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夏競馬の最高峰の戦い!「第45回 札幌記念」

 

夏の北海道開催の開催順が1997年に函館競馬場→札幌競馬場に変更されたのを機に、GIII からGII に格上げされたのが、この札幌記念。また、実績馬の参戦を促すため、負担重量がハンデキャップから別定に変更されたため、それ以後は数々のGI 馬も出走。2006年から定量に変更され、国内のGII では阪神Cと並ぶ最高額の賞金となった、夏競馬における最高峰の重賞だ。今年もこのレースを目標に調子を整えてくる馬たちが多数登場し、札幌競馬場の芝コースで熱い戦いが見られることだろう。その魅力ある一戦の傾向を、過去10年間のデータを中心にみていくことにしたい。



人気サイドが優勢!

単勝オッズ別成績をチェックしてみると、上位人気馬が大活躍。「単勝2.9倍以下」に支持された7頭のうち4着以下に敗れたのは、2000年7着のファレノプシスだけ。しかし、伏兵陣も活躍しており、「単勝20倍~49.9倍」のグループから5頭の連対馬が出ているのは、注目に値するだろう。

ちなみに単勝人気別では、「1番人気」と「2番人気」の馬が各3勝。それに対して、「3~4番人気」の馬は、3着が最高成績となっている。〔表1〕

〔表1〕 単勝オッズ別成績(過去10年)

単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
2.9倍以下 3-2-1-1 42.9% 71.4% 85.7%
3.0~4.9倍 1-2-3-4 10.0% 30.0% 60.0%
5.0~9.9倍 3-1-2-16 13.6% 18.2% 27.3%
10.0~19.9倍 2-0-1-21 8.3% 8.3% 12.5%
20.0~49.9倍 1-4-2-20 3.7% 18.5% 25.9%
50.0倍以上 0-1-1-33 0% 2.9% 5.7%

内枠が優勢!

札幌記念の成績を馬番別にまとめてみると、「1~8番」から発走した馬が8勝、2着9回という好成績

「9~16番」から発走して勝利したのは、2002年のテイエムオーシャン(14番)と2006年のアドマイヤムーン(11番)の2頭だけだ。札幌競馬場は、コーナーが緩くて直線が短いというコース。それだけに、いかに好位置をキープして走れるかが、大きなポイントなのかもしれない。〔表2〕

〔表2〕 馬番別成績(過去10年)

馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1~4番 5-3-2-30 12.5% 20.0% 25.0%
5~8番 3-6-4-26 7.7% 23.1% 33.3%
9~12番 1-0-4-25 3.3% 3.3% 16.7%
13~16番 1-1-0-14 6.3% 12.5% 12.5%



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