過去6年の出走馬延べ96頭について、前走のレース別成績を調べてみると、前走「中山牝馬S」組から優勝馬4頭を含め、延べ8頭の3着以内馬が送り出されていた。
これは優勝馬の占有率で66.7%、3着以内馬の占有率で42.1%にも上る。出走頭数が全体の約3分の1と多いことは確かだが、好走率でも安定した数値をマークしている。その一方で、前走が「条件クラスのレース」だった馬からは、2006年の優勝馬ロフティーエイムを含む4頭が3着以内に好走しており、あまりレースの格にこだわる必要はなさそうだ。
「その他の重賞」組の2着馬は、11か月ぶりの出走だった2004年2着のマイネヌーヴェル(前走オークス11着)、また、前走「オープン特別」組の2着馬は、昨年のアルコセニョーラ(前走福島民報杯7着)だった。〔表1〕 |