“前走がJRAのレースだった馬”について、前走の4コーナーの位置別成績を調査したところ、過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、前走の4コーナーを「5番手以内」で通過していた。
一方、前走の4コーナーを「6番手以下」で通過した馬は、連対率4.3%、3着内率10.9%と苦戦を強いられている。レース終盤で追い込んでくるタイプより、勝負どころで好位置につけられるタイプを重視したい。〔表3〕
過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、前走までの通算出走回数が「4戦以内」だった。
前走までに「5戦以上」の出走経験があった馬は、連対率10.0%、3着内率12.5%と苦戦気味だ。キャリアの豊富な馬よりも、レース経験が浅い馬に注目してみよう。〔表4〕
過去10年の優勝馬10頭は、すべて「1番~9番」枠だった。
2・3着馬の8割にあたる16頭も「1番~9番」枠で、「10番~16番」枠だった馬は0勝、2着3回、3着1回とあまり好走例がない。
2歳限定重賞としては最長距離のレースだが、阪神・芝2000mはスタンド前からのスタートで、1コーナーまでの距離が短いだけに、コースロスのある外枠は割り引いたほうがよさそうだ。〔表5〕
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