の)動きから体調は問題ない。あとはジャパンCで一度ピークに仕上げたのを、どう再び整えるか」と最終追いまで細心の注意を払う。

JRAの同一重賞3連覇(障害、アラブは除く)は過去4頭しか達成してない快記録。冬の中山に、ネヴァブションというのは今や競馬界の「季語」となっている。歴史的厳寒を吹き飛ばす熟練の粘走を、今年も見せてくれそうだ。

▼09年AJC杯 中山金杯で5着に敗れており4番人気。だが、馬体は8キロ絞れた484キロで好気配。横山典は先行策で臨み道中は3番手。直線で早めに抜け出し、2着エアシェイディに2馬身半差の完勝。1番人気ドリームジャーニーは出遅れが響いて8着。

▼10年AJC杯 ジャパンC、有馬記念で大敗を喫したため、昨年覇者ながら5番人気。好スタートで飛び出すもシャドウゲイトを先に行かせ5番手に控える。4角で2番手に押し上げシャドウゲイトを首差かわす。1番人気キャプテントゥーレは先行したが11着失速。

[ 2011年1月18日 06:00 ]

 

【AJCC】ネヴァV3へ13秒0/SP

2011.1.14 05:01
《美浦》AJCC3連覇に挑むネヴァブション(伊藤正、牡8)は北C単走で5ハロン69秒6-54秒5-40秒8-13秒0(馬なり)。「昨年と今年ではここに向かう過程が違うので、少し細工をしながら調整している」と伊藤正調教師。

《栗東》有馬記念5着トーセンジョーダン(池江寿、牡5)は坂路でアイソトープ(牡6、1000万下)を2馬身追いかけて、4ハロン52秒9-39秒0-13秒1(一杯に追う)でクビ遅れ。「前走は初めてのGIである程度の結果を出してくれたので、これからが楽しみになった」と池江寿調教師。



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