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【新潟記念】ダイワジャンヌ3馬身抜き去った/SP

七夕賞13着のダイワジャンヌはポリトラックで最終追い。15馬身近く前にいた僚馬2頭を目標に5F65秒8~1F12秒6。軽快な脚取りで2頭を3馬身抜き去った。手綱を取った原調教厩務員は「馬なりで余裕があったし、いい動きだった。前走後じっくり間隔を取って疲れを取った。新潟外回りは合うし、あとは展開が向いてくれれば」と一発を狙う。
[ 2010年08月26日 ]

【新潟記念】ダイワジャンヌ好舞台でハンデ生かす/SP

七夕賞は13着に終わったダイワジャンヌが【2121】と好相性の新潟芝で反攻を期している。今助手は「前走は最終週で内寄りの芝が荒れていた上に、内枠(3番)で馬場のいいところを走れなかった。新潟は芝状態もいいし、実績もあるので。相手は強いけど52キロのハンデを生かせれば」と一発を狙う。 [ 2010年08月25日 ]

【新潟記念】北村宏、謙虚に王座狙う

2010.8.25 05:05
北村宏騎手は夏の新潟で重賞2勝をマーク。手綱さばきは冴えており、新潟記念でも目の離せない存在となりそうだ

夏の新潟で重賞2勝をマーク。北村宏司騎手(30)=美・藤沢和=の好調ぶりが目立っている。新潟記念は伏兵のダイワジャンヌとコンビを結成。サマージョッキーズシリーズで2位につけ、チャンピオンの座が近づいてきたジョッキーと52キロの軽量牝馬が、荒れるハンデ戦でひと波乱を巻き起こす。

/SAN
この夏の新潟を熱くしている男がいる。レッツゴーキリシマで関屋記念を、ミラクルレジェンドでレパードSを勝った北村宏司騎手が、今週はダイワジャンヌとのコンビで新潟重賞3勝目を狙っている。

「好調といわれると恥ずかしいですよ。それまでの成績に全然、納得していないし、重賞を勝てたのはいい時に乗せてもらえたからです」

馬を第一に考え、勝てるのは馬のおかげを強調するジョッキーだけに、謙虚な言葉が口をつく。確かにこの夏の福島では2勝しかできず、不本意な内容だったが、新潟に舞台を移すと、前開催では7勝。現在の3回新潟は半分の4日間が終了して4勝と、徐々に調子が上がってきていることも事実だ。恥ずかしいというが、重賞2勝の他にダリア賞をエーシンブラン(来週の新潟2歳Sの有力馬)で勝つなど、要所で冴えた騎乗で披露。ここ一番での勝負強さは光っている。

ダイワジャンヌには昨年2月の中山芝1600メートル戦で騎乗して2着だった。前走の七夕賞(13着)は馬場の悪い内めを走らされて力を出し切れなかったが、新潟の芝は【2・1・2・1】の好成績を収めている。牝馬特有の切れ味を存分に生かせる舞台だ。

「一度しか乗っていないけど、いいイメージを持っています。その後もレースぶりは見ているので、新潟は合いそうだと思っていたし、52キロですからね」

レパードSを勝ってサマージョッキーズシリーズは2位に浮上。新潟記念を勝てば、王者の座がグッと近づく。11月の東京で行われるワールドスーパージョッキーズシリーズへの出場も夢ではなくなった。

「サマーシリーズは意識していません。どのレースも馬が違いますし、意識して取れるようなものじゃないですから。もちろんWSJSには出たい気持ちはあるけど、それは頑張ったご褒美みたいなものですよ」

あくまでも主役は馬という気持ちを忘れない。52キロのダイワジャンヌをトップでゴールにエスコートして、今週も恥ずかしそうな笑顔が見られるに違いない。(柴田章利)



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