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ヴィクトワールピサが強襲V/弥生賞  <NI

<弥生賞>◇7日=中山◇G2◇芝2000メートル◇3歳◇出走13頭◇3着まで皐月賞優先出走権

1番人気ヴィクトワールピサ(牡、栗東・角居)が、モノの違いを見せつけた。道中は中団の内。直線では前が詰まる不利がありながら、残り100メートルで外へ立て直すと、2着エイシンアポロンを並ぶ間もなく差し切った。これで未勝利、京都2歳S、ラジオNIKKEI杯2歳Sに続き4連勝。クラシックの最有力候補に浮上した。武豊騎手は「着差はわずかだけど内容は良かった。道悪もこなしていたし、能力は高いですね。今年初戦をいい形で飾れた」と話した。3着ダイワファルコンまでが、4月18日中山の皐月賞(G1、芝2000メートル)の優先出走権を獲得した。

馬連(1)(3)は400円、

馬単(1)(3)は600円、

3連複(1)(2)(3)は2010円、

3連単(1)(3)(2)は5050円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

 

 

【弥生賞】さぁ皐月!ヴィクトワール圧勝! <SAN

2010.3.8 05:08
【弥生賞】さぁ皐月!ヴィクトワール圧勝!
残り100メートルで勝負を決めたヴィクトワールピサ。皐月賞と同じ舞台の圧巻Vで本番が大いに楽しみになった=中山競馬場(撮影・佐藤雄彦)

道悪でもその瞬発力は十分発揮した。圧倒的1番人気のヴィクトワールピサが、メンバー最速の上がり3ハロン36秒1で差し切り、4連勝で皐月賞に駒を進める。

関東圏での競馬、重馬場、馬群でもまれる展開…。初物尽くしの状況にも、全く動じなかった。中団のインでレースを進め、GI朝日杯FS2着のエイシンアポロンの後ろで折り合いはピッタリついていた。勝負所で他馬が早めに仕掛けて動いていったが、武豊騎手は慌てず直線に入った。

残り100メートル。アポロンが抜け出すと、ユタカは一瞬、内を突こうとするが、とっさに進路を外めに変える。前が開くとそれまでたまっていた末脚が一気に炸裂。瞬時にかわし、1/2馬身の着差以上の圧勝だった。

「先週も内ラチ沿いが良かったので、慌てて外に出すことはないと思っていました。初めて馬込みで競馬をしましたが、折り合いはつきましたし、仕掛けてからはすごい脚でした。今年の初戦でいい勝ち方ができました。本番も楽しみです」

ユタカは、前週の中山記念も最内枠で1番人気のキングストリートに騎乗。道悪(不良)で7着に敗退したが、その雪辱を果たした。弥生賞は自身の記録を更新する歴代トップの7勝目。“弥生賞男ですね”と報道陣から聞かれると「本番男と言われたいですよ」と皐月賞、ダービーを意識できる馬であることを力説した。05年無敗3冠馬ディープインパクトの菊花賞以来クラシック制覇から遠ざかっている天才騎手の期待もふくらむ。

厩舎の看板馬ウオッカの引退発表の日に皐月賞の最有力候補となったヴィクトワールピサ。角居勝彦調教師は「お客さんを呼べるような馬に仕上げていきたい」と力を込める。皐月賞(4月18日、中山、GI、芝2000メートル)ではローズキングダムとの対決。「(新馬戦で)負けていますが、そのあとはずっと勝って再戦できるのはいいですね」と武豊は新馬戦で負けているだけに、皐月賞でのリベンジに燃えている。(高尾幸司)

 

