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【有馬記念】ロールスGI連勝へ好枠「10」  <SAN
2009.12.25 05:03
【有馬記念】ロールスGI連勝へ好枠「10」
菊花賞馬スリーロールスは有馬で6勝の(10)番をゲット。この日はプール調教で体調を整えた=栗東トレセン

菊花賞馬スリーロールスは〔5〕枠(10)番。有馬記念では10勝の(3)番に次ぐ6勝を挙げている好枠だ。もともとスタートセンスが良く、杉山調教助手は「大外でさえなければ良かったので。内の馬を見ながら行けるので、いいんじゃないですか」とドンと構える。24日朝は運動30分の後、プール4周のメニューを消化。「追い切った後も特に変わりないですね。レース間隔が開いている点が気にはなりますが、順調に調整はできました」と笑顔だった。

 

 

浜中 スリーロールスでオグリキャップ再現だ…有馬記念  <HO

クリスマスが誕生日の浜中は、スリーロールスと二人三脚でグランプリ制覇を目指す

第54回有馬記念・G1(27日、中山・芝2500メートル)の出走馬16頭の枠順が、24日に決まった。菊花賞馬スリーロールスは、10番枠からスタート。パートナーの浜中は、きょう12月25日が21歳の誕生日で、武豊が持つ有馬記念最年少V記録(21歳9か月)の更新の期待がかかる。“芦毛の怪物”オグリキャップが、3歳時にグランプリを勝った日に生まれたジョッキー。“運命のレース”に自分の名を刻むべく、その手綱にすべての力を注ぎ込む。2冠牝馬ブエナビスタは、内めの2番枠に決まった。馬券は25日、一部ウインズで前々日発売される。

ちょうど21年前。浜中が誕生した1988年12月25日は、オグリキャップとタマモクロスが対決する有馬記念で、日本中が沸いていた。

浜中の母・純子さんは、その時、陣痛をこらえながら、レースを待っていた。“芦毛対決”を制したのは、オグリキャップ。その年の春に笠松競馬からJRAに移籍すると、重賞6連勝を果たした怪物だ。天皇賞・秋(2着)、ジャパンC(3着)では、1歳上のタマモクロスに後れを取ったが、見事に雪辱を果たしてGI初制覇。そのゴールシーンを見届けて出産したという。「随分、待たされたんですよ。本当に、うちは皆が競馬好きだったんです」と浜中は笑った。

まさに、有馬記念の申し子。そんな浜中に、勝負の神様は素晴らしいプレゼントを用意していた。スリーロールスの馬番は「10」。21年前のオグリキャップと同じゲートからスタートを切る。

武豊の持つ、有馬記念最年少Vの記録(21歳9か月9日=90年オグリキャップ)の更新がかかるレース。注目を浴び続けた1週間だが、恐れを知らぬ若武者は、むしろ緊張感を楽しんでいるようにも見える。「すごい数の取材を受けて、有馬ウイークだっていうのを感じました。でも、注目されるのは好きだから、ワクワクしています。記録? それは、おまけみたいなもの。まずは有馬を勝つことです」と言い切った。

新たな家族へ捧げるレースでもある。先月22日に、長女の美侑ちゃんが誕生した。「偶然ですけど、“有”という字も入っているんですよ。将来、『生まれた直後に、こんなレースをしてたんだよ』って言いたいですよね」。最高に格好いい父の姿を見せるつもりだ。

自分のため、家族のため、そして何よりロールスのため―。「成長はすごく感じます。今のロールスなら、と思っているんです」。二人三脚で成長してきた人馬が臨む大一番。充実感にあふれた一年を、最高の形で締めくくる。

(2009年12月25日06時01分  スポーツ報知)



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