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【オークス】“人気薄の福永”リターンズ逆襲だ  /SP

武豊と並びオークス3勝と現役最多勝の福永は、エーシンリターンズが3着した桜花賞ですっかり彼女を手の内に入れた。だからこそ「桜花賞は力負けではない。もう一度レースができたら」と悔しさをにじませて言うのだ。

実質上の最終追い切りは先週の坂路で完了(4F52秒6~12秒6)。母親に似ず、カイバ食いが細いメンタル面に配慮してだが、19日の追い切りでも出来の良さが十分に確認できた。

助手を背にCコースでアンティフリーズ(3歳未勝利)との併せ馬。首をぐいぐい突き出すフォームで外から半馬身の先着を果たした。6Fは86秒3に抑えたがラスト1F11秒6を刻む瞬発力はさすが。坂口則師は「競馬の週に無理な追い切りはできない。きょうは1ハロンだけさっと伸ばす指示。最後は11秒台だからこれで十分」と絶妙のサジ加減に胸をなで下ろした。

過去、6番人気ダイワエルシエーロや5番人気ローブデコルテで桜花賞上位馬に逆転の実績がある福永。リターンズにも同様の雰囲気を感じ取っている。

「乗り方ひとつで距離はこなせる手応えがある。東京は紛れが少なく、力通りに決まるけど、オークスに関しては初距離ということもあって波乱もある。そこをうまく突ければ」

初勝利が7番人気。桜花賞が11番人気。常に人気に“反発”する好走を続ける。福永の中で明確な逆襲のシナリオが出来上がっている。
[ 2010年05月20日 ]

【オークス】西のキンカメ2頭、自信あり

2010.5.19 05:04
ショウリュウムーンはいい脚が長く使えるタイプ。距離延長、コース替わりとも歓迎だ

キングカメハメハ産駒はアパパネだけじゃない!! 2世代目の産駒が大活躍しているキンカメ産駒で、桜花賞3、4着のエーシンリターンズとショウリュウムーンが、豊富なスタミナを武器に逆転を狙っている。どちらも血統的には2400メートルもどんと来いというタイプ。陣営の大きな期待を背負う2頭に注目だ。

桜花賞を制したアパパネが人気を集めるが、同じ父を持つ関西馬2頭が虎視眈々と下克上を狙っている。桜花賞3、4着のエーシンリターンズとショウリュウムーンだ。

血統的には、2頭ともアパパネ以上の距離適性を感じさせる。エーシンリターンズ母エイシンサンサンは芝2200、2400メートルで勝ち星を挙げ、エリザベス女王杯でも3着に好走。母の父キャロルハウスは凱旋門賞馬というスタミナの背景がある。一方のショウリュウムーンも、母の父はダンスインザダーク。菊花賞を勝ち、産駒は昨年の菊花賞でワンツー(スリーロールス&フォゲッタブル)という筋金入りのステイヤーだ。ともに前走からの800メートル延長は歓迎材料と言える。

エーシンの坂口則調教師にとっては、半兄エーシンディーエスが先週の京都ハイジャンプを制したばかり。「母さんも距離はもった馬だからね」と兄妹での2週連続重賞Vを意識する。「問題は競馬の当日にカイバを食べないこと。馬体重がカギです」と課題は残しているが、「問題はそこだけ。馬体はもう戻っているからね」と色気十分だ。

ショウリュウムーンの佐々木晶調教師も「血統的にも競馬っぷりを見ても、距離が延びた方がいいだろうね」とスタミナに自信を見せる。「調教でも左回りの方がスムーズなので、東京に替わるのはプラス。バテる馬じゃないから、ある程度の位置で競馬ができればチャンスはある」とこちらも桜花賞での0秒2差逆転に意欲満々だ。

父キングカメハメハは変則2冠馬で幅広い距離適性を見せた。それだけに、母系の血統がカギを握る。2世代目の産駒が大ブレーク中のキンカメだが、走る子供はアパパネだけではない。確かなスタミナを感じさせる2頭の関西馬が、距離を味方に一発を狙っている。(黒田栄一郎)


【オークス】兄に続け!2週連続へ!リターンズ好感触  /SP

【G1ドキュメント・オークス=18日】いい流れでG1ウイークに突入した。坂口則厩舎は先週の京都ハイジャンプをエーシンディーエスが快勝。昨秋の京都ジャンプSに続く、障害重賞2勝目。今週は兄から妹へバトンタッチ。エーシンリターンズがオークスでG1制覇を狙う。

母エイシンサンサンもかつて坂口則厩舎に在籍し、小倉3歳S勝ちやエリザベス女王杯3着など重賞戦線で活躍。柏原はエイシンサンサンが産んだきょうだい馬の成績を調べてみた。この血統には共通点があり、エイシンニーザン、エイシンテンリュー、エーシンサーフィン、そしてエーシンディーエスと4頭が障害で勝利を収めているのだ。坂口則師は「サンサンの子はみんな障害センスが抜群。リターンズも飛ばしてみれば多分、うまいと思うよ」と適性を口にしている

話はそれたが、エーシンリターンズは桜花賞3着後も順調そのもの。デビューしてから徐々に体が減っており、これまでは馬体維持が鍵になっていた。この中間は大丈夫。原口助手が好感触を伝えている。「前走から間が空いていたし調整しやすかったよ。以前は食べたものがなかなか実にならなかったんだけど、今は体がだいぶふっくらしている。輸送してどうなるかだけど今のところいい感じで出せそうだね

気配は良好。厩舎の勢いもある。掛かるタイプではなく、血統的に距離が延びても問題はない。障害→平地で坂口則厩舎2週連続の重賞Vなるか。柏原はその可能性を感じ取った。 [ 2010年05月19日 ]


【オークス】リターンズ、体重増で出走したい…  /SP

桜花賞3着から参戦のエーシンリターンズは「先週もいい動きだったし、とにかく順調。出来は変わりないよ」と原口助手。デビュー時から減った馬体は前走が440キロで増減なしだった。「今の時点で460キロ。何とかプラスで出したいね。あれ以上減らなければ」とみていた。 [ 2010年05月18日 ]

/SAN


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