【弥生賞】戦い終えて  <SP

▼5着コスモヘレノス(石橋脩)ハナにはこだわらず、自分のペースで進められた。最後もよく粘っていた。

▼6着ベストブルーム(高田)素直で乗りやすいけど、集中力を欠く面があるようで最後はやめてしまった。

▼7着トーセンアレス(横山典)ゲートを出ないのはいつものこと。芝の走りは悪くなかったし、いい競馬をしている。

▼8着マコトヴォイジャー(柴田善)芝でも問題なかった。重賞の強い相手でも集中していた。

▼9着ミッションモード(内田)ゴチャついた場所に入ってしまった。

▼10着ビッグバン(後藤)芝、ダートの適性うんぬんより、中央のペースに慣れていない感じ。

▼12着スマートジェネシス(松岡)馬場が合わない感じ。強い相手に頑張っている。

▼13着アースステップ(藤田)跳びの大きい馬で、ノメっていた。成長途上で、これからの馬。

[ 2010年03月08日 ] 

【弥生賞】ウオッカの後輩ヴィクトワールピサが快勝  <SP

ウオッカへ届け、この1勝。皐月賞トライアル「第47回弥生賞」(3着まで優先出走権)が7日、中山競馬場で行われ、単勝1・7倍の圧倒的1番人気に支持されたヴィクトワールピサ(牡=角居)が武豊騎手(40)の手綱に導かれ、インから抜けて快勝。重賞連勝を含む4連勝を飾ってクラシック制覇へ大きく前進した。厩舎の大黒柱ウオッカ(牝6)の薫陶を受けた後輩の頑張りに角居勝彦調教師(45)もホッとした表情を見せていた。

ウオッカの教えは後輩へ、しっかりと継承されていた。直線半ば、ヴィクトワールピサの前には先行馬の壁。だが、人馬とも余裕があった。「空けば抜け出せる手応え。空くのを待った」(武豊)。逃げたベストブルームが下がってスペースができる。すかさず馬体をねじ込んだ。坂上で左ムチ1発。一気にギアが上がり、内で粘り込みを図るエイシンアポロンをかわした。ゴール前では手綱を緩め、着差(半馬身)以上のインパクトでクラシックへと大きく前進した。

「着差はわずかでも強い内容。空いてからの反応、加速が良かった」。鞍上も納得の勝ちっぷりだ。初めて乗った時からG1を意識した素材。武豊は一戦ごとにテーマを決め、馬がどうクリアするかをチェックしてきた。皐月賞と同舞台、同距離の弥生賞は課題が多かった。最内枠、馬込み、折り合い、長距離輸送、道悪。すべてをクリアして鞍上に7度目の弥生賞Vをもたらした。「いいトライアルになった。弥生賞男?本番男と呼ばれたいね」。武豊は笑わせたが、クラシックに向けての手応えは十分に感じ取った。

角居師はホッとした様子で「重馬場が合うか分からず不安も多かったが、こなしてくれた。素直な性格で一戦ごとに競馬を学んでいく。特に課題もない」。指揮官の脳裏に浮かぶのは、やはりウオッカ。厩舎周辺の運動でウオッカは、いつも最後列から後輩に、にらみを利かせていた。「もっとキビキビ歩くのよ」。女王様オーラをまき散らしながらヴィクトワールピサやルーラーシップを鍛え上げる様子を、角居師は目を細めながら眺めていた。「(ヴィクトワールピサも)ウオッカが育ててくれたようなものだから…。彼女の思いをつなぐ馬が出てきてくれた」。女王の引退に合わせ、はなむけの勝利をささげた後輩を、指揮官は頼もしく感じていた。

次は、ローズキングダムが待つ皐月賞。新馬戦で唯一の黒星を付けられた宿敵を倒す舞台だ。武豊は「連勝を続け、あの馬と再戦できる。それがうれしい」と力を込めた。クラシック1冠目の大舞台。ヴィクトワールピサは堂々と2歳王者に挑む。

◆ヴィクトワールピサ 父ネオユニヴァース 母ホワイトウォーターアフェア(母の父マキアヴェリアン)牡3歳 栗東・角居勝彦厩舎所属 馬主・市川義美氏 生産者・北海道千歳市社台ファーム 戦績5戦4勝 総獲得賞金1億1155万7000円。 [ 2010年03月08日 ]



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