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ジャガーがウィリアムズで初G1/天皇賞/NI

<天皇賞・春>◇2日=京都◇G1◇芝3200メートル◇4歳上◇出走18頭

オーストラリアの名手C・ウィリアムズ騎手(32)を背にした2番人気ジャガーメイル(牡6、美浦・堀)が、重賞初制覇をG1初制覇で決めた。2着には昨年の覇者マイネルキッツ、3着には伏兵メイショウドンタクが入った。

1番人気のフォゲッタブルの出遅れを横目に、ジャガーメイルは好スタートを決めると中団で完ぺきに折り合った。最後の直線で好位から進めたマイネルキッツが抜け出したが、ウィリアムズに追われたジャガーが外から追い詰めると、残り50メートルで一気に差し切った。1日付で初の短期免許を取得したばかりのウィリアムズ騎手は「いい馬に乗せてもらってとても感謝している。初めて騎乗したけれども、調教に乗ったり、VTRを見たりしてハンディはなかった」と喜びを爆発させた。

馬連(12)(16)は2320円、

馬単(12)(16)は4190円、

3連複(4)(12)(16)は20万8890円、

3連単(12)(16)(4)は91万1660円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)

 [2010年5月2日16時43分]



【天皇賞・春】ジャガーメイルGI初制覇! /SAN
2010.5.2 15:52

2日、京都競馬場で「第141回天皇賞・春」(GI、芝3200メートル)が行われ、C・ウィリアムズ騎手騎乗の2番人気ジャガーメイル(牡6歳、美浦・堀宣行厩舎)がゴール前でマイネルキッツをかわし3分15秒7(良)で快勝。GI初勝利を挙げた。

レースは、大方の予想通りミッキーペトラがハナを切った。2周目あたりでマイネルキッツが早めに仕掛けて2番手に進出。直線では真っ先に抜け出して、完全な勝ちパターンに持ち込んだ。

しかし、残り1F付近からジャガーメイルが鋭く脚を伸ばし、マイネルキッツを強襲。ゴール板約50メートル手前で差し切り、悲願の重賞初制覇がGIのタイトルとなった。

ウィリアムズ騎手

「初騎乗だったがこの馬のレースのリプレーを何度も見た。最後までうまく乗れたし、きょうは調教師の奥さんのバースデー。最高のプレゼントになった」

堀宣行調教師

「伝統あるGIレースを勝ててとてもうれしい。4コーナーを回ったところでやってくれると確信した。常に一生懸命走る馬でいつかは大レースを勝ってくれると信じていた」

2着は昨年の覇者で4番人気のマイネルキッツ(牡7歳、美浦・国枝栄厩舎)、3着は武幸四郎騎手騎乗で16番人気のメイショウドンタク(牡4歳、栗東・本田優厩舎)。また、1番人気に支持されたフォゲッタブル(牡4歳、栗東・池江泰郎厩舎)は6着に終わった。

 ジャガーメイルは、父ジャングルポケット、母ハヤベニコマチ、母の父サンデーサイレンスという血統で、通算17戦6勝。重賞は初制覇。C・ウィリアムズ騎手、堀調教師ともに同レース初勝利。

払戻金は単勝が590円、

枠連は(6)-(8)で2170円。

馬連は(12)-(16)で2320円、馬単は(12)-(16)で4190円。3連複は(4)-(12)-(16)で20万8890円、3連単は(12)-(16)-(4)で91万1660円。ワイドは(12)-(16)が960円、(4)-(12)が1万8280円、(4)-(16)が1万9880円。

(除外、出走取消などで返還がある場合もございます。各レースの成績、及び配当金は、念のため必ずJRA発表のものでご確認下さい)


【天皇賞・春】キッツ松岡「イメージ通りできたけど…」  /SP

マイネルキッツは3/4馬身差及ばず2着。道中は好位2番手追走。松岡は「前回(日経賞)でテンに行かせるレースをしていたし、行きっぷりがよかった。今回、外枠を引いていたし、最初からこういうレースをするつもりだった」と理想の展開だったと説明。

直線で早めに先頭に立ち、粘り込みを図ったことについて「上がりの速いレースが多かったので、そういうレースは避けたかった。イメージ通りできたんですが…」と振り返った。[ 2010年05月02日 18:30 ]


【天皇賞・春】堀師「いつかは大レース勝ってくれると信じていた」 / SP

ジャガーメイルで天皇賞・春を制した堀師は「伝統あるG1レースを勝ててとてもうれしい」と顔をほころばせた。「4コーナーを回ったところでやってくれると確信した。
常に一生懸命走る馬でいつかは大レースを勝ってくれると信じていた」と陣営の思いを成就させた愛馬を称えた。 [ 2010年05月02日 17:30 ]

【天皇賞・春】無冠返上ジャガーメイルG1初制覇!  SP

伝統のG1「第141回天皇賞・春」は2日、京都競馬場で行われ、オーストラリアの名手ウィリアムズが騎乗した2番人気ジャガーメイル(牡=堀宣行)が豪快に差し切って優勝。重賞初制覇をG1で飾った。勝ち時計は3分15秒7。

連覇を目指したマイネルキッツは積極的に動いて2着、スムーズにレースを運んだメイショウドンタクが3着に入った。1番人気フォゲッタブルは出遅れたが響き掲示板を逃した。

2番人気、4番人気、16番人気の決着となり、3連単は91万1660円と高額配当となった[ 2010年05月02日 15:54 ]


【天皇賞・春】キッツ ゴール直前で連覇の夢潰える   /SP

松岡騎乗のマイネルキッツは積極的なレース運びで押し切りを図ったが2着惜敗。メジロマックイーン、テイエムオペラオーに次ぐ史上3頭目の連覇はならなかった。

抜けた実績を持っているにも関わらず、直前の人気は4番人気。燃えないはずはなかった。ゲートが開くと、積極的に前へ。2番手を確保すると、直線手前の坂の下りを利用して一気にラストスパートをかけた。勢いはさらに加速し、後続を引き離した。

連覇が見えたゴール直前。外からジャガーメイルの強襲に遭い、夢は潰えたが地力があることを改めて証明した。

[ 2010年05月02日 17:23 ]



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